俺が見た文化っていいじゃん ハニー!?

 今日は2クラスで共通テスト(←名称嫌)対策授業で、扱うのは00年本試験評論、近藤譲「『書くこと』の衰退」。放課後には東大文系現代文特講で、扱うのは05年の三木清『哲学入門』。これはどちらも大変面白い文章・問題なので甲斐があります。後者特講は添削が大変ですけれども(今年の文系東大志望は40人超で例年の倍、120字記述を含む問題の添削は6時間程度かかります)。
 近藤譲の文章の前半を読めば(文章・設問を通じて)文化の客観性について判りますので、放課後の三木清の言う(問三)文化の客観性が自他の連関を導くという論が腑に落ちやすくなるかも知れません(2つの教材を同日に扱うのは完全に偶然です)。

 授業は1・2限、デスクワーク、昼休みを利用して自宅往復(クリーニングを出して入浴)、放課後に2時間の特講。特講終了後は、職員室で1時間だけ添削をして(漢字と筆記1題分だけ)、タクシーで帰宅……ですが、降車したのは自宅ではなくHさんの家。「自粛御膳」用に南瓜の煮付けを貰えることになっているのです。

 6/2の「自粛御膳」。
 納豆御飯・豚汁・烏賊里芋煮・白菜酢漬け・小鉢4種。
 369蔵目・岐阜「白川郷」(にごり酒)。ちょいちょい量販店で見る銘柄(昨日、血痰ネーミングショッピングモールの血痰ネーミングスーパーマーケットで購入)で、不味くはないけれど濁醪のドロッと感はやっぱり若干苦手。