近そうでまだ遠い大阪

 9時に参院選の投票。葉書(投票所入場券)を紛失するという失態を犯してしまったのですが、顔写真付き身分証明書(山下達郎ライブ以来、住基カードが活躍!)を持って行って本人認証を行えば、問題なく投票することが出来ました。
 その後、投票所から徒歩10分のところにある「星乃珈琲店」へ。読書は内田樹想田和弘。今日は(観劇のために)夕食が22時頃になるので、珈琲だけではなく(別にお腹は空いていませんがその生理を無視して)朝食も摂ることにしました。パンケーキとサラダとのモーニング。

 学校に移動して定期テスト絡みの仕事(中3の成績データ集計、高3の採点)、14時過ぎに自宅に戻って入浴、書斎で仕事。
 17時に自宅を出発してバスでシティプラザ、18時30分開演(休憩込み3時間)の演劇を観てきました。

 生田斗真ウェンツ瑛士『てなもんや三文オペラ』。
 古典『三文オペラ』を1955年の大阪に置換。盗賊・物乞い(劇中では放送禁止用語で)・娼婦の物語ですから、赤線廃止前の大阪の猥雑さは確かにマッチするかも、と。但し、演者の大阪弁・新喜劇的ギャグはとても板についているとは言えないクオリティで、寧ろ笑い的な核(ウエンツ瑛士平田敦子のやりとり)・テーマ的な核(反戦)の引き立て・焚き付けに使われているのではと下衆勘してしまったほど(この2つの核は良かったです、★★★★)。さて、この後の大阪公演での観客の反応、如何。
 結局、総ては生田斗真が格好良いという事実に持って行かれた感もあります。平田敦子は、ちょっと前にテレビドラマで出オチ(外見いじり)をさせられてたのを観たことがあるだけでしたが、舞台上ではとてもチャーミングでした。
 あと、コロナ禍だからなのかも知れませんが、このキャスト陣(福田転球福井晶一根岸季衣渡辺いっけい)で空席が出るというのが信じられません。

 7/10は「自粛御膳」をお休み、観劇後の22時に予約(口約束)していた居酒屋「もりき」を訪問。
 小鉢2種~ぶっかけ素麺~鮪納豆。
 遅い時刻に店を独占して(マスター、私の入店後に看板をおろしちゃいました)。7/10は「納豆の日」なので、素麺も魚も納豆塗れに。常連H先生の差し入れ玉蜀黍を一本お土産に戴いたので、帰宅後に仏前にお供え。