Rising Sun/いつかきっと…

 ネットを開いて目に入ったニュース小見出しを思わずクリック、普段ニュースは(割と意図的に)見ないんですけど、時々引っ張られることは当然あります。今日は、お姉様の名前を見て。「叶恭子 著書12年ぶりリニューアル『私たちも進化しております』」
 恭子お姉様の御著書でリニューアルされる普遍性を持つものといえば、勿論『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』(よりみちパン!セ)ですね。所謂タレント本の中にちょいちょい出てくる好著・名著の中の一冊。書中の人生相談を嘗て中学入試用に作問して没になったのも良い思い出です(まだ若かったので、入試出典に叶恭子って面白くね? という悪戯心はありましたが、文章はきちんとしていたんですよ)。リニューアル版も購入必至です。

 午前中は書斎で書き物、散歩がてら西鉄に出て本屋を覗き、2週間前にも訪れたラーメン『麺志』(F校生の魂食)で今度は普通の豚骨ラーメンを食べました。うん。やっぱりこないだ食べた(期間限定の)味噌味の方が好き。因みに、このお店、春の内に市内に2号店を出すそうです。F校生だけじゃなくて、本当に人気なんですね……と思ったら、その場所が「隈下」近くっつーことでF校から徒歩圏内の下校道。こんなん、完全にF校生を吸い上げにかかってるじゃないですか。店内に「定期テスト後のご来店でーーーーーーっす!」「あぃよーーーーっ! おー疲れ様でーーーーっす!」みたいな掛け声が響きそう。

 午後は学校まで歩いて職員室で仕事。後期医学部の自己推薦文添削は佐賀大学。何度か書いているかも知れませんが、この大学の校規自己推薦は独特で、事前に提出をするのですが、毎回テーマが違うんですね。「人生で見た最も美しいもの、に絡めて自己推薦(大意、以下同じ)」とか、「人生の失敗経験、に絡めて自己推薦」とか、「災害時の医療、に絡めて自己推薦」とか。今年は、「少子高齢化、に絡めて自己推薦」でした。医学に寄るテーマの年もあれば、そうではない年もあります。どちらもとても難しい(難易度が高いというよりかは深い内省、即ち誠実さが要求されるという意味で)、国語科恩師先生からは、56回生の生徒が(失敗経験に絡めた)自己推薦を泣きながら書いていたというお話を伺ったことがあります。

 夜は「もりき」で独酌、と思ったら小上がりもカウンターも鴨の予約でいっぱい、断られてしまいました。仕方が無いので、自宅徒歩10分の焼鳥「T」を7年ぶりに訪問。牡蠣巻き串は、ここ以外では見たことがありません。