泣きたい時は泣けばいい

 NY滞在中の55回生Tくん(唯一Twitterをフォローしている卒業生、飲み親友)からLINEで「実家で飲む日本酒を推薦して下さい」ということで、「醸す森」「花邑」「天美」の3種を。6月に(4~5年ぶり?)に日本帰還、K市の実家にしばし寄られるというタイミングを狙って、勿論一緒に飲みに行きます。次の日を年休にするくらい楽しみにして(「静かなる激飲み」への覚悟を決めて)いるんです。

 渡部泰明・平野多恵・出口智之・田中洋美・仲島ひとみ『国語をめぐる冒険』読了、★★★★。岩波ジュニア新書の厚さで5人が一章ずつ、与えられた字数が短いのですがそこに如何に国語の潜り戸になる情報を詰め込むかというのが勝負になりました。お弁当の見た目と美味しさってことですね、各章で差が出た。とある章は中心テーマについての説明不足、とある章は八寸の見事さだけど読者(「生徒」と呼ばれる年齢層)がついて行けない、その点見事だったのは第5章(書き手が知人だからではないです。念のため)。
 平松洋子『ひさしぶりの海苔弁』読了、★★★★★。見事なお弁当(コラム)、ずらりです。

 本日、明日からの学校開始を前に「リハビリ」出勤日。いつもと同じ未明に起床して、入浴、書斎で机仕事。9時に学校に着くように出かけて、警備員さんに職員室を開けてもらいました。朝の職員室で、授業準備その他の机仕事を2時間強。職員室には国語科の先輩がお一人。高校野球部が練習をしているので、顧問の先生がお二人お出でです。学校開始前日にしては人が少ない、流石に午後からはもっと賑やかになるでしょう。私は賑やかになる前に徒歩で帰宅。途中、ドラッグストアで買い物。
 帰宅後、書斎で日記を数日分(リアルタイムに追いつきました)。お昼過ぎに、自炊の準備。最終日ですから、昼から飲みますばっちこい。

 5/8の「自粛ランチ御膳」。
 野菜4種~冷奴~帆立コチュジャン和え~味噌汁。
 557蔵目・熊本「通潤」(SOIGNER 純米吟醸)。
 野菜は作り置き4種。初めて作った「タマネギの冷やしすき焼き風」(一口大に切ってレンチンしたタマネギを甘めのタレに漬けて冷やす)が美味、これ、ご飯にのっけたら禁断の味になりますね。冷奴はニラポン酢。コチュジャン和えは人様にお出しするときにはお刺身ですが、一人ならベビー帆立で十分です。

 2時間ほど飲んで、読書2時間・入浴、1時間仮眠。気がついたら夜です。休み! って感じですね。

 5/8の「半自粛御膳」は、自宅徒歩3分の中華「H」から自宅二次会、明日からは元気に働きます。
 紅麻辣麺(ビール2杯)~小鉢3種(日本酒)。

 夜のお酒の「あて」は地方ローカルを録画した『福岡くん。』という番組。F校が特集されていますが、数日前の日記に書いた通り自分が出ていないので気楽に(ど酔っぱで)観ることが出来ます。福岡県民を視聴者に想定している(というか、それ以外を想定していない)番組なので、全国的な知名度はイマイチのF校も「何だか凄まじいところ」「VIP」みたいな扱いを受けていました。
 基本的に、登場する生徒が全て好意的に紹介されていたので、全体的には良かったんじゃないでしょうか。クソ真面目軍団かと思ったら結構人間っぽいということを強調する為に「朝礼は結構ぐだぐだ(いい加減)」というシーンがあったんですけれど、そこで担任として登場なさっていた先生が「とんでもないお方」だったので、あぁやっぱりそこは知らずに作ってるなぁという感じでした。あと、最後の3/10(東大合格発表)で生徒と過ごした日々と彼らの努力とを思い感泣なさっていた先生方の中には、収録時(昨年度)の現役高3(70回生)の担任団は一人も居ませんでしたね。一浪69回生の担任団の先生方と、誰かが合格したと聞いたら自動的に涙腺が決壊する仕組みになってる通りすがりの後輩数学とだけでした。