光る汗がはじけとぶ 熱い風に 身体あずけ

 明日の夜は70回生Nくんに誘われてK市でさし飲み、就職が決まったというお話は聞いていたんですけれども、何やら卒論に関して相談したいことがあるということでした。東京大学新聞の編集長をやってた方ですから、前日の今日になって「明日は宜しくお願いします」というメッセージを送ってくる等ちゃんとしてて、あら律儀素敵と「こちらこそ」の返信をしようとしてふと気づく。やべぇ、明日、水の祭典の本番じゃねーか。
 懐石「G」カウンターの予約は18時で、事前の待ち合わせ約束は西鉄K駅に17時40分だったんですけれども、よく考えたら祭典の当日っつったら市内の交通網はズタズタ、西鉄K駅は大量の人出、そんな時間にそんな場所で待ち合わせなんかしたら混乱に巻き込まれるし感染のリスクも半端ない……ということで、待ち合わせを西鉄K駅から2駅隣の試験場前駅(店から徒歩5分)に変更、と返信に添えました。危なかった。
 本日3日、祭典前夜祭。明日4日、水の祭典。明後日5日、筑後川花火大会。コロナ禍で2年連続中止になったイベントが3年ぶりに復活、K市挙げて盛り上げようぜ……という雰囲気が半ば以上に自棄糞気味に見えるのは、勿論7月の週末「土曜夜市」を3年ぶりに復活させたK市が感染大爆発を起こしている真っ最中だから。30万人の都市で900人の新規感染って、どうなってんのよって話です。市内の中高生徒指導部の教員が連携して補導に当たるのが毎年の恒例なのですが、今回はその補導が中止になったそうです。恐らく、教員の感染リスクを下げるためなんでしょうね。
 私は、3日午後から6日までは市街地に近づかず(食材は今日までに買い込みます)、7日からの誕生日イベント(私が私を祝うやつ)に備えます。懐石「G」は町外れ、しかも1日1組限定ですので安心。

 朝の早い時刻は書斎で作業、9時半過ぎに自宅前を出るバスに乗って30分強、本日の朝昼兼用は10時オープンの老舗ラーメン店に決めました。
 食堂系ラーメン「O」で、大ラーメン(700円)に激辛高菜(60円)。具材は小さめの叉焼4枚・スライスゆで卵・葱・焼海苔1枚、これぞ感が凄い。食堂系らしく、美味しいというより優しい、普段「バリカタ」とか言ってるような客が卒倒しそうな柔らかな口当たりの麺です(勿論、麺の固さの指示などできません)。私以外に10人程いた客(全員男性)は全員ラーメン・チャーハンのセットを注文していました。

 昼前に学校入り、先ずは進路指導室で同窓同僚数学(のお嬢様)・事務嬢さん、にお土産をお渡し。その後、自習に来ていた高3生2人、郵送されてきた浪人生2人分、の現代文・漢文の添削(と、浪人生への返送作業と)。別の高3生からは国語に関する相談を受けて15分程お話も。
 その他色々と仕事を3時間程こなして、15時前に学校を出発。灼熱炎天下を10分歩いてスーパーマーケットに入り食材を調達、タクシーで自宅まで。自宅では、夜(鍋!)用の野菜を切って、電子レンジを使って茄子の煮浸しを作成。入浴後、17時という早い時刻から「かしゃぷしゅ~」。

 8/3の「自粛御膳」。
 牛しゃぶ鍋~野菜3種。
 清水バンジー! の心持ちで買ったお高め佐賀牛のラベルには「冷しゃぶで!」と印字されていましたがそんな勿体ないことが出来るはずもなく、卓上コンロまで出して確りと独り鍋を準備。具材は牛肉の他、豆腐・白菜・葱・えのき・占地。昆布・イリコでとった出汁に日本酒を入れ、台所で豆腐だけ温めてから卓上コンロに移動、座った瞬間に汗がダクり始めましたから、初めて上裸で夕食を摂りました。何しろ、冷暖房の無い居間(扇風機のみ)ですのでねぇ。

 中村光聖☆おにいさん』読了、★★★。長編企画の戦隊ものエピソード、正直そんなに面白くなかったと思う。
 ヴァージニア二等兵異世界居酒屋「のぶ」(十五)」読了、★★★★★。