線を書く 線を書く 私とあなたの間に

 舎畜……「学び舎」なので「舎」畜……には新年より新年度が大事、今日を「非を改むる非のはじめ」とせぬ精進を決意する所存。
 今年度は、教務主任として時間割係を継続、70回生高3の担任団からは外れて学年所属無しになりますが、授業・特講は高3現代文だけの担当ですし、何だかんだで副担任業務のお手伝いくらいはするという曖昧な立場になります。つまり、時間割と高3現代文という私にとっての「2大好きな仕事」だけを課される至福。瓦全17年を経て俄然やる気の18年目、ですが我を忘れないようにはしないといけません。本厄ですし。

 午前中の新幹線で京都から帰還。朝は京都駅で購入した鳥カツ弁当をがっついてデブ活にとどめ。車内では本を読んだりCDを聴いたり。
 11時過ぎにK駅着、帰宅後にHさんちにお土産(のっぺいうどんと、4月からK市で再就職の息子氏へのお祝いと、仕事用に車を買うというので交通安全のお守りと)をお届けしてから学校へ。

 学校ではデスクワークをしようと思っていたのですが、4月から休学して海外に出られる70回生某さんから面談の申込みがメールで届いていたのをすっかり見落としていました。慌てて返信をしたら、何とかギリギリでお会いでき、30分ほどお話を。

 4/01も「自粛御膳」をお休み、居酒屋「もりき」に滋賀・京都のお土産を渡しがてらの訪問。
 鴨のくるみ和え・雪鍋。

 旅行中に読了の本は以下。
 中村光聖☆おにいさん(19)』読了、★★★★。
 西加奈子『おまじない』読了、★★★★★。久しぶりに読んだらやっぱり巧すぎる。生徒に読ませたい文章は模試や入試やに出せば良いのですが、巧すぎる作品に傍線を施すのはどうも不粋に思えてしまいます……と言いながら、実際には幸田文山田詠美最果タヒも本文に使ってるんですけれども、それらは全て随想だからだと辛うじて自分に言い訳を。小説の問題、担当したくないんだよなぁ……って、本の感想と全く関係ありませんが。