夢の通り道 二月の丘

 高1学年通信に寄せる巻頭言の添削依頼が、教務部長地理先生から。高1生へ向けた進路選択に関する文章で紹介されていた「悩める卒業生」、地理先生の印象に深く残ったとのことですが、イニシャルと内容とからの類推で「57回生のYくんですか?」と伺えば果たして的中。63回生Tくん(理系→東大工→経産省)の名言に「Course to Science, spirit in humanity.」というのがあるんですけれども、Yくんもその口でした。そういう意味で印象に残る卒業生は、毎年1人、2人くらいは居ます。

 8時前に出勤、高1古文の授業が3・4・7限にあってこれが昨日録音した『枕草子』。生徒録音の範読テープを流している(生徒はそれを聴きながら本文を目で追っている)合間に、霧吹きを持って除菌剤をシュッシュシュッシュしてます(怪しいですね)。高3は今年度初めてのテスト会(全部で3回あります)で、東大・九大・阪大の漢文、及び一橋大の近代文語文、の答案が50枚強、12時に職員室に届きます。授業の合間が添削の時間で、具体的に書けば1・2限が卒業生答案の添削返送、5限が学年会議で、昼休みと6限とでテスト会の答案添削。それだけでは終わるはずもないので、後は未明の書斎でガシガシとお仕事です。2月になりましたね。

 夜は「もりき」でサクッと鴨の小鍋立て。未明の添削を控えて酒精も抑えめで(と書くと「添削をやらない」と解釈される可能性もあるのかな)。