思いこんだら 試練の道を

 本日、高3は外部模試受験なので私は授業なし、試験監督が詰まっているだけの一日(監督をしながら、教室で浪人生の依頼添削他机仕事)。17時まで仕事をして、定時帰宅。
 最近、「コロナ禍になってから仕事に対して不真面目になった」と盛んにアピールしていて、実際3年前と比較したら(朝の仕事始めの時間は変わらないながら)仕事の終わりが早くなって「定時退勤」だとか「1時間の早上がり」だとかにあまり罪悪感がなくなっている。んですけれども、よく考えたら果たしてこれが本当にコロナのせいなのかどうかは微妙なところでして。コロナ発生直前の年度は仕事と並行して母君の生活介助とお見送りとがあったのでちょっと括弧に入れておくとして、その前の年度の私は67回生の高3B担任をしながら現代文やってたんです(それを含めて3年連続で67回生の担任でした)。担任業務をやっていたら定時の17時に退勤するというのは相当に後ろめたくなります、なぜなら生徒の下校完了時刻が18時だから。担任務めてる生徒が学校に居るのに自分は自宅に帰って飲みに行く準備でも、ってのはちょっと心理的にね。そこへ来て高3現代文(入試過去問添削)の仕事が物理的に殴ってくるもんですから、そりゃ週に80(普段)~100時間(2月入試直前)とか働くことになる。コロナ禍が始まる頃に担任を外れて時間割担当になったんですけれども、「不真面目」化の原因は担任業務からの解放という要因もあるかも知れません。

 担任……いつかまたやらされるかなぁ、あれ、情が移って困っちゃうんですよねぇ。あれはですね、私生活に(生徒よりも)大切なご家族を抱えておられる方が適当な距離感を保ってやった方が良いと思うんです。そうじゃない私の場合、担任やるたびに「人生の今この瞬間は自分の担任クラスの生徒がいちばん大事」になっちゃいますもん、崇高な理由じゃなくて「他に私の責任で養い大切にすべき相手が誰もいないから」っていう端的な事実にただ流されて。そりゃ定時退勤が後ろめたくもなります(逆に言えば、私の領域に家族を抱えておられる先生方はとっとと帰っちゃっても良いんじゃない? って感覚)。
 小学校3年生の時のクラスの担任のO先生、厳しめ毒舌のおばちゃんで生徒・保護者受けは悪かった記憶があります。私もちょっと怖がってたんですけれども、別に嫌いではなかった。いつか母君が「××くんのお母さんが『O先生は結婚してなくて子どもがいないから子どもの気持ちが分からない』と文句を言ってた。どう思う?(大意)」と私に聞かれたことがあって、その時O先生を庇おうとしたのか「子どもが居る先生だったらピンチには僕らより自分の子どもを助ける(大意)」と答えた記憶があります。今となったら、それって良いことじゃん、ですけど。

 何が言いたいかというと、要は今(学年団を離れている間)は不良だってことです。夜はお鮨、明日は年休!

 9/13は「自粛御膳」をお休み、六ツ門の寿司屋「G」へ一人で。
 カワハギ刺~茶碗蒸し~鮨8貫~帆立バター~卵焼き。
 鰯なら1貫100円から(100~500円までの50円刻み)、生ビール450円、日本酒はラインナップはやや古いけれど1合500~700円、とお財布の味方。
 自宅で軽く飲み直し(小鉢2種)。明日は昼過ぎまで年休を取って遊びに行くので、少しだけ調子に乗りました。