いいっていうか… アレだな… こう…

 おつじ『いびってこない義母と義姉(1・2)』読了、★★★★。優しい人しか出てこないシリーズ。この作者は、すれ違いざまにワンポイントアドバイスをくれるヤンキーみたいな作品を描いてた人ですよね。

 わが家のリビングには冷暖房が無く(正確に言うと母君がお出かけになってから間を置かず故障したのを放置しており)、食事をしながらそろそろ寒いよなぁ、とここ2週間思い続けていたのですが、その御膳を載せている目の前のテーブルが炬燵だったということを今朝思い出しました。本当に老いたな、私。
 というわけで、本日朝イチ(5時)の作業は炬燵の準備。押し入れから炬燵布団を引っ張り出しました。今日からは、リビングでも温かく過ごせます。

 12/30の「自粛朝御膳」。
 炬燵を出したら、何だか急に座りたくなってきたので、久しぶりに朝ご飯を作ることにしました。今年最後の自炊(昨日だと思ったんですが、ダメ押し撤回)は冷蔵庫のお掃除です。炊込御飯はタッパーごと温め。味噌汁は余ったサバ缶・えのき茸・竹輪・キャベツを放り込んで。熱い緑茶も(この後は出勤なので酒は我慢)。

 7時半に学校入り、年賀状の文面・宛名の印刷をしました。年賀状の文面は定型文を半分のスペースに印刷し、空いている部分に相手に会わせた短文を書くというスタイル。これが90分強、後はず~っと「趣味のお仕事」で、30日・31日の2日間はこの作業に没頭です(詳しくは明日の日記にて)。因みに、今日は私以外に出勤した教員は1人。出勤時も退勤時も私が警備員さんに電話をして校舎及び職員室の解錠・施錠をお願いしました。

 作業途中、お久しぶりの56回生Kくん@東京、よりLINEで本の検索依頼が。「①50個だったか100個だったかの言葉にまつわるエッセイ、②神戸女学院の教授だから内田樹かもしれない、③高校時代の池ノ都の授業で読んだか、大学か職場で誰かに紹介されたか」
 この3つの条件で本を教えて、と。これは容易いですね(文字通り「秒」で判りました)。内田樹に①のような本はありませんから別人の本ですが、その筆者が神戸女学院の教授で内田樹の臭いもするといっているわけですから。そして、現在32歳の56回生の高校生時代より後に刊行された本、というのが決定打です。
 私「難波江和英『思考のリフォーム』じゃない? 2012年の本。仲良しの内田樹が推薦文を書いてたからそれで内田樹かも、ってなったんだと思うけど」
 K「合ってた、有り難う!」

 夕方前に帰宅。Hさんちにお正月用の日本酒をお届け(いつもお世話になっているお礼の「付け届け」です)。明日はHさん家で小さなパーティーが予定されています。
 入浴後に着替えて自宅を出発、西鉄K駅近くの百貨店を30分ほど素見して(手袋を探したのですがフィットする物を見つけられませんでした)、西鉄電車で二日市へ向かいます。

 12/30は「自粛御膳」をお休み、二日市の焼鳥「月空」にて、63回生で担任を務めた我ら文系A組の経産省Mくん・リクルートEくん・わんみずほTくん(出席番号順)と忘年会。卒業生のほぼ全員が担任よりも偉くなる(少なくとも高給取りになる)中でも今日の3人はお強い(「わんみずほ」だけちょっとピンチっぽいですけど)、例えば就職3年目のリクルートEくんは、今の段階で厄年の私よりも高給取りです。
 東京帰省組の3人はPCR検査を経ての参加で、1ヶ月前の予約段階で入口カウンターL字型横並びを選択(広間テーブル席は何となく他のお客さんに申し訳なく)。っつっても、今の東京はワクチン接種組なら何人宴会だってOKの解放感らしいんですが(F校親玉大学では4人までの制限つきです)。
 近況報告を肴に飲んだ4時間弱、幸せでした。年末最後のビックなご褒美……我ながらキモいことを言うと、正直、途中で厄年元担任の涙腺がヤバい瞬間があった程です。ん~、来年こそはコロナ収束でこっちから東京に乗り込む!(初任給スプリンクラーをさせたお返しもしなきゃですしね) 

 健康睡眠。