トマトジュースのかん にぎりしめて いきどおりすら

 2000年東大入試現代文の加茂直樹、それに続く04年伊藤徹、の2題は「重い」ので講義も添削も大変(勿論、いちばん大変なのは解答をして解説を聴く高3生ですが)。文系約40枚の答案を添削する(朝のSHRで返す)なら3時起きでも間に合わないくらいです。目覚ましは2時半、21時就寝なので眠くはありません。
 起床後に先ずお風呂にお湯を貯めるスイッチ、40分強かかるので、その間に漢字と問一との採点を40分、その後でお風呂に長めに浸かって、温まった身体で添削の続き。途中で場所を職員室に移して(今日は徒歩ではなくタクシー通勤で、これも添削の「重さ」を考慮した選択)、8時25分に添削・集計までの作業が完了。ギリギリになることも少なくないですが、間に合わなかったことはありません。

 授業が3コマ。第4回校内模試の問題検討をする国語科会議が1時間、私は第一問の評論を出題するのでそのプレゼンでしたが、ぶっちゃけて言うとケチがつくことはあり得ないものだったので殆どノーガードで。他の先生の問題もすんなり通って今日の会議はスムーズに終わりました……

 ……その会議の前に、後輩先生が私のもとに。検討会議の前に下見(チェック)をして欲しい、と或る文章を。
 私「……駄目」
 後「えっ、読む前からですかっ?」
 私「この筆者、何年も前から問題作ってストックしてるの」
 後「5月の会議で、僕も買ってた伊藤亜紗『手の倫理』を先生が」
 私「分かってますよ読みますよ読みましたよ良い問題ですよクソ~ッ!」
 後「やった!」
 ストック、一つ没になりました。

 さて、北海道の農家さん(51回生O氏)から届いたパプリカ・トマト・ミニトマト。ご実家が大農園の事務嬢さんからは一目で「これはいいやつ!」と折り紙でしたので、今月から暫く月イチで色々な野菜(中身お任せ)の定期便を注文することに。Hさん・事務嬢さんにもお裾分けして日頃のお礼を。

 10/7の「自粛御膳」。
 トマト鍋・小鉢3種。
 北海道から届いたトマト・パプリカを使った洋風鍋がQOLを爆上げしてくれました。具材は他に、豚肉・ソーセージ・玉葱・白菜・榎茸。〆は豆腐と卵と。具材を煮込んだ後、食べ始める前にスープだけを取り分けてタッパー、これは明日以降に冷製のスープとして御膳に出します。