地平線 Ma

 本日も高3は外部模試受験で私は授業・特講無し。
 で、本日はライブ鑑賞で夕食が遅くなるのでちゃんと昼食を摂ろうと思い、学校正門徒歩3分のラーメン店「M」に行ったんです(F校生の魂食・豚骨ラーメン「M」の支店で、味噌ラーメンの専門店)。したら、11時オープンの3分後に到着した時点で店内(テーブル4・カウンター3)は満席。店の外には既に2組の客が。知らなかったのですが、新メニューのつけ麺を始めて最初の週末だったそう。店外整理の店員さんに見つかってしまい、券売機に誘導され食券(新メニュー)を買ってしまったらもう帰れません……っつってもまぁ3組目だしそんなにゃ待たないだろうと思ったら、つけ麺は茹でるだけで10分かかるし(後で判ったんですけれども相当量が多くて)食べる方も時間がかかるしと、まぁ待ちに待ったり45分! 着丼まで10分ですから、店に到着してから一口目を啜るまでに一時間を要したことになります(因みに、私の入店時、後ろには10組以上が並んでいました)。麺は300gで味噌つけダレにはバラ・ダルムの炙りがたっぷり、具材も極太チャーシューから卵にメンマにと盛り盛りで、厄年の胃は若干の敗北気味。いや、美味しかったんですけど。

 半ドン後に少しだけ仕事をして14時半に帰宅、入浴後に着替えて鳥栖に移動です(JRのK駅から鳥栖までは鈍行で8分です。県境を福岡県→佐賀県、と越えますが)。本日、市民文化会館にてAJICO再結成ツアー。何故だかは知りませんが、開催地は「東名阪佐」、佐て。
 「密」を避ける為に、開演直前まで近くの「星乃珈琲」で時間を潰してギリギリの会場入り(辛うじて、CD売り場で旧譜『深緑』を買う時間はありました)。CDの販売コーナー、小学生の壁新聞みたいな手作り感の看板・ポップが如何にも佐賀。「全国4箇所、貴重な復活ライブへ!! ようこそ」の味わいに惹かれて写メを撮らせてもらいました。因みに、同じく「密」を避けるためにアンコールは観ずに会場を出ました(一番最初に会場を出た客です)。

 AJICO『接続 Tour』@鳥栖市民文化会館
 四半世紀の念願だった生のUAは巧過ぎて啞然としてしまいましたし、実物を観るまでよく知らなかった浅井健一氏も(「も」て失礼な)カッコ良かった。AJIKO以前の(つまり前世紀の)「情熱」「悲しみジョニー」や「ペピン」、20年前の『深緑』収録曲、復活2021年の新譜全4曲、カバー曲……等々セットリスト盛りだくさん。必ずしも若くはない(20年前の若者である)観客はそれでも1曲目から総立ちで、ソーシャルディスタンス座席配置なのを良いことに腕を突き上げまくり、舞台上のUAに合わせて踊りまくり。
 UAのMCは本人曰く「関西弁の時には上沼UA子になる」とのことですが基本ゆるふわ(歌い始めた時のギャップが凄まじいです)で、話題もメンバーの好きなお菓子だとかロックから遠いもの(UAカヌレが好きだそうで、浅井氏はカヌレを知らない様子でした)。浅井氏は事前の想像通り寡黙な方で、MCで喋ったのは「ノってるよ」「チーズケーキだね」「レア」「そろそろ曲に」くらいだったような。
 サポートメンバーの鈴木正人氏が50歳の誕生日ということで、UAの冒頭登場は蝋燭の立ったケーキを片手に持った状態で「ハッピーバースデー」を織り交ぜたスキャット。歌い方は神下ろしみたいだったんですけれども、そういう人間臭いことをなさるんだというのに感動(何しろAJICO以降21世紀のUAのアルバムはもう常人をほったらかして遠くに遠くに行ってましたんで)。新譜がそうだったように今日の演奏も20年前のCDよりずっと「J-POP」に寄ってたので安心して聴けました(無茶苦茶な大音量でしたけれど)。「情熱」を歌った後にUA、「九州出身の朝本さんの曲です」とぽつり。

 私得案件ではありましたが本当に何で鳥栖だったんだろう。ライブの余韻を噛みしめつつ帰宅。帰りの電車では歌詞を読みながら新譜4曲を……そうですね、歌詞にはかなり世相に対する意見だったり祈りだったりが強く反映されている様子です。

 帰宅後は、ちゃちゃっと夕食の準備。
 6/5の「自粛御膳」。
 刺身コチュジャン和え・春雨サラダ・小鉢7種。
 ライブ帰りの遅い飲み始めなので、作り置きの胡瓜トマト酢漬け、刺身コチュジャン、豆腐煮付け等々で適当に。事務嬢さんが春雨サラダを作って下さったのがメイン級に美味しくて幸せでした。

 「ライブ」に比べたらどうでもいいことなんですけど、鳥栖駅前の飲み屋が軒並み「営業中」だったの、滅茶滅茶羨ましかった!