中井くん、君はいいぞ!

 5時起床、ベッドでうじうじ過ごしたり本を読んだりお風呂に入ったり、無為に時間を過ごして8時半にチェックアウト。博多駅の筑紫口に移動して、ホテル喫茶某店にてモーニングプレートを注文しました。「自粛御膳」では決して出てくることがないトーストが食べてみたくなったのです。
 トースト(バター・苺ジャム)・サラダ・ヨーグルト・ゆで卵がワンプレート、ミニスープ・ドリンク・パウンドケーキ。9時前入店の遅い時間だったので客は少なく、少し離れたテーブルでは良く通る声のお姉さんがマルチの勧誘に熱心。こちらはゆで卵の殻を剥いたりケーキに細かく混入しているレーズンを穿り出したりという細かい作業に集中。プレートは和風の物もあったんですが、そっちを選んだ方が良かったかしらん。

 10時開店の駅ビル書店に寄って数冊の本。中に、今週末一緒に飲むことになったF校同級生(高校47回生)の著書があります。神本秀爾『レゲエという実践 ラスタファーライの文化人類学』、2017年の単著。京都大学が若手研究者の初単著を応援するという企画の一冊だそうで、冒頭には山極学長の辞が。ゼロの疎さを隠せもしないジャンルですし、1冊読んだだけで週末にお話が出来るほど何かが解る訳でもないのでしょうが、ゆっくり(汚さないように)読んでから、F校の図書館に寄贈しようかな。
 新幹線でK市に戻ってタクシーで自宅。最初にやったのは、こないだ機種変更したばっかりのスマホと自宅のWi-Fi環境とを繋ぐ作業(完全に忘れていました)。入浴後に学校に出発。

 「Go to キャンペーン」とお盆の帰省自粛要請は矛盾するのではという議論の話題を職員室の先輩から振られました。矛盾しない派の論拠には、観光は感染リスクが低いけれど実家帰省はリスクが高いというのが挙げられるとか。私も矛盾しない派なんですけれども、理由についてはてっきり、行った先で観光地・宿泊施設に金を落とす人間のみ移動を許したいからだとばかり思っていました(実家泊は金を使いませんから)。
 因みに、前も書きましたけれども、「自粛要請」という言葉は(責任回避一義の性根が生んだ)形容矛盾です。ちょっと前に「自粛と補償はセットだろ」というハッシュタグが流行りましたが、私は「禁止と補償はセットだろ」が正しいのではないかと思います。

 学校では、添削・時間割業務。昨日約束した生徒と東大入試記述に関しての面談を20分程。別の高3生(のお母様?)から、博多山笠をイメージしたデザインの扇子を頂戴しました(多謝)。何だか、良い匂いのする品です。

 8/4も「自粛御膳」はお休み、肉料理「I」にて64回生Tくんとさし飲み。
 ある程度の金額を払ってお任せコースに飲み放題、日本酒は乾杯用のスパークリングを持ち込ませてもらうという常連気取りの我儘をお願いしました。早稲田大学4年生のTくんは大学完全オンライン化の影響で春からずっと福岡の実家暮らし(現在はお父様の職場でアルバイトをしながら勉強中)、秋にはF校で教育実習(担当は何と保健体育!)なので、今夜(も時節柄)出来なかった「二次会」はその時に、ですかね。Tくんからは日本酒のお土産を頂戴しました(多謝)。
 「日本酒チャレンジ」は持ち込みで広島「一代弥山」(スパーリング)、これははっきり言って今イチでした。