かえって きたら たちまち げんきに なっちゃって

 早朝起床、大浴場で湯浴み、着替えて出発。学年団・我ら高1Aメンバー、事務嬢さん、Hさん、「もりき」マスターへのお土産は全て空港で購入。朝9時過ぎの飛行機で帰福、高速バスでK市へ戻り、そのまま学校へ直行しました。学校関係者へのお土産を配って、2時間程デスクワークをしてから帰宅。入浴。お風呂のお湯をためている間に、次の上京(今月末、東大入試応援)の夜の店を1軒予約しました。以上で、今回のりょ……出張はお仕舞い。

 もぐす『潮騒の魔女(1)』読了、★★★。
 恩田陸『ドミノin上海』読了、★★★★★。20年前のワクワクを思い出しながら。分厚い小説を読むのに移動中の細切れ時間(飛行機や高速バスの中ではやや長めでしたが)を使ったので一気読みというわけには行かず、その間何をしている時でも頭の中のどこかで続きが気になるという読書体験(全部で100の断章に分かれているので適宜時間を区切って読めます)。市橋(全作しか読んでない人にとっては旧姓の加藤)えり子さんは格好いいぞ!

 でもって、月末(東大入試応援)中の夜のお店が全部確定しました。
 2/22(夜):池袋「カレーうどん ひかり TOKYO」
 2/23(夜):下北沢「酒肴 みうら」
 2/24(夜):新橋「俺のイタリアンJAZZ」
 2/25(昼):青山「LATURE」
 2/25(夜):五反田「庭つ鶏」

 更に遊びは続く、夜は事務嬢さんとさし飲み。餃子「T」は瓶ビールがアサヒもキリンもサッポロも置いてあって素敵(今日は赤星を注文)。事務嬢さんは有無を言わさず最初の1杯を注いで下さるという癖(へき)の持ち主でいらっしゃるので、最近は「乾杯」の代わりに「続きは手酌で!」と少し長めの掛け声をかけてます。
 「T」からは文化街が近いので、徒歩10分のところにある馴染みの小料理屋「S」に向かいます。「T」を出た後、「S」に電話をしたらママさんが「あら、先生、いらっしゃるの? そう」と含み。本日最初の客だったようでカウンターに2人で座って「何かありました? この後で団体が来るとか?」と伺ったらママさんは「何でもないのよ」と仰る。

 「何でもない」っちゃ何でもない話でしたが、私たちの後の予約客が知り合いだったという話で。10分も開けずに入ってきた3人、先導しているのはF校親玉大学病院のお先生、56回生Tくんです。教え子やんけ。で、彼が後ろに連れている見知らぬ若者お二人が研修医さんたちで、仲間内の飲み会の2次会なんですと。
 お互い既に酔っ払ってる2人と3人とですからカウンターで打ち解けるのも早く、飲めや歌えや笑えやで深夜まで(我々が騒ぐのが外まで聞こえたのか、今日は他にお客さんが来ませんでした)。いつものように私が一足お先で、「事務嬢さ~ん、帰ろ~」「帰り~」という茶番を経てから帰ったんですが、今日は私、帰る前に初対面の研修医くんに「帰ろ~」って声を掛けて。「お持ち帰りか!」とからかわれたんですけど(一緒には帰ってませんよ)、案の定、私が帰った後直ぐに倒れてグロッキーだったそう。隣で喋りながら飲んでて、あぁ、この人、もうすぐ「仕舞う」な、って解りましたもんね。

 事務嬢さんから口止めされたんで言いません(ここでも詳述しません)けど、Tくん、軽いノリで事務嬢さんにかけた言葉が地味に(且つ確実に)事務嬢さんを傷つけたそう。その場では聞き逃したんですけど(聞いたら叱ってました)、成程、ハラスメントっちゃ怖いもんだね。