盆ダンス

 浸水した家屋から住んでいる老人が救出されボートで搬送される、というNEWS映像の場所が「K市」になっているということで、在東京のまっぴぃから「大丈夫?」とメールが届く程の雨。梅雨をやり過ごしたと思ったのに、8月になってこんなのが来るなんて。固有名詞はあまり意味がありませんが、梅満や津福、それから血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」辺りは沈むでしょう。カーテンを開けたら憂鬱になりそうなので、完全に締め切った室内で朝(起床は7時過ぎと遅め)から晩まで籠りっきりです。

 8時~13時は書斎で書き物。仕事はしていません。旅先でも入試問題を作ってる人間が終日働かないなんて盆正月でもあるまいし、と呆れそうになって盆だと気づき、本当に呆れました。母君には申し訳無いですが、墓参は(今日は勿論明日も)無理かなぁ。

 お籠もりなら昼から飲みますし、折角の非常事態ですから備蓄食を取り出してみましょう、とかなり前にコンビニで購入した「中本」のカップ焼きそばを取り出すというGuiltyな行動を。

 8/14の「自粛ランチセット」。
 カップ焼きそば・サラダ・枝豆。
 411蔵目・三重「宮の雪」(純米酒)。

 水口素子『酒と作家と銀座~老舗文壇バーのママが見てきた』読了、★★★。老舗文壇バー「ザボン」の名物ママが語る文士の(酒席での)エピソード。「本質は瑣事に宿る」を期待して読んで期待分の益はありました。昨日の『京都の中華』同様、銀座という場の(中における文壇バーの)雰囲気はどのような歴史的背景から醸成されたのかが筆者を語り部として伝わってくる……と纏められるかと言えば留保ですが(ちょっと中身が総花的過ぎました)、銀座への(文士への?)憧れは喚起されました(「ザボン」は一見さんお断りらしいですけど)。

 そうそう、選りに選って今日の夜に佐賀で飲もうという約束(58回生Fくん)があったのは勿論中止、佐賀駅はK市よりも酷い「沈み方」をしてるんじゃないかな。

 8/14の「自粛お摘まみセット」。
 豚しゃぶサラダ・冷奴・小鉢3種。
 全部コンビニで買ってきたものです。仕事もしてなきゃ自炊もしてません(皿は洗いましたけど)。

 あ、わざわざメールまでして下さったまっぴぃには何か御礼をしないと。東京福岡の距離ですから(コロナ禍が常以上に遠ざけていますから)、言葉一つでも一入で。