押すな押すな

 コロナで暫く舞台鑑賞から遠ざかっておられるというHさんが何か観たいと仰った成り行きで、7/16(金)の「首切り王子と愚かな女」(井上芳雄伊藤沙莉若村麻由美)@K市シティプラザ、を観に行くことに。ここでの観劇は、独りでなら昨年の鹿賀丈史『生きる』、Hさんと2人でなら2018年の藤原竜也椎名桔平レインマン』以来ですね。

 事務嬢さんから、パートナー氏の昇進が正式に通知されたというご報告。提出レポートのアドバイス(5/9)がどれほど役に立ったのかは判りません……筆記やグループディスカッション等の試験があったそうで実際は恐らくそちらが主なのでしょう……が、微々たる助力だとは言え気にはなっていたので痞えが取れた気分。でも、あと一回くらい何か集(たか)ろうかなぁ。

 3時起床、特講添削・入浴、朝の準備をして出勤7時過ぎ。今日は2・5限が授業で、2限の後に教科書会社の方がいらして新カリキュラム用の教科書の売り込み(緊急事態宣言の影響でアポ無しの来校が禁止になったのですが、逆に言えばアポイントを確り取ったらもう逃げられないということです)。
 教科書会社の方を応接の後、昼休みを利用して血痰ネーミングショッピングモール「You meタウン」へ往復して食材他の買い込み。

 93年の東大現代文の問題、川村二郎の文章。「円の威力にものを言わせて全世界を股にかける現代日本の旅行者」というバブル臭い一節が登場するのですが、長い間添削をしてきて、この一節の意味が全く判らない(歴史としてすら知らない)生徒が遂に出現、お待ちしておりました! 「えっ、日本って、お金持ちだった……の?」みたいな感じ。嬉しくなって周りの先生方にお話ししたら、何人かのバブル世代が口を揃えるように「NYを買ってたというのに!」とお嘆きだったのも面白く。

 6/1の「自粛御膳」。
 十六穀米・だご汁・刺身4点・キムチ奴・小鉢2種。
 368蔵目・長野「井乃頭」(純米吟醸)。
 近所の「三河屋」さん(本当はそういう名前ではないです)から一番お気に入りの「クラシックラガー」が1ケース。2本を日本酒セラーに投入。今夜は別に準備したジョッキビールにして、明日から冷えた瓶が飲めます。