光を遮るモヤモヤも 心をウロチョロしてる不安も

 2/13(日)、発症9日目、自宅療養7日目。

 現状(微熱、少し痰が残る程度)が「回復」なら、蟄居終了職場復帰まで48時間を切りました。私はオンラインほぼ無しという職務環境で、紙(添削)とPC(時間割のExcelデータ)とに対峙する作業に没頭していますが……あれなんですかね、「コロナ以降」って、鬱だ入院だでもないんだったら病気(感染症)ごときで仕事を休むな籠もって働け、という流れになるんですかね。知らんけど。
 これは誰か(何か)に対する文句ではないんですけれども。在F校の18年間で、職場の環境はずいぶん良くなりました(設備的にも気風的にも)。変化大切。ただ私はどちらかというと、仕事の利便に関しては「あまり調えるな、仕事をし易くするな、特に機械の導入には慎重であれ」派です。50人学級が40人になったら1人の生徒に1.3倍手をかけるのが教員マインド。在F校の18年間で、「利便のお陰で仕事の総量が減った」教員を、私は見たことがありません。

 6時起床、事務嬢さんが差し入れて下さった肉うどんで朝食。熱は36.5℃、喉の痛みに続いて咳も殆ど消え、後は若干痰が絡む程度の違和感です(先に書いた通り、どこからを「回復」と看做して良いのかよく判りません)。明日、保健所からの最後の(?)健康調査の電話があるそうなので、そこで回復の基準を伺うことにします。
 昨夜20時に届いた添削が思いのほか多かったので、朝9時で背広に着替えた時点で添削ノルマは40枚。内訳は、慶應大学小論文が2枚、京大が2枚、残りは東大です。先ずはメールで届いていた生徒からの質問2件に返信をした後、赤・青ペンを駆使して添削作業をガシガシ。適宜休憩を挟みましたが、結局15時までかかってしまいました。この答案は、明日の朝、事務嬢さんが出勤前に回収に来られます。
 今日の慶應大学の小論文については、入試本番を数日後に控えたギリギリの添削で、返却の時点で既に生徒は東京入りしています。添削の結果はファックスで宿泊ホテルに送ることになりますが、そのためにホテルに電話連絡をしながら「愈々入試は本番だ」という昂ぶりを感じるというのが(高3現代文を担当している年の)2月の恒例です。

 2/13の「静養御膳」。
 小鉢2種~おでん盛り~煮麺。
 おでんは何ヶ月も前に通勤路にある「梅の花」直売所で買った物を事務嬢さん差し入れの菠薐草と一緒に温めました。煮麺も美術先生からの差し入れ。支えられて生きております。
 本日は新しい開栓は無し。予定では「静養御膳」は明日の夜でお仕舞い、その後は「自粛御膳」に復帰です。