ドアを開くたびに 君にあいさつしよう

 昨夜は1軒で終わり、電車とタクシーとで帰宅後は酔いが回って(電車に乗るとねぇ)直ぐに寝てしまったので、実はそんなに食べてない……
 ……からという理由ではないのでしょうが、寝起きで水を飲もうと冷蔵庫を開けた瞬間に目に入った(一昨日作った)カレーを何故か取り出してしまい、そのまま「焼きカレー」を作るなど。ほうろうの容器にご飯1膳分弱を敷き詰め、たっぷりのルーを乗せ、その上にピザ用チーズを散らしてオーブンで15分。黒烏龍茶でせめてもの抵抗を見せるも空しい起き抜けのデブ活です。

 入浴後、書斎で読書・書き物・机仕事を3時間。仕事をするなら学校に行けば良いんですけれども、何となく書斎を選んでしまいますね。流石に、連休最終日(5/8)くらいは「リハビリ」出勤をするつもりですが、明日まではいいかな。

 自宅から歩いて15分強で西鉄K駅、今日はそこから西鉄バスに乗り、片道1時間の往復で佐賀駅まで出て美術館に行きました。小倉の『吉村芳生展』と迷ったのですが、こちらはもう暫く会期が続いているので先に延ばすことに。佐賀の方は、黄金週間で特別展の会期が終了なのです。
 佐賀駅から目抜き通りを30分歩けば美術館・博物館。バスは殆ど(1時間に1本のレベルでしか)出ていないのですが、今日は偶然タイミングが合った(バスターミナル着の5分後に美術館行きのバスが出た)のでそれに乗りました。10分程度だから立っていようと思ったのですが、運転手さんに空いている席に座るよう促され、何故にと思ったら放送でもそのような(空いている席があったら必ず座るという)指示が。佐賀はそうなんですね。

 「佐賀県立美術館」で特別展『ヨーロッパ絵画 美の400年 珠玉の東京富士美術館コレクション』を。
 2年前に観た宮崎の特別展とほぼ同内容(タイトルは若干違ったんですが、巡回展なかなぁ)なのですが、会期終了2日前にアンコール鑑賞。撮影可能な作品は2年前の3作品からかなり増えていました。来客数も多く、今日は厳密には平日なのに、昨日(祭日)の『杉浦非水』の何倍もの人数。
 今回は普通に1回観通した後、スタート地点に戻って普段はやらない音声ガイド付の2周目を。作品としては、初期ミレーのほぼ黒一色の肖像画(の表情)が最も印象に残りました。図録は買わず。あと、これは些事ですが、私、「東京富士美術館」の創設者が誰なのか、今日まで知りませんでした。
 入場時、チケットの裏に名前以下個人情報を書いてもぎりの女性に提出したら、勤務校の卒業生のお母様で丁寧なご挨拶を賜りました。ちょっとドキマギ。

 佐賀駅で焼き物屋を覗こうかと思ったけれども散在回避で我慢、今回は美術館以外どこにも寄らずにK市に蜻蛉返りしました(雨模様でもありましたし)。西鉄構内のスーパーマーケットで野菜類を買い込み、帰ってから複数の惣菜を。現在の時点で、作り置きは「ニラポン酢」「パプリカ・胡瓜の酢漬け」「大根のポン酢漬け」「茄子の煮浸し」「タマネギのすき焼き風」「もずく野菜酢の物」「ゴーヤ茗荷ツナ和え」という7種。これだけあれば飲んでる途中に調子こいて街中まで出ようかというような魔が差すこともないでしょう(長い休みの終盤はいちばん危ない)。

 5/6の「半自粛御膳」は、一次会「もりき」、二次会自宅。
 小鉢2種・冷やし素麺・冷奴~野菜4種。
 555蔵目・長野「十六代九郎右衛門」(山廃純米酒 無ろ過生原酒)。
 マスターにお任せの素麺をお願いしたら、今期最後の鴨があしらわれていてお得感(小上がりの団体さん……K市名物「あいすまんじゅう」の会社の社長さん……の注文の切れ端だそう)。その後、「調子に乗って街に繰り出さないよう予め作り置きをしておく作戦」が奏功した結果、自宅で気絶するまで飲み直すことが出来ました(洗い物は乾燥まで終えて寝ました)。長野の新しい蔵は自宅のセラーから出したもの。