笑うなよ 殺すぞ ラララ 身を削り言葉にして

 こないだ、何気なく点けたTVにチコが写った瞬間に「ぎにゃあああぁぁっ!」と絶叫してチャンネルを変える。今、あの女(っつかオッサン)に「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」とか罵られたら、間違いなく心が折れます。
 何だかんだで寝室改修60万円は心が痛い案件ですので、せめて授業で喋って笑いにすることで供養に代えようと、もうすぐ一人暮らしを始める高3への注意喚起(こういうケースもあり得るよ、という事例紹介)を兼ねて5クラスで喋りましたらちゃんと笑っていただけまして満足……したのですが。とあるクラスで「せめて笑ってもらえれば」という前置きで生徒に話し始めたところ。
 私「私、今、3LDKのマンションに独りで住んでるんですけど/」
 生「「「プークスクス」」」
 私「そこを嗤えと言ってるんじゃない」

 4時前起床、昨日の文系漢文の添削・集計の残りを書斎で。入浴後に早朝の徒歩出勤、職員室で板書準備。授業ぎゅう詰めの最終日は授業5コマに放課後の特講1コマ(添削集計も退勤前に職員室で)、と地獄のスケジュール。
 先ずは1~4限が中3の現代文。森博嗣の文章が教科書に載る時代なのねぇ、としみじみ。漢字の小テストもやったので、授業の合間や昼休みに採点集計をサラサラと。5限は高3某組でセンターの過去問演習、回収した答案(40枚・漢文50点満点)の採点集計は5分もあれば終わるので楽。6限の間に時間割業務その他を終わらせたら、16時から理系漢文特講、17時の終了後は職員室でひたすら添削をガシガシ。我ながら今回は「神速」レベルで、集計まで含めて2時間強で終わらせ、答案を高3担任団の机上に残して退勤……これで、全てを忘れて東京へ行けます!

 職員室に残っていた後輩数学先生に車で自宅まで送ってもらい、入浴後に着替えて「もりき」へ。旅行前のご挨拶です。

 10/19は「自粛御膳」をお休みして、居酒屋「もりき」で独酌。
 小鉢2種~マグロ酒盗~タカバ煮付け。
 618蔵目・山梨「日本男児」(濁酒)。
 小鉢の肉じゃがは常連さん差し入れの馬肉を使った珍しい逸品、煮付けのタカバも同じ方が釣ってこられたとれとれ、立派な大きさのカマで食べでがありました。そして驚きはまだ初体験の蔵があること、隠し球が尽きませんね。山梨県の某ワイナリーの裏名物みたいな商品だそう。獨酒は苦手ですが確かにワインの味でこれは大丈夫、★★★。マスターに「お土産買ってきま~す」と完全に浮かれた(でもって酔っ払った)ご挨拶を残して退店。健康睡眠。

 木下龍也『あなたのための短歌集』読了、★★★★★。