群れへの回帰性と個への志向性

 4時前、前夜の飲み過ぎで少し疲れた起床、ですけれども今日は1~4限の中3国語Ⅰ(現代文)が大好きな教材なので、長めのお風呂で無理矢理元気を取り戻します。で、出勤前の書斎でガシガシと特講添削の残りを。昨日の添削開始直後に「強い」と知れた集団でしたが、全部終えてもその手応えは変わらずです。半年強でもっともっと伸びて欲しい、と更に元気が湧いてきました。
 1~4限の授業、教材は投げ込みで梨木香歩「群れの境界から」。2001年の同地多発テロ(及びそれへの報復)を契機に書かれた2004年の文章を、現代文を担当した学年ではほぼ毎回紹介しています。中3には難しいけれども難しいというのはやらない理由にはならず、半分でも1/3でも伝われば十分すぎるという開き直りで。但し、何しろ2001年は彼らにとって「生まれる前」の出来事ですので、その辺りの説明は確りやらないといけません。授業では漢字の小テストも行ったので、4限後は160枚の採点をサクサクと。時間割業務まで終えた後、15時から年休を取りました。

 銀行経由で帰宅、入浴・炊事他所用を済ませてから自宅をタクシーで出発。晴れていれば歩こうかと思いましたが生憎の雨、目的地は行きつけの美容院「G」で、前回がホワイトデーだったのでほぼ2ヶ月ぶりです。ワンオペ店長さんにカットをお願いして1時間、同じ年同士の会話は(特にコロナ以降は)炊事のことに集中するんですが、今日ばかりは昨日の悲しいニュースに触発されて「死ぬ」だとか「老い」だとかの方に流れて。しんみり。

 5/12の「自粛御膳」。
 野菜もずく酢の物・蓮根金平~イカ素麺・らっきょうキムチ~豚冷しゃぶサラダ。
 559蔵目・北海道「十一州」(純米吟醸)。