もしもかもめになれないのならば 僕は静かな地蔵でいたいな

 『新潮国語辞典』(第二版)の「鍛練・鍛錬」の説明③に「辞句を推敲すること」とあるのですが、ここで使われている「辞句」の語はこの辞書では立項されていません(『日本語大辞典』にはありました)。「辞」と「句」とを別々の語だとする解釈はちょっと無理がありそう(それなら「辞や句」とするはず)なので、例えば第一版では立項されていたのが二版で削除されたとか? 調べてまではいませんが、単純に、辞書における説明に収録外の語を用いるのはアリなんでしょうかという疑問が(批判ではないです)。

 1限の授業は文系二次対策、授業後に添削をサクッと。会議1件、浪人中の卒業生からのアポイントメントが1件(書いてきた産業医大の志望理由書の添削)。冬休み(という概念は高3にはないのですが)中に自学できるように授業で扱っていないセンター試験の過去問をプリントの束にして高3全員に配布。休み時間にF校親玉大学病院に電話をかけて、2023/2/21(火)の日帰り人間ドックを予約(職員健康診断を受けない代わりに人間ドックの結果の提出義務あり)。
 数年前(コロナ禍の前)の上京中に原画展で一目惚れして購入した水森亜土ちゃんの油絵(歌うお地蔵さん)を居間の壁にかけておいたところ、落下して額装から絵が外れてしまったのですが、美術科先輩先生(F高での先輩で、教員としてのF校赴任は私の方が先)が修復して下さいました。嬉しい。プロにお縋りするのがいちばんです。

 夜は、よくして下さっている英語科先輩先生と小料理屋「A」へ。小鉢天国、歓談。