何もかもいつもと同じふりをしている

 ……で、寝て起きて気づいたんですが、春に初めて「H」に行った時はファーストドリンクを生ビールにしていて、昨日2度目の訪問は最初から日本酒でした。と、いうことは、私、昨日はビールを1滴も飲んでないの!? 休肝日を別にすれば、お酒飲んでビール飲まないなんてこと、これまでただの一度もなかったのに! と、地味且つ謎のショック。
 だったのですが、早朝の駒込駅で合流したHくんに「大丈夫です、昨日の『舞美人』、ビールで加水してから温めてたでしょ?」と言われて、ホッと胸をなでおろしました。同行者万歳。

 本日(上京3日目)の日記は、後程。

旅人 荷物をかばって

 池袋東口、お気に入りの「マーメイドコーヒー」に開店9時と同時に入店。3階のチェス盤が置いているテーブルに座ったら、その横で滅茶苦茶卑猥な木像2体(どちらも局部丸出し)が私にガン飛ばしてました。ハンドドリップコーヒー、美味。向田邦子『無名仮名人名簿』を読みながら、今日の移動の計画をぼんやりと。朝は観光をせず買い物、青山でランチを挟んだら、午後は展覧会3箇所というところ。

 渋谷に移動して、先ずは構内にある「吉田カバン」の売り場に。マグボトルを立てるポケットのある、ちゃんとした鞄を買おうと思ったのです(今は、「男く祭」グッズのトートを肩から)。先ずは鞄自体の値段にビビらされたのですが、ポケットの条件に合う鞄がどれも私の希望より大きすぎたために断念。
 バッグと言えば「吉田カバン」しか知らなかったから次はどうしようと考え、「東急ハンズ」渋谷店が空きで閉店になるというのを思い出しました。センター街(あまり好きじゃないです)を歩いて、久々(大学時代以来?)且つ最後の訪問を。先ずは、鞄売り場で水筒ホルダー付きの手提げ鞄を購入。水筒・本などを入れて通勤に、という条件を店員さんに伝えたら、10000円もしない手頃なものを直ぐに見つけて下さいました。予想より遥かに安く済んだので、もう一つ(通勤用に)欲しかった日傘も購入することに。傘売り場の店員さんにおススメを聞いて、最初に勧められた10000円弱のものを購入。表は白、裏地が黒。小ぶりサイズの折り畳み。店を出てから早速使ってみました。

 炎天下を(日傘の力を借りて)20分強歩けば、日傘はあれど汗はかきます。予約したジャストの時刻に青山「LATURE」に到着。カウンター席でランチのショートコースを。お酒は無しで、ドリンクはガス入りのミネラルウォーター。
 メインが蝦夷鹿(私にとっては店のスペシャリテ)なら私はそれだけで満足……ではあるのですが、それ以外のお皿が全て初見の料理だったのに驚きました。アミューズののコーンポタージュ、前菜のサラダ(鯛と米)、デザートの阿蘇湧き水ゼリーのナッツ添え、この3品は店内の全てのお客さんに供されていましたが、蛤のマリネ(鹿の血のマカロンの代わり)・鮎のパイ包み(パテアンクルートの代わり)はどうやら私だけのよう。
 退店時、見送りのシェフに伺ったら、「お客様の過去のメニューは総て記録を」という返事でした。シャッポ。私、生徒をこんなに大切にできるかしら。

 松濤に移動して、先ずは「松濤美術館」の特別展『髙島野十郎展』へ。地元のご婦人が「この美術館がこんなに混むなんて!」と叫ぶ人出でした。ここの美術館は小箱なので、展示数の多い企画はスペースをぎゅう詰めに使わざるを得ず、ただでさえ狭く感じられる空間が人いきれで噎びそうに。
 巡回展で、私は福岡で既に観ていたので、好きな作品(からすうり・月・蝋燭・自画像、等)をじっくり。あとは、絵というより客、というか人出の観察を。明善から東大首席、以降は東京・柏の人。彼をK市の画家というのは、若干図々しいでしょうか。

 続いて、同じく松濤の「戸栗美術館」。企画展は『酒がおいしい古伊万里展』、名前が素敵です。古伊万里は向田邦子が普段遣い、と今読んでるムックの中にありましたが、貧しく碌な料理も出来ない私には遥か遠い次元(お呼びでない)。なんですが、それでも(コロナ以降)酒・肴を引き立てる器の細(ささ)やかな収集を趣味とするようになった人間の嗜みとして、一応。ぶっちゃけ、器だけだったら単調な展示だったと思いますが、浮世絵や江戸文学の補助線が活きていました。

 古伊万里を浴びたあと、最後は神泉の「器〇□(うつわまるかく)」へ。青森の金山焼き、備前焼、2点で5000円。ともに12cm直径の深皿状で、店員さんに「鍋をよくするんですけれども、呑水に使えるでしょうか?」と伺えば、「食器は、如何様(いかよう)にも、です」と優しく。
 その後、駒場東大キャンパスを通って井の頭線で渋谷に戻りました。駒場正門の前で、春に卒業したばかりの74回生Kくんに遭遇してご挨拶。そう言えば、私、旅行中は(出勤時と異なり)ノーマスクで通してるんですが、向こうからのお声がけでした。マスクを外した顔、ご覧になったことはないはずなんですけど、判るもんなんですね。テニスくん、金髪。「入学したばかりなのに髪を染めちゃって……」と恥ずかしそう(申し訳なさそう?)だったんですけど、私だって学生時代は焦げ茶色でした(TQC18期で髪の毛染めてたの、私だけだったかも)。

 新宿「SOMPO美術館」の特別展『山口華楊展』。写真NG(出口近くで特別展示のゴッホ「ひまわり」のみOK)。
 文化勲章の画家ながら寡聞、訪問は看板の作品「幻化」に惹かれてです。花鳥動物画の大家、実際「かわいい」のコーナーもありはしましたが、聖性を帯びた動物たちは寧ろ「恐ろしい・畏れ多い」(「おそれ」の両義性)という形容が正しそうな気がしました。

 昨日の夕立も激しかったですが、今夜も「幾らなんでも」みたいな夕立。東京って、毎日こうなの? と冗談半分で訊いたら、Hくんは「ですよ」とさらり。東京、異常気象?
 今夜は大塚の日本酒バー「H」のカウンターに、61回生Hくんと。10人のカウンターは連日満席、ワンオペマスターの独創的なコース料理に日本酒のペアリング、開始1時間で八寸が狂されて以降は、日替わり12種類の日本酒(及び店内常温保存の日本酒)がフリーフロー。19~22時のショウ・タイム、最高です。料理と日本酒と、以下(どや)。

【コース料理】
①桃・レモングラス
②オランダ島サーモン・ズッキーニ
③蝦夷鹿
④八寸
⑤出汁
⑥鱧・茄子・酒粕
⑦和牛・青蜜柑
⑧鰯煮干し
⑨甘味
【ペアリング】
冨玲・讃岐くらうでぃ・たかちよ・舞美人・廣戸川・にいだしぜんしゅ・菊姫・矢野
【フリーフロー】
陸奥八仙・飛露喜・花陽浴・鏡山・甲子・豊賀・黒松仙醸・菱湖・谷泉・田光・鍋島・光栄菊・大号令・長珍・天美・春心(←未踏破が1蔵!)
 894蔵目・石川「春心」(純米酒)。

 3時間、日本酒とJ-popとHくんの病みとの話で盛り上がって、盛り上がった序でに明日も遊ぼうぜという流れになって、明日の上野観光が同行者付きに変わりました。
 「H」は1軒で最初から最後までノンストップで完璧(所謂「The Parfect Vision」状態)なので、昨夜に続いて今夜も、二次会もホテルでの飲み直しも無し……

ICHIGOMAN

 熱無し、倦怠感無し、咳喉異常無し。ただ、後鼻漏だけが残りました。怖いので、味覚を試す真似はせず、朝は水を飲むだけ。
 暗い内から旅行の荷物詰め。母君には、賞味期限が長いお供えをたくさん準備(何せ、5日分ですから)。

 今回の往路は、バスで西鉄~特急で天神~地下鉄で福岡空港、というコース。クリーニング済みのジーンズに「男く祭」Tシャツ、マグタイプ携帯は初めて。宿は池袋、夜の店は総て予約済みで、展覧会の当たりも大凡つけています。前述のように体調は8割というところ。旅が薬と信じて出発。
 往路のバス・電車では向田邦子を特集したムック。これを飛行機で読み続けるのは他の乗客のためにも良くなさそうなので、機内では読み物を漫画に変更。福岡空港の中にあるドラッグストアでキットを購入し、みんなのトイレで鼻うがいにチャレンジしました。上京では必ず人生初を一つ以上と決めていますが、今回は行きの空港で早くも達成です。苦手意識がありましたが背に腹で、やってみたらかなりスッキリ、鼻の通りがよくなりました。機内サービスで受け取ったコンソメスープを一口飲んで、覚えのある味が確かに感じられた瞬間に思わずガッツポーズ。

 山手線は空いており、品川経由で池袋に到着したら、昼食の後でホテルに荷物を預けます。池袋駅のホームで舌を改めて確認、自販機のヤクルトが「あの味」だったので、多分ほぼ大丈夫でしょう。
 で、それであっただけに、ちゃん系初体験が楽しみだった「けいちゃんラーメン」(2辛)が辛いだけで旨味が殆ど感じられなかったのは残念でした。

 予約したホテル「A」は池袋西口から要町方面、地上を汗だくで歩きつつ、何度か通った記憶がある店の並びが何だったか思い出そうとしていたら、思い出す前に「スアール」の看板を見つけました。フロントに荷物を預けて、フロントの給水機(F校設置の物と同じ会社のものと思われました)でマグボトルに水・氷を入れてから出発。ホテルのすぐ傍に入口があったので駅地下街へ。以降は、汗をかかずに移動できます。
 先ずは、携行する本が無かったので聖地「ジュンク堂」へ。1時間程店内を逍遥、背表紙読書をしながら籠にポイポイと本を放り込み、会計は有人レジ一択。配送手続き、買った本のうち2冊を持って帰り、残りは無料配送に回す、いつもの流れです。
 そうそう、下りのエスカレーターから何気なく窓の外を見たら、「無敵家」にただの一人も並んでいなかったのに驚愕。こっちにしときゃ良かった。

 週末よりは少しでも人が少ないだろう平日に、ということで初日の観光は展覧会の梯子をすることに。
 先ずは原宿、「太田記念美術館」の特別展『アニマル&モンスター』。撮影NG。先日「福岡市博物館」で観た『幽霊・妖怪画』の構成・分量と比較すると、今回はどうしても肩透かしの感。前・後期で展示70点が総入れ替え、収集作品の多さはすごいと思いますが、企画を貫く軸が無いのではとも思ってしまう。夏休みの児童向けでしょうか、章立ては「かわいい」「怖い」「ちょっと変」、あざといですね。
 とは言いつつ、個々の作品には(一度は、或いは再び)見たいと思っていたものもあり(『幽霊・妖怪画』との重複も)、見られなかった70点にも興味はありますので、全140点掲載の図録は購入しました。1500円、安い。

 続いて目黒、「東京都庭園美術展」の『ルーシー・リー展』が素敵でした。撮影OK。
 轆轤没頭93年の生涯、バーナード・リーチを介して民藝とも通じた彼女の作品には、確かにどこか和の雰囲気が。展示会場は戦前日本でアール・デコの粋を尽した旧朝香宮邸(重文)、こちらも和洋邂逅(折衷ではなく弁証法)の世界。何となく、会場と展示品とが響き合っているような気も。
 「掻き落とし」の上昇感、「鎬」の力強さ・繊細さ、青の深さ……と、結局全展示品を写真に撮ってしまい、図録は買いませんでした。で、図録の代わりに無料のジュニアガイドを持ち帰り。これが作家の為人・来歴・技法を易しく且つ詳しく伝える優れものでした。ここの美術館、「お土産」が凝ってるんです。

 池袋のホテルに戻ってチェックイン、入浴。長風呂して、蒸しタオルを顔に当てて、チクナイン飲んで、2度目の鼻うがいをして、取り敢えず考え得る対策は一通りです。
 入浴後は直ぐにホテルを出発して水道橋駅に移動、今にも泣き出しそうな曇天の下を早歩きでお店まで。本日、水道橋「たかや」に、55回生Tくんと。

 私の方が5分程度早く入店、店に着くか着かないかの時に身体に何滴か当たりましたから、正にギリギリセーフでした。だって、5分後に仕事上がりのTくんが入店した直後から、凄まじい雷鳴とともに激しい夕立が降り始めたのです。陽水の歌そのものみたいな激しさ。
 さて、「たかや」です。気づけば、冬・春・夏と、上京旅行で3回連続で訪問しています。炙り前菜・八寸で1時間、出汁巻き・揚げ物・〆で1時間、コース飲み放題2時間の流れは大体こんな感じ。今回は、前2回よりお高いコースを予約したのですが、料理の内容は全く変わらず、飲み放題の日本酒のグレードが上がるということでした。確かに、高知「亀泉」・福島「會津宮泉」・神奈川「雨降」等々を入れてるの、凄いと思います。
 お話は最近の学校のことやら漫画のことやらTくんの家庭のことやら、まぁ色々。銀行勤務で海外滞在も済ませた社会人バリバリ、ご結婚してパートナー氏・お子様と睦まじい暮らし、外見も貫禄がついて(ごめんね)、Tくん、8歳下なんですけど私なんぞよりずっと年上に感じられます。でもって、そんなTくんに体調を慮られて、今回は1軒で解散と相成りました。旅の助走ですね。

 ホテルの真横に、夜中までやってるクレープ屋があるんです。飲み直しをしなかった代わりに、生クリームと苺のクレープを買ってしまいました。明日以降は、こういうカロリー摂取はしません……が、日本酒も蕎麦も全部味が分かったのが本当に嬉しかったから、今夜はどうしても、砂糖の甘さも分かるのかを試してみたくなったのです。美味。

味気ない 何気ない夜だって 気付けば

 起床時の体調、喉は回復傾向、鼻が昨日より酷い。所謂「後鼻漏」の症状で、私、これが出ると弱っちゃうんですよねぇ。明日から待ちに待った上京だというのに。

 朝、学校へ向かう途中のディスカウントストアで「チクナイン」を購入。職員室で少しだけ机仕事。バスで西鉄に移動して1日分の食材(鍋)を購入、バスで帰宅(バス停前のクリーニング店で服を引き取り)。

 今日買った豆腐・もやし・木耳・ニラ、そして野菜室に残っていた野菜を全部鍋に入れました。もやし以外の野菜は全て細切りに。麺つゆ・白出汁・醤油・味醂で味付けをした鍋にして、餃子の皮のしゃぶしゃぶで野菜を包んでいただきます。
 893蔵目・兵庫「酒泉郷いちじま」(チャレンジ 純米吟醸 無濾過生原酒)。

 旅行を控えて早めの就寝、の数時間後に鼻が気持ち悪くて目が覚める(日付を跨いだばかりの時刻でした)。後鼻漏、酷くなってる。嫌な予感がして、冷蔵庫のキムチを一口食べてみたんですけれども、あんまり味が感じられなくて軽く絶望。旅行、どうなるんだろう。

BBQパーティーで知り合ったばっかり

 昨日の「G」では確実に美味しさを味わえていたので、ギリギリセーフということにしておこう。やっぱり、授業が無くなるまで風邪をひくのを控えていたのか、私の身体は。
 起きて直ぐに分かる身体の異常、喉と鼻とがやられています。熱や倦怠感などはなく元気ではあるのですが、声が半分方死んでいますね。今日は福岡(姪浜)までアウトドア部の引率出張があって、帰って来た後は卒業生(70回生)と飲み会の約束も。どちらもキャンセル出来ないので程々に頑張って、明後日からの上京旅行は万全で楽しめるようにしなくては。

 自宅から徒歩15分、花畑駅前で朝から開いている(飲もうと思えば飲める)海鮮居酒屋「T」に入り、朝の定食で英気を養う。月見づけ丼(味噌汁・サラダ・小鉢)、1200円。美味。退店後、向かいのドラモリで薬を購入してから西鉄電車で天神、地下鉄に乗り換えて姪浜。水を入れたマグタイプを鞄に入れているので、粉薬もその場で飲めます。

 本日の出張は、姪浜のバーベキュー施設に、アウトドア部の部員(高1・高2の女子20人)を引率するという任務。正顧問ダブルダッチ先生のお供です。電車移動の私は姪浜駅で部員17人と合流して、施設まで20分の徒歩移動。正顧問先生は部員3人と車移動で、食材や用具などを運びます。
 バーベキューに西瓜割りに水遊び(施設は海岸にあります)……ってのは、「部活動」なのだろうか? という疑念は脇において、ワチャワチャと遊ぶ女子生徒を遠くから眺めるだけの仕事。やったことと言えば、彼女たちがBBQをしているのを眺めて、3回ほど買い物のパシリをして後片付けを手伝って、彼女たちが西瓜割りをしているのを眺めて、スイカを頬張っている横で後片付けを率先して、彼女たちが海で遊んでいるのを眺めて、生徒の誰かが堤防に残していたスニーカー越しに海の写真を撮って(スニーカーにスマホを差し込んでおり、随分とエモい1枚になりました)、くらいでしょうか。
 女子20人の見守り、というか観察をすると、一人一人の動き方に個性があって面白いですね。もの凄く気働きの出来る人から、全く動かない人まで、グラデーションが美しく。

 進んで何かをした訳ではないのに日焼けだけは確り、という状態で帰る時刻を迎え、帰りは正顧問先生の車でK市自宅まで送って下さることになりました……ら、博多辺りを走っていたカーナビから不気味なサイレンが流れ、熊本震源だという地震で高速が大きく揺れました。「あ、これは酷いやつですね」と2人で顔を見合わせます。
 高速は異状なく、予定通りの時刻に自宅にたどり着けたのですが、車に乗るのを遠慮して朝と同じく鉄道を選んでいたら帰り着くことは出来なかったようです(西鉄電車がストップして)。アウトドア部の生徒がちゃんと帰れたかは心配ですが、高校生だから大丈夫と思うしかないかな。

 夜は焼鳥「Y」の2号店で、70回生の女子2人(MGさん・MTさん)と。彼女たちも西鉄ストップの影響を受け、天神からの移動を急遽車に変えたとのことで、MTさんはハンドルキーパー(ノンアル)と相成りました。
 MGさんは医学部なのでまだ学生、MTさんは東南アジアの大学への進学を控えています。MGさんの大学の話、MTさんの海外生活(アメリカ・オランダ)の話、等々。MGさんはL'Arc~en~Cielの熱狂的なファンで、推し活について通暁、こちらの話も色々聞かせて貰いました。
 帰って宅飲みをするという2人に、SUPER EIGHTの「ダンダーラ」にハマりまくっているという話を(割と確り)したら、帰路車内で聴きながら盛り上がって下さったそう。布教。

早寝して寝坊してまた二度寝する

 ……そら、1時に目が覚めたとしてもう眠れないですよ。ベッドで1時間悶々として諦め、書斎で書き物・机仕事。入浴後、5時に自宅を出て学校へ。こんなに早い時刻でも、徒歩通勤15分でシャツはぐっしょり、着替え(タオル・ボディーペーパー)が必要でした。始業まで、高3漢文の(夏休み3週間の)自学用の問題プリントを印刷。センター試験(全員)・東大二次(志望者のみ)、それぞれ3題ずつ印刷・折り込みをすると結構時間がかかるんです。

 2・3限に高3漢文を終えたら、前期課外の(私が担当する)授業は全て終了、よくやった私! ということで、夜は後輩数学先生と月一の懐石「G」です。
 その前に、とにかく眠たくてたまらない身体を引きずるように徒歩帰宅、2時間の仮眠を。

 月イチの「メシハラ会」、コロナ禍の中で初めてもう6年目、私も後輩数学先生もそれぞれ年を取り、それぞれ40代・30代の後半になっています。基本的に、年を取れば取るほど、年の差(詳しくは知らないですけど、多分7~8歳とか)の影響が少なくなってくるんじゃないかと思うんですけど、数学先生がいつまでたってもやや過剰なくらい腰が低いんで、「ハラ」感が全然薄まらないんですよねぇ(と、後輩のせいにするところが「ハラ」なんですけど)。
 料理の絶品は毎月のことなんですけれども、ここ、生ビールが美味しいんです。基本的に(飲み放題だったり瓶を置いてなかったりなどという理由が無い限りは)瓶ビール専門の私、ここでだけは(2度に1回くらいの割合で)生を注文します。ヴァイツェングラスに入っているんですが、底の方から常に小さな気泡が立ち昇っていて、最初はすりきりだった泡が、放っておいたらこんもり盛り上がって来る(時には溢れて来る)んです。どうなってるんだろう、といつも不思議に思うんです。
 八寸からデザートまで食べ尽くして、思うさま(後輩先生につきあって白ワインを)飲んで、ここでは絶対書けない話をして、といういつもの流れ。最後には、誕生日恒例のお一人様ディナーの予約まで。

その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

 朝の早い時刻から、書斎で机仕事と書き物と。10時に自宅を出て、タクシーチケット(学校支給)を使って西鉄に移動。K市のタクシー会社が配車料300円を取るようになって以来、タクシーは極力使わないようにしていますが、出張ですからもう堂々と。
 薬院駅に出て、ミスドで講演の準備。本日は12時開始の地区保護者会で講演を行うという仕事、その後の懇親会にはお酒も出るそうなのでそれで一日はお仕舞いになりそう。保護者会ですので恰好は至って真面目なもので、滅多にしないネクタイには(国語科恩師先生より賜った)F高校章のタイピンを。講演の中では必ず一度(以上)恩師先生のお名前と逸話とを挙げるようにしています。知る人も無しと思いきや、今は先生の教え子が保護者なのですね。
 私の話は益体のないものですので省略。その後、ホテルランチの懇親会では、高3の保護者の方々とお話を。お酒が口を滑らせて、自分の来歴を必要以上に細かく喋ってしまいました。

 会場のホテルを出た後、近くにある昼酒専門のバー「F」へ。ネットで適当に検索して見つけた店舗で、初訪問です。L字カウンター6席の小箱、私が入店した14時半で先客1名(常連風のヨーロピアン)、滞在1時間強の間に2人連れ客が30分の滞在、帰り際に常連さんが1名。割合に賑わっています。
 摘まみはクリームチーズの味噌漬け、玉蜀黍・小松菜の煮浸し。ホテルではビール三昧だったので、冷酒を2杯。料理は美味しくて、ワンオペ女性店主(私と同じ年くらい、店名は彼女の名前から)の話には随所に食・酒への拘りが滲みます。ただ、食はともかく日本酒はイマイチだったかな(それなりの値段の冷酒に本醸造出されても)。

 イマイチだった飲み直しを若干後悔しながら西鉄電車。タクシーで自宅近くのディスカウントストアに行き、月末の旅行の準備を。徒歩帰宅、入浴後、冷蔵庫の中の総菜(麻婆豆腐)で飲み直した後、気絶するように眠ったのが19時とかだったので……

ことに長座

 1限が高2古文、3限が高3漢文、4限が高2古文。合間の2限は現代文添削。京大志望の高3有志が添削を希望したので、私が高3現代文の特講を行う時に使うプリントを引っ張り出して来て、添削の往還を行っています。

 土曜なので半ドンで帰宅し、早めのかしゃぷしゅ~。納豆キムチ竹輪~納豆巻~無限長ネギ~大根塩煮~ポテトサラダ(総菜)~春雨サラダ(総菜)。自宅でよくもこんなに鯨飲馬食出来るな、と我ながら驚きますが、かけた時間は6時間以上で、途中1回お風呂に入ってますから、これはもう1食じゃなくて2食だと思えばいいんじゃないんでしょうか。

 原田ひ香『♯台所のあるところ』読了、★★★★。

ましてや男ましてや他人 今日もトーキョー迷子

 TQC在籍時代に時々行っていたクイズ形式に「顔」というのがあります。雑誌や新聞(当時はネット画像はあんまり)等から切り取った、一定以上の有名人の写真を見てその名前を答えるという至ってシンプルな形式なのですが、これが面白かった。
 連日、テレQにて再放送中の『はぐれ刑事純情派』(今はSeason4)を肴にしています。30年以上前の映像を拡大して顔のアップをスマホで撮影、四半世紀ぶりの「顔」としてSNSに投稿。今日は、①香川照之、②阿部祐二、③野村昭子、④北村総一朗。香川照之、阿部祐二は若かった(テレビリポーターの前は俳優だったのです)。野村昭子・北村総一朗は既に完成形でした。今後引き続いて出すとしたら、記憶では毎シーズン必ず出ていた(ような気がする)花紀京なんて、如何にも「顔」っぽい題材になりそうです。

 1・3限で高2古文、これが西鶴5回目(最終回)。2限に高3文系漢文二次対策(非東大コース)。4限も高2古文ですが、こちらは西鶴4回目。4限連続で3種類の授業が混在、混乱します。しかも、5限(放課後相当)には高3理系東大漢文特講まで。今日の題材は05年の蘇洵。04年が蘇軾でしたから、理系漢文(05年までは文理で別々の文章が出題されていました)は親子の文章が問われたことになります。6限以降の時間を使って添削を途中まで。答案を抱えて帰宅。

 夜は、小料理屋「梅や」。とある事情でバイトに入った女性、よく知っている人なので顔を見に行きました。小鉢はゴーヤおかか和え。スンドゥプ・チゲ~チキンナゲット~イカ里芋煮付け~ポテトサラダ。メインはカレイ煮付け。
 バスで帰宅後、賞味期限ギリギリの卵が一つだけ余っていたので、目玉焼きを作ってそれを肴に飲み直し。私、自炊で滅多に卵を使わないので、冷蔵庫の中には入っている日よりも入っていない日の方が圧倒的に多いんです。たまに買うとして4個入りか6個入りなんですけど、いつも上手く消費できなくて困ってしまいます(結局ゆで卵、みたいになります)。

 松岡宗嗣『多様な性を生きる』読了、★★★★。

サラダだだサラダガール

 1限と3限とが高3漢文、4限が高2古文。特講は別として、普段は2種類以上の授業が交じることは多くないのですが、毎日が4限の課外授業では(5クラスを1日にまとめることが不可能なので)時間割が乱れてしまいます。目まぐるしい。高2古文は井原西鶴(全5回)の最終回で、前期課外もそろそろ終わりが見えてきました(私の最後の授業は27日です)。

 夜は、余った野菜の処理。コールスローサラダに、またまたお鍋(鶏団子・鮭切り身)。