目を開いて 初めての世界 こわがらないで

 13時に「にじ画廊」から亜土ちゃんの油彩(お地蔵様・題名「な~む~」)が届くのを待って、午前中は書斎で書き物。届いた絵は綺麗に額装され、亜土ちゃんのサイン色紙もついていました。どちらも母君のお位牌台の隣に飾りました。例年の12月30日なら職場のPC・コピー機を使って年賀状の宛名・画像の印刷をする(一人ずつの文面は元旦に手書きする)のですが、母君のことがあって来年は年賀状を送らない(届いた分については、これまで買い込んだ展覧会美術展の絵はがきをお返ししする)のでその必要がありません。ですので、午前中に出勤できなかったのはその分と相殺される感じですね。

 書き物の合間に、何年かぶりに『M-1』を録画視聴しました。具体的には、審査員の談志がテツトモに「お前らが出る大会じゃない(大意)」と言い放った年以来です。決勝に残った10組については1組も知らず(和牛は名前だけ知っていましたがネタを観たことはありません)、とても新鮮な気持ちで観ることが出来ました。毎年TwitterのTLに流れた「上沼恵美子無双」というのも確認。私は上沼恵美子を愛して止まないのですが、(例えば『笑百科』のように)ネタをしている所を見たいのであって審査員は違うと勝手に思い続けており、実際に観て初めてしっかりネタをやっていたんだと先入観を反省した次第。決勝戦のミルクボーイという人たちはとても面白かったけれど、ぺこぱという人たちが絶賛されているのはよく解りませんでした(新しいと面白いは別の次元だし、新しさがあんまり板についてない感じがしたし……っつっても、決勝10組誰も知らん、みたいな人間の感想なんて意味は無いですね)。
 そう言えば、63回生Eくんはオツカル様のTwitterを(えれにすと繋がりで)フォローしているのですが、オツカル様が番組中の実況ツイートで「最後は最中でミルクボーイが優勝」というのを完全に予言してたのを「凄ぇ!」と言っていました(「すげぇ」を「すごく」という副詞として使うのがEくんの口癖なのですが、「すごい」という形容詞で使うのは初めて見ました)。

 TwitterのTLで、「5巻で終わるくらい短い、面白い漫画教えて」というのが廻ってきました。まとめを見てみると、色んな人が色んな漫画を挙げていてネット集合知感が(全然知らない作品がいっぱいあって面白かったです)。50種くらい挙げられていた中に「あれが無い、これが無い」と考えるのは楽しいですね。「無い無い」で真っ先に浮かんだ平成の作品(←若ぶり方が老け倒してます)は、古屋兎丸『幻覚ピカソ』、川原泉『メイプル戦記』、一条ゆかり正しい恋愛のススメ』、西原理恵子ぼくんち』、OYSTER『光の大社員』、原克玄『みんな生きてる』、安田弘之『寿司ガール』……等でしょうか(全部5巻以内で終わります)。

 14時に職員室入り、先ずは昨日のランチでまっぴぃに教えて貰った『芸術新潮』を検索、近所の書店に電話で予約しました。「東京のミュージアム100」という特集、上京虎の巻ですね。
 無人の職員室で、冬休み明けの課題テスト作成・授業準備等々のデスクワーク。これを今年の仕事納めにして、17時に自宅に戻りました。入浴後にHさんに電話したら「15分くらいに家を出るかな」と仰いましたが、「もりき」忘年会の開始時刻は18時です。今年は息子氏が東京から帰省しらっしゃるのでHさんの声は機嫌が良い。

 18時5分前に「もりき」にイン。缶ビール6本と、64回生Tくんパパからお歳暮で頂いた「越乃寒梅」4合瓶とを提げて。「もりき」常連忘年会はビールは最初の乾杯だけに限定されているので、ビール好き(私です)は持ち込んでおくんですね。因みに、開始時刻を3分過ぎた時点で3人しか来て居らずこれが「もりき」クオリティ、結局乾杯は30分近くになったのかな。会費は3000円で料理はマスターが全部。日本酒は、店のお酒をマスターのチョイスに任せて空けていく方式です。常連さんたちは小上がりの掘り炬燵、私はカウンターの小上がりに一番近い席に腰掛けてこれが定位置。大体途中で帰るから、テーブル席を陣取るのは申し訳ないんですね。今日も、21時過ぎ(宵の口)にお暇、Hさんもお帰りになるということで、途中Hさんちでお茶を1杯御馳走になってから帰りました。

 さて、年末です。今日の出勤で今年の仕事を締めたので、明日は昼に懐石「G」でお節料理を受け取る以外に用事がありません。飲み会は現在の時点で1月2日・3日・4日と約束がありますが、大晦日・元日は独りでフリー。こんなの、人生で初めてのことです。若しかして、明日と明後日って、朝から家でお酒のんでだらだらしたりしてもいいんでしょうか。或いは、飲み屋とか開いてたら行ってもいいんでしょうか。どうしましょ。