夕日を浴びる 夜が始まる手前の街で

 雨瀬シオリ『ここは今から倫理です。(6)』読了、★★★★。
 たかぎなおこ『ひとりたび1年生』読了、★★★★。コロナ禍以来、私も「ひとりたび1年生」なので、共感する部分が多かったです。それまでの東京年5回も独り旅でしたが、あれは旅というよりも移動先で買い物と飲み会とをするという「出張」に近いものでしたので。

 定期テスト最終日、出題・監督無し。採点はボチボチ、出来は良いです。入試・模試に集中しなければならない高3の出題については、どうひねくれても赤点は取れないトラップを数々と仕掛けた出題をします。高3をやるのは14回ですが、2800人の高3生の中でこのトラップを全て突破した(2回平均で赤点を取った)のは歴代で1人です。
 明日は授業がありませんが、16時からの東大理系特講はありますので、その準備はやりました。03年の第一問は小松和彦『神なき時代の民俗学』、先ずは「民俗学」「民族学」の違いをお話しするところから始めましょうかね。

 胡瓜1本は両端を落とした後、ピーラーで縦に4箇所皮を剥き縞模様。ざく切りにしたらしらすと一緒に「美味酢」に漬けます(これは昨日から準備)。剥いた皮は、胡麻油・塩胡椒・味の素で和えて白胡麻を振ったら小鉢の1つに。
 マグロ柵は賽の目に切って、小さめのボウル皿の半分、もう半分にタレをかけて軽く混ぜた納豆を入れた後、上に刻み海苔をかけます。
 スープの具材は白菜と卵と葱、味付けはシャンタンと辣油だけでOK。
 まるでシロさんみたい……と思いきや、自分で調理(って程でもないですが)するのは3品まで、奢らずにプロ(惣菜屋)のもので酒を旨く飲む、というルールに従って後は全部買い置きのものです(冷奴にのせる生姜佃煮は二日市「月空」からのお土産)。

 7/9の「自粛御膳」。
 中華スープ・マグロ納豆・しらす胡瓜酢の物・小鉢12種。
 日本酒は新しい蔵のものは開けず、代わりに福井「黒龍」の貴醸酒を。先日、黒崎の某割烹で「いやぁ、お客さん方が普通に買うのは無理でしょうねぇ」と勿体ぶってだされた瓶ですが、三筑の「とどろき酒店」で大量に売られていました。