忘れてしまえば ただの幻なの

 それ以外覚えていないだけなのかも知れませんが、私、寝ている間は基本的に悪夢しか見ません。高いところから落ちる系が多いんですけれども、大体事故・事件・超常現象に巻き込まれるやつばかりです。たまに夢に母君が登場なさる時でさえ必ず悪い夢になりますので、出来れば母君には出演をご辞退願いたいと常に思っています。そういう風ですので、それこそ7~8年に一度くらいの割合で「悪夢ではない」夢を見た時は、その記憶がめちゃめちゃ鮮明なんですね。
 この日記に書いたことがあるかどうか、前回見た「悪夢ではない」夢は、何故か私がいっこく堂(本名・玉城一石)の半世紀来の親友という設定で、病室のベッドに横たわる彼の最期を看取るというものでした。彼の手を取り「一石! 一石!」と呼びかける私、弱々しい声で「ありがとう……」と最後の一声を発する一石、私の手から滑り落ちる一石の手、止まる心電図の音、私が「いっこくーーーーっ!」と叫んだ後で、空から降ってきた「……あれ、声が、遅れて、聞こえてるよ?」というメッセージ。目覚めたら号泣してました。
 で、今日、久しぶりに見た「悪夢ではない」夢。F中時代の私と同窓生が登場するんですけれども、何故か体育大会の種目にイントロクイズ(ドレミファドン)があって、私が懐メロを答えまくるというものでした。覚えている問題は、岩崎宏美「聖女たちのララバイ」と岸洋子「希望」と。岸洋子の名前を芹洋子に間違えそうになったところまではっきり覚えています。別に何の意味もないんですけど。

 中3の授業4コマ、放課後に長い会議。遅い時刻に帰宅して入浴、自炊。
 明日から4日間は定期テストで、私は2日目(7日)に中3の出題があります。その前に、明日(6日)は高3の校内模試初日で、私は漢文を出題しているのでその採点を終わらせる必要があります(3~4時間かけて、当日中に終わらせます)。

 碓井ツカサ『異世界居酒屋「げん」(9)』読了、★★★。

 632蔵目・千葉「岩の井」(月の沙漠 純米吟醸)。