好きでお酒を 飲んじゃいいないわ 家にひとり帰る時が

 ホテルで健康的に起床、6時半のレストランでホテルバイキング。珍しく惣菜一種類に小鉢一つという(洗い物が大変そうな)システムで、フワフワのスクランブルエッグや納豆・湯豆腐・塩鯖などの定番から、五島うどん皿うどん・中華風蒸し物などご当地物まで、お盆に小鉢がびっしり。満腹。
 この時、レストランのTVで流れた朝のニュースで、新型コロナウィルスの影響でいくつかのパフォーマンス集団が中国からのランタンフェス参加を断念している、というニュースが流れました。これをその日の朝にtweetしたのが、私が「コロナ」という言葉を意識して使った最初ということになります(新聞・TV・ネットのニュースを基本的には遮断しているので、他の人よりはずっと遅いはずです)。今回の長崎旅行に関して、体育先生は「ちょっと怖いけど、まぁ」というスタンスで、長崎行きのことをお話ししたK市の母・Hさんからは「大丈夫? 止めておいた方が良いんじゃない?」と心配されたんですね(4/19記)。

 朝食後に大浴場・サウナで気持ち良く汗を流して、ホテル周りを散歩。9時に待ち合わせた体育先生とお土産(角煮饅頭をHさん・事務嬢さん・「もりき」ご一家に)を購入してから車で出発。宿酔いではないですが、お腹は(朝食も鱈腹食べて)いっぱい。毎年毎年、私「食べ過ぎですよね~」 体「いや、飲み過ぎやろ」 というやり取りを帰りの車内でするのが恒例です。帰りの高速でもずっと懐メロのCDを流してあれやこれや言いながら。途中、強い雨が降ってきたので少しボリュームを上げて(結局、市内をうろちょろしている時「だけ」雨がやんだことになりますね。体育先生の強運です)。
 西鉄小郡駅まで運んで頂いてお別れ、ホームに着いた直後に急行が滑り込んできたのでそれに乗ってK市に戻ってタクシーで学校。出勤していた事務嬢さんにお土産をお渡しした後、夕方までずっとデスクワークを。

 18時に帰宅、先ずはHさんと「もりき」にお土産を届け(店で飲まずに、お土産だけお渡しし)て帰宅。入浴後、19時から自宅マンションの住人総会に参加。私は副理事長(任期2年、今年の3月まで)なので司会補助めいたことを。駐車場の監視カメラを増設する件、町内会費支払いの件、一級建築士によるマンション点検の報告、等々の案件。何だか「生活」してますね(自分の人生には、「生存」と「仕事」としか存在しないと思っていました)。総会が終わった後、ご近所のスナック「S」で美味しい小鉢料理をいただいてから帰宅、健康睡眠。

 鴻上尚史『「空気」を読んでも従わない 息苦しさからラクになる』読了、★★★★。「世間」と「社会」との比較。例えば日高六郎が「大状況」「小状況」という呼び分けを使っていたのを大昔(昭和)の東大の入試で読んだり、茂木健一郎の新書で「世界知」と「生活知」について書かれた部分を配布したり、生徒には概念としてよく紹介する内容なんですが、実践するとなると何とも。
 それとは別件ですけれども、「世間」と「社会」と言えば、漢語と翻訳語との違いって、国語の教科書に詳しく載ってるんでしたっけ? 私、高校の現代文では独自に扱いますけど、そう言えば教科書の助けを借りたことがないような。