お新香食べるの好きなのよ 胡瓜じゃなくて 100歳!

 ボタン1つでお風呂にお湯が溜まる文明生活。40分程かけて浴槽がいっぱいになったら「お風呂が沸きました。保温運転しません」というボイスが服を脱げと命じます。ただ、炊事をしていたり書斎で音楽を聴いていたりしたら、時々ボイスを聞き逃すこともありまして、気づけば50分60分過ぎててあらあらとお風呂場に行くことに。で、その内の20回に1回くらいなんですけれども、ボイスを聞き逃してたんじゃなくてそもそもボイスが発せられてない、ボタン1つを押したつもりが押せてなかっただとか浴槽の栓を閉め忘れてただとかいう理由でお湯が全く溜まっていないことがあるんです。風呂の蓋を開けたら中が空っぽ、というのを全裸で眺めて立ち尽くす一瞬の虚しさたるや。
 せっかくのお休み(祝祭日)なのに、朝から失敗をしてしまい全てのやる気を失う(改めてボタンを押す、服を着る、書斎で適当に時間を潰す、口惜しいからいつもより長めにお湯につかる)。午前中は思いっきりだらだらと過ごして、朝風呂から出たら既に10時を大きく過ぎていました。

 11時に近所のラーメン屋「M」でワンタン麺の大盛り。昼過ぎの西鉄電車で天神へ。大雪強風の中を革靴で出掛けるのはあれですが、午前中にだらけた反動で午後をアクティブに過ごそうと思い立ってしまったのです。因みにどのくらいの大雪強風かというと、電車の停車駅でドアが開く毎に車内が小さく吹雪くくらい。
 福岡行きの目的は県立美術館で、開催中の2つの特別展をはしごしました。『日本の切り絵 7人のミューズ』~『野見山暁治 寄贈記念展』。前者は日本を代表する切り絵作家7人による合同展。作品世界は具象から抽象まで様々でしたが、何れも(基本的には)鋏1本の超絶技巧、吹雪をおして大勢の鑑賞者が訪れていました。後者は102歳にして現役、郷土を代表する文化人の令和最新作(101歳・100歳辞典の作品)から大学卒業制作(第二次大戦中)までの来歴を遡って辿るというもの。
 F校の校舎5階に、野見山氏制作のステンドグラスが飾られています。58回生の卒業記念品です。それに付けられた紹介プレートが何故か「野見山暁『冶』」になってるんです。「さんずい」の一部が擦れて「にすい」になったのではなくてはじめから「にすい」になってる様子。そっちの方が難しい(不自然)だろうに。

 「岩田屋」で靴を2足購入。自分の足のサイズが分からずにいつも適当なものを買っていたのですが、40歳を過ぎてからここのシューフィッターさんにジャストな靴を提供していただいたのを機に、今後靴は「岩田屋」でしか買わないと決めているのです。
 デパートの袋を提げて帰りの電車。雪はほぼやみました。K駅に到着後、徒歩10分の美容室「G」で馴染みの店長Kさん(ワンオペ)に髪の毛を切ってもらいました。1時間、あれやこれやの話をしながら。

 2023/3/30(木)、内野聖陽瀬戸康史笑の大学』@キャナルシティ劇場、昼公演のチケットが当選。これは嬉しい、楽しみです。となると、来春の上京は3/31(金)からになりますね(30日を福岡泊にして翌日福岡空港から出発)。誰か都合が合うなら、30日の夜は福岡市で卒業生を飲みに誘おうかな。
 ということで、3/30(木)の福岡泊のホテル、及び3/31(金)~4/4(火)の上京時のホテル・飛行機をネット予約。

 夜は自炊。具沢山の炊き込みご飯を土鍋で炊いたのですが、今日はあまり上手くいきませんでした。買っている米の粒が小さくて、他の具を入れたときの炊き上がりが悪いんです。むぅ。おかずは烏賊納豆・味噌汁。ビールから日本酒、広島のカップ酒は4蔵目で最後です。
 642蔵目・広島「粋」(にごり酒 CUP)。
 643蔵目・千葉「宝船」(純米吟醸)。