ひとりで生きて来た 何も見なかった

 9時半オープンのクリーニング店(自宅徒歩3分)に大量の洗濯物を出してから徒歩通勤、午前中は机仕事。
 先輩英語先生にお願いして車を出して頂き、市内某店でちゃんぽんの昼食。THE 昔ながら! という感じで美味しかったんですけれども、何より感動したのは私たち2人(本日最初の客)の後で入ってきた常連さんらしき3人組(中年男性とそのご両親)で、男性は入ってくるなり「おばちゃん、ビール貰っていい?」とさも当然のように店内の冷蔵庫から瓶ビールを取り出してかしゃぷしゅ~、お父様と2人でコップにつぎ分けてぷはぁ(お母様がハンドルキーパーのご様子)。これ、これなのよ。種類提供中止要請のK市においてこの「マン防何それ美味しいの?」感、これを是非緊急事態宣言に移行した後にも貫いて頂きたい。町場舐めんな。っつか私が舐めたい、そのビール。

 学校に戻って再び机仕事。小論文の面談(慶応大学)が1人でこれは30分強。小論文の最初の提出分を添削した後には面談をするのが恒例で、何一つやり方を教えていない状態で解いた文章を私は「0回目」と呼んでいます。その後、提出された文章(0回目)の添削を踏まえてB4プリント1枚分のお手紙を書き、そのお手紙を見ながら私と生徒と2人でお話をする(「小論文とは何か」「どのような形式で」「どのような内容のものを書くのか」を志望大学・学部の出題方針に合わせて)。その面談を経てからかいた小論文を「1回目」と呼ぶんですね。ここからが勝負です。

 学校からバスで西鉄K駅へ移動し、ネカフェで仕事・書き物。その後、食材を買い込んでバスで自宅へ。入浴、自炊。

 8/18の「自粛御膳」。
 フグ飯・よだれ鶏・鯖南蛮・トマトサラダ・小鉢4種。
 415蔵目・岐阜「津島屋」(純米大吟醸 播州山田錦全量使用 澱がらみ)。
 昼食にちゃんぽんを食べたので夜は少なめ。鳥栖のアウトレットモールで購入した食器やお盆などを使ってみました。よだれ鳥はインチキもインチキで、サラダチキンにタレをかけただけです。アーモンドは、何とおつまみ用に買っていた「小魚アーモンド」から取り分けた豆を包丁で砕いて使うというね(これを後で事務嬢さんに話したら「ちょっとキモい」と言われました。ちょっと?)。

 にざかな『4ジゲン(6)』読了、★★★★。完結。
 この最終巻ではないのですが、『4ジゲン』には、お婆ちゃんが孫に送った「目頭がじんとなります」というメール文面が変換ミスで「メガ白髪人となります」になるというネタがありまして、その4コマをセンター演習(加藤幸子「海辺暮らし」)の解答用紙の余白に貼って授業頭に配ったら、高3の200人の内1人か2人かは解答するのに支障が出るくらい笑ってしまうというのが私の恒例になっています。

 長崎ライチ紙一重りんちゃん(1)』読了、★★★★。「自粛御膳」……というより夜の独酌……がかなり「佳境」に差し掛かったところで読み終わったから、翌朝の自分の記憶に自信が無かったんでしょう。寝る前の私、翌朝起き出した時の自分宛にメモ……というより最早ダイイングメッセージ……を残しておりましたよ。
 【「第十四回~晩秋の哲学寄せ編~」を読み物配布、センター13年追試評論・西谷修『理性の探究』の授業で、コミックス8pはB4プリント1枚に収まる】
 あまりのアホさに絶句しましたが、まぁ仕事熱心であると言おうとしたら言えなくもないので目を瞑ることにしました(二度寝したという意味ではありません)。