自分を信じた男2

 昔から、「すいません!」と手を上げても店員に絶対気づかれない、という特技は確かにあったよ。あったけれども。
 「3月の第5回定期テスト終了後から修了式までの2週間分の時間割変更を作るので、その間の出張・年休・学年行事の要求等があられる先生は、必ず2/19(土)までに時間割係の池ノ都にお伝え下さい」と、2/17(木)の職員会議で(わざわざ挙手をして発言権を求めて)全教員に伝えました。で、結局、2/19までにさしたる連絡がなかったので、そのつもりで2/20(日)に時間割変更を作成してそのプリントを今朝(2/21)職員室の教員に配布した……ら。
 「この日は年休を取りたい」「この日に学年集会を入れて欲しい」「ここに出張がある」「ここを変えて欲しい」etc.etc.etc.
 出るわ出るわの変更要求。「だから土曜までに連絡しろっつったじゃねーか何も聞いとらんなここの輩は!」と全ギレの私に教務部長地理先生(←出張で先日の会議は不在)も苦笑い。地「年度末は業務が多いからうっかり気づかんことも、ね?」 私「だからわざわざ全員がいる職員会議で言ったんだよも少し気を遣って生きろっつーのどの面で(以下略)」
 暴言を吐きまくりながら2週間分の時間割変更を作り直し。明日、今日配布のプリントの改訂版を今日同様に職員室の教員に配布します。

 時間割以外の仕事は全て添削。生徒には、2/22(火)を添削提出の〆切だと伝えています。ラストスパート。

 出勤前の台所では、大根を拍子切りしてポン酢・豆板醤・鰹節につけておく。
 退勤後の台所では、ニラを刻んで大蒜と一緒にポン酢につける。ベーコンと長葱とを切って赤出汁の具にする。鶏肉・舞茸・人参・油揚げで炊き込みご飯を作る。

 2/21の「自粛御膳」。
 小鉢3種~豚コマ炒め~一汁一菜。
 525蔵目・和歌山「高野山」(純米酒)。
 最初の小鉢は、冷奴(ニラポン酢)・大根漬け(作り置き)・ホッキ貝サラダ(魚屋で調達)。豚コマ炒めの味付けは塩こしょうのみ、食べる前にニラポン酢をかけて。一汁一菜は炊き込みご飯、赤出汁、蕗の薹佃煮。佃煮は芸術科陶芸先生の手作りを頂いたもので、それを陶芸先生の焼いた小皿に乗せる贅沢。お箸と箸置きとは、昨日大宰府で買ってきたものをおろしました。開栓した日本酒はラベルに大きく「般若湯」と書かれてあるのが然もありなんという蔵のものです。

 右野マコ『田舎の美少年(2)』読了、★★★。
 向田邦子『思い出トランプ』読了、★★★★。面白かったし細部の描写にゾクゾクさせられる部分も多かったけれども、個人的には小説よりもエッセイ。