はじめて考えるときのように

 7時出勤で板書準備、1・2限がセンター評論の過去問演習で今回は野矢茂樹『哲学・航海日誌』を。個人的な思い出を言えば、東大駒場時代、第2外国語毎に分かれるクラス(私は文Ⅲ6組でした)の「基礎演習」(レポートの書き方指南の必修科目)の担当が野矢先生でした。高校の感性の延長で「野矢先生はクラス担任」と思い込んだ私は、サークル棟教室使用許可願の教官押印を毎回野矢先生に頼むという、今考えたら割と無礼なことをしていました。野矢先生に関しては、とある教え子(武士の情けでイニシャル無し)が「就職が決まってるのに卒業を決める単位を落としそう!」という事情で先生に「単位下さい愁訴メール」を送るというその文面を添削したこともあります(単位は来ましたが、それよりも何よりもあんな下らない……卒業生氏には悪いけど……メールにまで真摯な返信を下さったという事実は感激でした)。

 2022/3/19(土)の布施明福岡市民会館、無事にチケット当選して入金。最近は電子チケットになり視認できる「物質」が無く、しかも随分早い段階で申し込みがあるもんだから当日の失念が恐ろしい。先日購入した(背広の内ポケットの)手帳に、早速予定を書き込みました。

 12/15の「自粛御膳」。
 あて盛り~マグロ角煮~一汁一菜。
 酒も無いのに「あて盛り」の虚しさ、最後の一汁一菜は「のんある気分」ですらなく遂に温かい緑茶で頂きました(甘露煮を使った栗ご飯はお茶に合いましたけど)。明日の人間ドックを終えたら「悪あが期」も終了、100時間超ぶりに飲めることだけを楽しみに。