穴の開いた財布が僕に金をくれ 金をくれと言う

 何度か書いた話ですが。
 就職2年目の或る日、英語パイセンに「母に会って欲しいの。その時は、印鑑を忘れないでね」と突然言われ、つき合ってもないのに結婚しろとかいうセクハラだったらどうしようと構えて(それでも絶対に断れずに)出向いたら、実際はパイセンのお母さまが生保レディでいらしてその場で2種類の保険に加入させられるというパワハラだった、という今となっては懐かしい思い出……
 ……のその保険が、新型コロナ罹患も対象に含んでいるということを今日初めて知りまして。しかも施設・病院だけではなく自宅療養にも支払いがあるとのこと。わお。
 担当の方に慌てて問い合わせたら、一時金と日数(8日分)の支給金とを合わせた××万円(2桁万円)の受け取りがあると判りまして。この保険に関して、加入後17年間で初めて「加入の経緯を話して飲み会で笑いが取れた」以外の利を得られました。何しろちゃんとした(?)病気・怪我は人生初だったので、同僚に教えてもらうまで保険のことなど頭を過りもしなかったのです。

 定期テスト2日目ですが、一昨日同様にPC室に閉じこもって来年度に関わる仕事をず~っと。
 15時から年休をとって、市街地のギャラリーで開催されていた芸術科陶芸先生の作品展・即売会に出かけました。ギャラリー滞在の先生にご挨拶をして、幾つかの食器を購入。スーパーで食材を買い込んでから帰宅、入浴。

 3/02の自粛御膳。
 小鉢2種~味噌キムチ鍋。
 530蔵目・茨城「山桜桃」(純米大吟醸酒 無濾過生々)。
 今日開栓の日本酒は「ゆすら」と読みます、というのを10年以上前に教えてくれたのは「もりき」マスターなんですが、店ではしばらく見ていないアイテムです。本日購入した食器は、早速今夜の小鉢・鍋のとんすい代わりに使ってみました。蒙い・拙いなりに毎日の自炊がそこそこ楽しいのは、確実にこの陶器集めのご利益なのだと思います。