京都から博多まで

 健康的に起床、部屋風呂でゆったり、チェックアウトは7時30分。ホテルを京都駅方面に南下して15分ほど歩いた場所、東本願寺向かいの小路にあるダイニング「ロリマー京都」にて朝食を採るのが今回の旅行最後の贅沢です。町家をリノベーションしたお洒落な店内、料理人氏はオールイングリッシュで海外みたいだと思ったら本当に海外の日本食店で京都へは逆輸入の形なんだそうです。私は15分前から並んで一番乗りでしたが、開店時には私の後ろに既に3組が並んでおりここまでで満席、開店後に訪問した人たちは全員待たされる(空きが出来次第電話連絡が来る)ことになっていました。
 一汁五菜で2000円、お茶のペアリングで1000円、白飯を鯛の焼きおにぎりに替えてプラス300円、しめて税込み3630円! お茶のペアリングまで注文したら時間が1時間超かかると言われましたが、新幹線の時間にとても余裕があったので逆に望むところでした。食前の煎茶(2種類の温度で)と食中の焙じ茶とは京都は和束産、食後の粉茶は福岡は八女産でした。
 ・煎茶(低温60℃)
 ・煎茶(高温80℃)
 ・焙じ茶
 ・ハマチの幽庵焼き
 ・五菜(牛蒡と胡桃との金平/南瓜の白和え/豆腐の味噌漬け/牛乳入り卵焼き/柚子風味浅漬け)
 ・鯛飯焼きおにぎり
 ・味噌汁
 ・粉茶

 京都駅から新幹線で新大阪駅、駅構内で大量の色々とお土産を購入してから新幹線へ。3時間をゆったりと過ごして(「さくら」の座席は「のぞみ」よりも広々)K市着。
 タクシーで同窓数学・若手体育ご夫妻のご自宅を経由して帰宅。父子で出かけていたところだったので、産休中の体育先生にお嬢様へのお土産・伏見稲荷のお守りをお渡ししました。

 帰宅後は入浴、着替えて再びタクシーで出発したその目的地は「ニトリ」で、遂に私、我が家の台所に茶箪笥(食器棚)を設置することを決意。「自粛御膳」用の小鉢に酒器にと買い込んだ結果、台所がとっちらかって仕方がなくなって来たのです(まな板を置くスペースも無いくらい)。水曜日には「今宵堂」から酒器・肴器が届きますが、あんな愛らしいアイテムを無造作にその辺に放っておくというのは申し訳ありません。両手で事足りる程度の種類しか食器が無くて毎日同じ物を使っているなら、食洗機(自宅を買った時点で台所に据え付けられていたもの)が食器棚代わりでも良かったんですけどねぇ。
 「ニトリ」の「何たらボード」コーナー、食器棚なんてどれも大して違いはないでしょ、と思っていたし実際そうなんですけど、大して違いのない商品が幾つも幾つも並んでいて埒があかん、好みが無いと逆に決まらんなこれは、というのがコーナーに入って直ぐに判ったので、店員さんを呼んでオススメを聞きました。ぱっと見30代、小者感、独りで家具屋、程度の情報量でしょうか。店員さんがオススメに迷ったらいけませんので、「独り暮らしで自炊はしますが食器の種類は多くありません。炊飯器・オーブントースター・レンジ・T-falの湯沸かしは持ってます。家族が増える可能性はありません。万が一がありましたら、ここで買い換えます。最優先は、在庫があって自宅に届くまでの期間が短いことです」と条件をお話ししたら、1分で決まりました。たいむいずまねー。
 というわけで、10/4(日)の午前中に、私の自宅の台所にホワイトの食器棚が届くことになりました。高さは私の身長に届くか届かないかというところ、だから180cmですね。炊飯器・トースター・T-falを置くスペースがありますので、台所が随分広くなりそう(電子レンジは冷蔵庫の上)。

 61回生Hくんから「K市で飲みに連れてって」コールは即諾。職場東京の実家帰還、読んでムカつく方が居たら申し訳ないですけれども、お断りの選択肢は無しです。うぃずころな。
 9/20も「自粛御膳」はお休み、現在K市のちょっとお高い焼肉店ランキング私的1位の「H」にてさし飲み。うぃずころなですんで、何だかんだで換気の良さそうなジャンルの店を選んでる私、やはり小者感ぱねぇって感じです。肉を餃子の皮状態で提供されてコロンブスの卵だったネギ塩タン(ネギがこぼれません)から始めて、お任せの赤身を少量多種でずらり(とうがらし・内モモ・くりみ・カメノコ・うちひら・イチボ・うわみすじ)。最後は溶き卵につけて食べる牛すき。
 Hくんと会うのは3月の東京以来、私学共済で「半沢直樹」をやってる(?)彼の仕事話は、まぁ私学で働いている身にはリアルで大変面白いです。彼は大学在学中にF高で教育実習をやった身で普通の卒業生以上にF校の内部事情に通じているので、こちらの職場のぶっちゃけ話も「ある程度」は出来るのでこちらのタンも滑らかに動きますし。

 軽く(っつっても2時間)バーで飲み直してから、Hくんが市バスで帰れる時間に解散。彼は八女までバスで帰って、更に待ち合わせた弟くんに車で送ってもらわないといけない場所に住んでるそう。
 Hくんが車で自宅に運んで貰っているころ、私はリビングで日本酒の栓を開けていました。焼肉屋にもバーにも新しい日本酒が無かったので、「日本酒チャレンジ」は自宅でスタンプを押さないといけないんですね。福島「会津中将」(純米吟醸)。

 健康的に睡眠。明日も明後日も休日ですが、3日学校を空けているので、流石に働きます。