若い者を教育せにゃらなぬ(しっかりしてね)

 4時起床、入浴後に徒歩出勤で6時に仕事開始。昨日の課題テストの解答例をプリントにして、採点結果を集計。テスト返却後は新しい文章で早速授業に入るので、その板書準備も。扱うのは岡真理「『文化が違う』とは何を意味するのか」で、勿論教科書外からの投げ込み。中3に何を読ませるんだ(一橋大学入試の本文やぞ)という話ですが、ついてくる(少なくともテストで点を取ってくる)んだからしょうがないんですもん。因みに、岡真理が終わったら次は加藤周一『日本文化の雑種性』です。1~4限が授業だったので、その後は2月までの時間割変更(予定表)を紙(1枚が1週間)に印刷して、職員室の全教員(非常勤の先生まで含みます)に配布しました。

 唐沢俊一『僕らを育てた声 太田淑子編』読了、★★★★。逝去直前の太田淑子さんへのインタビュー。豊ちゃん(水谷豊)のドラマに石井おとみ(石井トミコ)と組んでレギュラーを、など声の話だけではなく顔出しの話にも楽しいものが沢山。そういえば、石井トミコさんってお元気なんでしょうかね。20年前に放送された『ディスカバ99!』は大好きな番組でしたが、或る日のゲストの石井トミコが自らの仕事を「身過ぎ世過ぎです」と言ったのがとても格好よかった記憶。
 この「僕らを育てた声」シリーズは、上京でジュンク堂本店に行くたびに仕入れており、阪脩(購入済み)・増山江威子(未購入)以外は全て読んでいるはずです(小原乃梨子さんのインタビューを熱望)。インタビュアーの唐沢さんが取材対象の声優及び旧き良き時代への思い入れがありすぎて、油断したら直ぐに若手声優や最近の業界への苦言に誘導したがる癖がある(それに対する取材対象の方々の応じ方は様々です)のだけが難。