突然の贈り物 甘く香る

 本日は高3現代文担当者にとって最大の(地獄の)イベント、第1回目のテスト会、昼から添削頑張るぞ!
 ……と出勤したら、朝イチで管理職の先生に呼び出されて「今日から中1・中3・高1が学年閉鎖になりますんで、閉鎖終了後の時間割の変更調整、宜しくお願いします」と言われました。

 いや確かに昨日、近いうちに「そゆこと」が起こるんだろうなぁ、とは思いましたよ? だから朝に仕事を積み残しませんでしたよ? でも、流石に昨日の今日でいきなりっつーのは早過ぎるでしょうよ、っつか一気に3学年って何よ。
 と、誰に文句を言っても仕方が無い、何せ原因はウィルスなんですもの。3学年の閉鎖というのは、単に生徒が来ないというだけじゃない。その3つの学年の担任団の先生方も自宅待機になるっつーことだから、残った中2・高2の今日以降の授業に関しては、中2・高2・高3の担任団及び非常勤の先生だけで回さなければならなくなるわけです。
 今日の中2はこの授業とこの授業が出来ない……っつこた6限授業を4限に詰めて半ドンで帰ってもらう。明日の高2はこの授業とこの授業がアウト、っつこた7限を5限に詰めて……とかいうのを30分かけて考えました。
 その後、中1・中3・高1の閉鎖終了(出校再開日)以降の時間割変更をあ~でもない、こ~でもない、と考えていたらもう昼ですよ。

 昼。本日は第1回の国語テスト会。ですんで昼に100枚超の添削がどさ~っとやって来ます。前述の時間割変更、どさ~っと添削がやって来るその15分前とかに終わりましたからね。もうフル稼働も良いとこ。高3現代文最大の(地獄の)イベントなのに、始まる前から半分息が切れてます。

 12~13時半。大阪大学九州大学一橋大学、添削終了。これら3大学は人数が少ないのでそう苦ではありません。添削の助走。
 13時半~14時。京都大学文系、添削終了。こちらも今日の参加者は1人だけだったので、現代文2題(100点分)の添削は瞬(30分弱)殺。
 14時~15時半。京都大学理系、添削終了。これも10人程度の参加者で、問題も大問2つ、設問7つですので90分ほどあれば。

 15時半、残るは東大文系・理系のみ。文理共通第1問は19年の中屋敷均で、一文目に「カオスの縁」という言葉が出てくるアレです。文系専用第4問は14年の蜂飼耳を選びました。で、第1問が70枚弱、第4問が40枚弱。この100枚強を、明日の朝8時までに。そうですね、アクセル全開でやったら10時間は切ると思います。
 15時半~18時半、文系専用問題の添削を終わらせて、第1問の漢字の採点まで終了。あとは未明の私に任せる、頼んだぞ、俺!

 2/3の「自粛御膳」。
 焼餃子・生春巻き~烏賊里芋煮~味噌汁。
 日本酒開栓は奈良「梅乃宿」(葛城 純米大吟醸)でこれは67回生B組Kくんからの頂き物。
 スーパーマーケット惣菜コーナーの生春巻きが「長っ!」と思ったら恵方(生春)巻でした。餃子は昨日の作り置き、ネットで焦げ目の香ばしい焼き方を検索しながら10個をフライパンへ。お皿に9個しか並ばなかったのは、焼き具合に自信がなくて1個味見をしたからです。

 晩酌短め、21時過ぎに就寝。