甘からず、辛からず、かといって美味からず

 『ものまね王座』が大好きだったテレビっ子ですから、今朝のニュースの衝撃は大きい。ジメッとした曇天、一日中気分が鬱いでしまいそうです。日常性の維持。

 7時に出勤、授業は1限と3限とが高3漢文で、これは昨日の3コマと同じ。合間は机仕事ですが、今日は放課後16時からが仕事の要になります。今年度初の特講。
 黄金週間が開けたら高3はいよいよ受験一色、放課後(7・8限)の特講も始まります。私は今年度は高3の漢文を担当しているので、週に1回1時限、東大理系志望の生徒を対象とした漢文の特講を行います。初回の講義で使用する問題は毎年同じで、2012年の『春秋左氏伝』、何せ「和而不同」をスローガンとする学校ですからこれ以上に相応しいものはありません。集まった聴講生諸氏、初回のワクワクもあるんでしょうが、何だか雰囲気が明るい印象でした。ちょっとしたクスグリでも笑ってくれるし。
 例年、東大理系古典の特講は7限が古文、8限が漢文という流れなのですが、今年はコンビを組む古文先生の都合で漢文が先(7限、16~17時)。これはとても助かります。17~18時の1時間を添削に充てれば、未明の添削が少し楽になる。そもそも昨年の現代文に比べたら遙かに楽な漢文の添削が一層身体に優しいものに。で、その17時からの添削を始めてみて直ぐに驚くことになりました。あぁ、この集団、強いわ。高3漢文をやるのは9年目で、毎回同じ問題をやってる訳ですから違いは直ぐに解ります。
 途中で添削を切り上げて答案を携え帰宅。炊事は避けて、夜は自宅近くの「キッチン」へ。

 5/11は「自粛御膳」をお休み、居酒屋「もりき」で独酌。
 小鉢2種~刺身2点(鱸・皮剥)。
 東大理系の初回特講ですから、自炊及び深酒回避で未明の添削に備え……と思ってたら、家に届いた『ポセイドン・アドベンチャー』の吹替版が好きすぎて酒が、酒が。