思い出させてヨー また泣ける

 夜中に学級(授業)崩壊の夢を見て目が覚めました。「暫く授業はしません!」と泣きついた相手(だから多分学年主任)が化学先生だったから63回生だったのかな。でも、生徒の中には67回生も居たような記憶が。67回生の担当中に授業が「壊れた」ことはありませんでしたが、まぁこの辺りは夢ですから適当でいいんでしょう。
 若い頃(30歳頃まで)に日々の教室で感じていた、惨めさや哀しみ、そしてそれが後から飲み会やブログやの良いネタになるぞという暗い満足感、久々に体感しました。別に恨んでいる訳ではありませんが、確り覚えてはいます。

 池田清彦香山リカ土井隆義中島義道室井佑月森達也和田秀樹『親ガチャという病』読了、★★★。タイトルは土井隆義のインタビューのテーマ、それ以外の諸氏にも「○○という病」という現代社会を象徴するワードを入れたインタビューがそれぞれ行われていて、総花的ではありますがそれぞれを軽く知るには(全て解った気にならない節度があれば)良い企画なのかも。

 朝、始業ギリギリに学校に到着するように家を出た徒歩通勤路の途中で、生ゴミをゴミ捨て場に出し忘れたことに気づきました。その中には、卒業式で高3から貰った花束(流石に2週間経ったら全て枯れてしまいました)もあります。仕方なく蜻蛉返り、途中で学校に電話して1時間の年休を申請しました。
 ゴミ捨て自体は瞬殺ですので、出来した45分間の余りは炊事に当てることに。大根はポン酢漬けにして、人参・白菜は美味酢に漬ける。トマトはツナ缶とオリーブオイルとでマリネにし。全て冷蔵庫に保存してなお時間が余ったので、夜に食べる豚汁の材料を全て切っておきました。2食分以上作るので、今夜は豚汁、明日は煮麺というところでしょうか。明後日が外食と決まっているので、その前に冷蔵庫のクリアランス。

 1時間遅れて出勤したら、学校では緊急事態が出来していました。高1が急遽(コロナ関連の理由で)学年閉鎖を決めたとのこと。現在出校している(1時間目の授業を受けている)生徒を、3時間目が終わった時点で帰し、19日の修了式までを閉鎖とするという方針が既に決定していました。
 私がやる仕事は、高1の2・3限目の授業時間割を組み替えることと、4限以降カットになってしまった授業の補填(教材郵送等)をそれぞれの担当の先生方に依頼して回ること。これで午前中が潰れてしまいました。

 午後は、22年度の東大第一問(鵜飼哲)を改めて解き直して、自分の解答例(生徒にはいつも「池ノ都試作」という形で提示するもの)を作成する仕事。開示の低さを受けて説いているからか、やはりこれは難しいという感覚に。語注を見ない限り解答が極端に書き難くなるというのは一寸意地悪な問題ですね。

 3/17の「自粛御膳」。
 野菜漬け3種~トマトマリネ~赤魚煮付~豚汁。
 536蔵目・山形「山吹極」(純米無濾過水生)。
 軽い読書の後で、『ポセイドン・アドベンチャー』をもう一回観てしまいました。