今夜だけ浮かれたかった

 遂に、遂に、福岡県の時短要請解除! 18時特講上がりに外で、しかも時間を気にせずに(翌未明の添削があるので無茶はしませんが)飲める!

 本日は高3現代文の授業が4コマ。内訳は、①クラス別共通テスト(←名称嫌)対策授業が3コマ、②文系コース別二次対策授業が1コマ(添削あり)。

 ①クラス別共通テスト(←名称嫌)対策授業。こちらは、定期テスト返却が10分、その後はセンター試験(17年度追試)の現代文100点分を丸ごと解かせるだけです(その間、私は机仕事)。授業後の採点はありますが、それも1クラス10分もあれば集計まで終了。こういう日は、授業の最初と最後との号令をかけないことにしています。働いていない人間に頭を下げたら首がもげますし、感謝すべきでない人間に「有難う御座いました」と言ったら口が腐るからです。

 ②文系コース別二次対策授業。文系国語は、志望大学に応じて2つのコースに分かれています。Ⅰコースが東大受験、Ⅱコースがそれ以外の大学の受験者です。本日の授業はⅡコース。これまでは、定期テスト対策(単位取得のための授業)ということでⅠコース・Ⅱコースとも全く同じ教材を毎回使っていたのですが、定期テストが終わった今週からはⅠコースは東大の過去問だけ、Ⅱコースはそれ以外の過去問をやることになります。そのⅡコースの授業の、今日はオリエンテーション
 とは言っても、Ⅱコースには一橋大だ阪大だ京大だ九大だはたまた私大専願だと、色々な大学の志望者が散っています。そこで、私が高3文系Ⅱコースを担当するときには、毎回1つのテーマに沿って複数の大学の過去問を渡し、その中から自分の志望大学(若しくは、それに解答欄の形式が近い大学)を選択して解くという形式にしています。初回である今回は「民俗学に関する文章を読む」と題して、一橋大・岐阜大の坪井秀人、京大の柳宗悦、九大の小泉義之、阪大の梅原猛の問題を集めました。最初に15分程度の講義(今回は、民俗学民族学との違いについて)を行って、その後問題を解かせる形。各問題の詳しい解説こそ出来ませんが、出来るだけ添削を詳しくするように心がけます。これがいちばん良い形式なのかどうかは分かりませんが、手探りしながら。
 今日の授業の分の添削は、昼休み他の空き時間に終わらせ、帰りのSHRで返却して貰いました。その直後の特講でまた添削答案がやって来るんですから、マッチポンプも甚だしい話です。

 その京都大学現代文特別講義、16時~18時。今日は大好きな問題、金子光晴「報償を求めない心」を読みました。好きな問題なので、添削も愉しいでしょう。
 さて、回収した答案の隅に、とある生徒が「最近、推しが居るグループのメンバーが8人から12人に増員された。最早別グループではないだろうか。歌割りも2/3になってしまう(大意)」という嘆きを書いてきました。そこで、試しにオツカル様に「分かる?」というメッセージを送ったら、10秒後に「その人数だとつばきファクトリーが該当しそうです」というリプがWikipediaへのリンク付きで。私の推しは凄いんだから。

 7/12は「自粛御膳」をお休み、居酒屋「A」にて特講上がりの読書独酌。
 イカ納豆・鰻蒲焼きハーフ・担々パスタ。
 前述の通り、18時まで講義した後の上げ膳据え膳、しかも時短要請が終わって終わりを気にしなくて良いというのは最高です。お店も、19時にはカウンター2組、テーブル2組で計11人、マスターもパートナーさんも(看板娘のEちゃんも)久し振りにてんてこ舞いのご様子でした。イカ納豆が美味しかったので、帰りのコンビニでついイカそうめんを購入。これで、明日は自炊が決定です。