10000年と過ぎ去る前に 僕が今やるべき事は

 久しぶりの授業は、高2現代文を5コマ。教材は清水哲郎「死と向き合う」。2001年の雑誌『思想』の「思想の言葉」として発表され、07年に京都大学の入試に用いられた文章が教科書に登場。本来のタイトルは「死に直面した状況において希望はどこにあるのか」だったと記憶していますが(東大・京大・センターの出典くらいは流石に)、タイトルを変更するのはどうなんでしょうか(筆者の許可があるのかどうかは知りません)。
 授業が5コマあると、それだけで就業時間の殆どを奪われてしまいます。実際、8時半~17時の就業時間で授業以外に出来た作業は、漢字小テスト200枚の採点(15分)、明日の時間割変更の職員室用・生徒用データ更新(15分)、おおもとの時間割変更パズル(1時間半)ってとこですね。だから、授業準備(プリントを作ったり板書計画を考えたり)というのは始業前、例えば6時だとか7時だとかに学校に入ってやりますし、特講の添削は夕方過ぎや未明の書斎での添削になるわけです。私、今、部活の監督が無いんですけど、それをやったら即パンクです。

 高3生が独自に依頼して来る大学過去問・志望理由届の添削もそろそろ増えてきました。今のところは週2~3時間程度の……「サビ残」っていうと腹が立つから……「ボランティア」ですが、いずれもう少し時間を取られるようになるでしょう。高3の依頼を断るという選択肢はありません、これは国語科恩師先生の教えだから私にとっては絶対。断るとすれば、物理的に(つまり時間的に、若しくは心身の機能的に)不可能になった場合だけでしょうね。何せその為の独身ですから時間にはいつでも余裕があります、こん平の帰りの鞄みたいなもんです。

 9/23の「自粛御膳」。
 豚鍋・海老フライ・小鉢5種。海老フライは惣菜屋で購入、オーブントースターの揚げ物温め機能を試したかったので。初の「温め」は、指示された通りの温度・時間を遵守したら少し尻尾が焦げてしまいました。反省。豚鍋は、こないだ向田邦子のレシピで作ったものが最高だったので再び。
 福島「稲川」(蔵出し原酒 にごり酒)。