タピ セツコがいなかったので…

 筆者タイトル他全てを秘する必要がある本を一冊読了、★★★★★。要するに入試・模試関連の素材に使うってことなんですけれども。
 RENA『本橋兄弟(4)』読了、★★★★★。これも素晴らしいと思うんですけれども。比べるもんじゃないとは思うんですけれども。

 和山やま『女の園の星(2)』読了、★★★★★。これがもうね。
 職員室の給湯コーナーで湯飲みを洗っていたら、お茶を注ぎにいらした世界史先生に話しかけられて。
 世「休みの日に街中で生徒とすれ違ったりしたら」
 国「はい」
 世「隠れますよね?」
 国「はぁ……」
 世「プライベートは見られたくないじゃないですか」
 国「オンオフのオフってことですか?(←言った直後に失礼と気づくももう飲み込めない)」
 世「ジュンク堂の漫画コーナーに居るところとか絶対見られたくないじゃないですか」
 国「はぁ(←blogで読了本を全部晒している)」
 世「大体、昔って、生徒、街中で出会ったら隠れるのが普通でしたよね」
 国「あ~、学校外の教員は見たくないし学校外の自分は見せたくないってのはあったかも(←寮生で内外の区別がなかったのでよく分からないながら話を合わせた)」
 世「でしょう? なのに、今は『せんせ~』とか手を振って向こうから」
 国「他人のオフ(←失礼を重ねる)を見るのに抵抗がないんですかね。まぁ、芸能人までがネットで積極的に晒す時代ですし……」
 ……と話しながら、次第に自分がさっき読んだ『女の園の星』の職員室に紛れ込んだような感覚がしてきたのに途中でドキリとしました。そんなにのめり込んでるんですねぇ。

 2時半起床、お風呂にお湯をためながら45分間添削、入浴後に3時間添削。洗濯物を畳んで洗い物を食器棚に戻して母君のお供えを取り替えて、着替えて徒歩通勤、学校着7時45分。添削済み40枚超の答案の得点集計を済ませたら各クラス担任の先生の机上に束をお届けしたら特講業務は終了。今回の88年第一問(鈴木忠志)・次回の84年第一問(西部邁)は設問が3題しかないので、添削は4時間ちょっとあれば終了します。が、次々回の05年第一問(三木清)は設問が全部で5題、しかも内1つは120字解答と来ていますので、40枚を添削したら5時間どころではききません。この辺りから、何となく「勝負が始まったな」という感じになるかな。

 明日から第1回定期テストが始まる関係で、今日の時間割はいつもの木曜日と若干変わっていて、通常の共通テスト(←名称嫌)対策授業3コマに加えて、6限に昨日特講をやったばかりの文系東大志望組の二次対策授業が。内容は京大08年の青柳瑞穂随想。別に「2日も連続で未明の添削なんてやってられるかい!」という理由では無いんですが(もやしっ子ですがそれ程ヤワではないです)、この添削は明日の返却をしないということを授業内でお生徒さんたちに伝えています。理由は、厳しい点数のついた添削が定期テスト途中で帰って来るのが精神衛生上あんまり良くないかも知れないというもので、これは土曜(定期2日目・翌日が日曜中休み)の帰りに返すことにします。

 5/20の「自粛御膳」。
 ところてん・カンパチカマ煮付け・タン塩レモンサラダ・野菜オーブン焼き・小鉢5種。
 362蔵目・愛知「金鯱」(寒造り しぼりたて 特別純米生 貯蔵酒)。炭水化物の代わりにところてんを置いてみたらいい感じ、次の買い物で何食か分を買い込むことにします。一度「いいな」と思ったら割と長い間続けられるんですね(冬は「もりき」で一週間湯豆腐とか)。これも「日常性の維持」なのかしら。