わかってくれた 憧れを追いかけて

 土井善晴『一汁一菜でよいと至るまで』読了、★★★★。来歴語りが新潮新書に。雑誌連載時は書くのに苦労した(というか出来映えに自身が満足していない)ことをご自身が前書きで明かしておられますが、それでも出版されるのは著者への世のニーズが高い証拠。私も味噌汁作りにはすっかり慣れました(一日一食ですので、一汁一菜をコースの〆にする形ですけれども)。土井先生の本は、もう一冊を並行して読んでいる途中です(こちらはレシピ本)。
 長崎ライチ紙一重りんちゃん(2)』読了、★★★★。ちょっと感動に寄せてきた! と驚きましたが最後はやっぱり。

 授業は1~4限の中3で、教材は夏目漱石現代日本の開化」(全4回中の3回目)。高2・高1に対して授業をする時よりはかなり丁寧に説明・板書をしていますが、さて、通じるでしょうか。勝ちを想像していますが、若干の賭けではあります。

 5限に相当する時間に、外部模試受験を終えたばかりの高3(理系東大志望者)に対して漢文特講を。通常、外部模試受験の日は特講が開かれないのですが、私は先週水曜日の特講をキャンセルした(浪人生激励会への出張で)ため、補講の形で設定したのです。開始10分前に教室に入って板書準備を始めたら、次々にやってくる受講者が……何と全員出席! 心の底から驚いて、「今日は模試よ? 模試の後に特講やるなんていうのは教員側からの虐待よ? なんで全員居るの? 真面目なの?」と半分真顔で聞いたら聴講生の皆様、楽しそうに笑っておられました。あ~、この集団、強い上に明るいわ、凄いわ。
 特講後の職員室で添削をガシガシ。これは集計まで全部終わらせて、返却答案を職員室担任団の机上に置いてから退勤します。明日は学校に行かないので。

 6/1の「自粛御膳」。
 小鉢2種~ホッケ開き~一汁一菜~野菜2種。
 冷蔵庫の食べ物・セラーの日本酒を整理。明日明後日は授業がないので、年休を取って1泊2日の旅行に行くのです。