川添象郎『象の記憶』読了、★★★★★。ここまでスケールがでかいとどこまでが本当でどのくらい盛ってるのかなどというつまんないことを考える気が霧散してしまいますね。一世一代を何回繰り返してるんだろう、というワールドワイドな「興行師」（？）の人たらし博打人生。正直、「キャンティ」の２代目で、ユーミンの2nd『MISSLIM』のジャケットのピアノの持ち主の義理の息子（「の」が多いですね）で、薬物で何度か逮捕されている人、程度の知識しか無かったんですけれども。些事ですが、一瞬だけ鹿児島の某有名進学校・神学校に通っていた（全く馴染めなかった）というのは面白く。あと、本に寄せられたユーミン・加賀まりこのコメントはどちらも皮肉がきいてて良かったです。
担任を務めた63・67回生のMくん（東大→出版）・Ｍさん（京大）兄妹のお母様からお中元が届きました。有難く嬉しいものの、いつまで甘えてて良いんだろうか……とやや不安になりつつ包みを開いたら、３食分の温泉湯豆腐セットが入っていました（嬉）。若しかしたら、誕生日辺りのエントリをお読みになっておられるのかも知れません（ということで、先ずはここで御礼を。有難う存じます）。
午前中は自宅で読書・書き物。昼食は、暫く気になっていたカレー屋（土砂降りなのでタクシー移動の必要）に出かけることにしました。
螢川のカレー「Ｋ」のランチ。
チキンカレーと週替わりカレー（六白豚）とのあいがけ、大盛り・大辛（1400円）。
ご夫妻で切り盛り、夜だけのバーがカレーの昼営業を始めたのはコロナ禍きっかけ、奥様のシャバシャバスパイシーカレーは完全な独学とのこと。具材豊富（揚げ野菜・ピクルス・味玉）で身体に優しい。刺激優先派には受けないかな（やや薄味に感じると思います）。
カレーを食べている間に雨が上がったので、西鉄Ｋ駅まで15分ほど歩いて、書店・スーパーマーケットで買い物。今夜は「もりき」にお土産を届けますが、明日の昼からは自炊です（明後日から通常出勤が再開するので、明日は絶対に昼から飲む！）。
帰宅後に入浴、少しだけ書斎で机仕事をした後、16時という遅い時刻から学校に出ました。卒業生（浪人生）の依頼添削、時間割業務、校内模試作成。帰りはタクシーで「もりき」へ。
8/17は「自粛御膳」をお休み、大阪のお土産を届けがてら「もりき」へ。
小鉢２種・アカガラ酢味噌和え・秋刀魚塩焼き～コンビニ惣菜（自宅）。
カウンターでしっとり飲んでいたら、事務嬢さんから「コンビニに『秋味』が入りました！」という報告メールが届いたので店を「早退」。セブンイレブン経由で帰宅後に「秋味」と奈良「風の森」とで飲み直し。
居間での飲み直しのお伴は、録画視聴の映画『埋め切らぬバカ』（2021年）、★★★★。読み終わったばかりの『象の記憶』にも重要な人物として登場していた加賀まりこの、ン十年ぶりの主演作。良作。
