無闇やたらに全部覚えよう 記憶力に限界があるなら

 昨日が初回だった高3漢文のセンター演習、解答数が少ないのでマークシートは使わず、毎回B5の解答用紙に番号を書かせています。それを200枚採点集計しながら、今年の高3(75回生)は例年より知識の定着に弱さがあるんじゃないかなぁ、と感じられたので、漢文の知識を4枚にまとめたプリントを配布することにしました。知識が定着している学年なら、夏休み辺りに配って復習用に使ってもらうんですが、ここの学年は今からこれで覚えて(覚え直して)もらった方がプリントが有効利用できそうかな、と。
 今日は授業が無く、机仕事は今年度中に出題する校内模試の問題・解答用紙・解答解説の作成です。これは半日から丸一日かかる仕事で、ベンチタイムのあとの彫琢も割と時間がかかります。

 Hさん家ホムパ後半戦(2日目)は、長野「信乃大地」と福岡「LIBROM」を携えて。前者(長野)は飲むヨーグルトそのものといったお酒、後者は「あまおうとホップのおさけ」と説明書きのある果物ジュースそのものといったお酒です。昨日が王道なら今夜は変わり種。
 昨日と同じく約束の15分前に到着。今日は、魚のフライ(自家製タルタル)・肉じゃが・たたきキュウリ・胡麻サバ・筍ご飯。昨日同様、食べて、飲んで、喋って、洗い物して、というのを延々と4時間。遅くにお仕事から帰宅なさったジュニア氏は、途中から我々に合流してビールと焼酎と(ジュニア氏は日本酒を飲めず)で軽く食事をしたあと、まだまだ喋り飲み食いし続ける勢いの我々に「元気ね……ごゆっくり……」と言い残して自室のある2階へ上がられました。
 そうそう、何年も前からず~っと、私が近づくたびに火のついたように吠えては飛びかかってくる(割にはこちらから近づいたらすぐ逃げる)のが恒例になっていたワンちゃんが、いい加減私に慣れてきたところへ2日連続で訪問したりしたからでしょうか、吠え疲れた様子のところを捕まえて(食卓テーブルに向かって正座している)膝の上に乗せたら、抵抗せずにそのまま居ついちゃいました。これにはHさんもびっくりです。で、「魚も揚げ過ぎちゃったし……明日も来る?」と。

 健康的に入眠。

拍手は一人分でいいのさ

 資源ごみが多い、酒クズが酒クズを捨てに行く朝。

 7時半に学校入り。始業までは、本日の高3漢文初授業(5クラス5コマで、センター演習)の板書チェック及び講義内容の反芻。高3漢文はもう10回以上やっていて慣れてはいるつもりですが、生徒の性質も力量も何もわからない初対面の学年の初回授業ですから、多少は緊張します。

 毎年、初回授業の演習教材は12年本試験の『金華黄先生文集』と決めています。六経に初めて登場する学問論に出て来る「遜」「敏」の語の定義。これは要するに「学而時習之」を丁寧に説明した文章で、読めばF校校是の「和而不同」と学問とを結びつけて考えることも出来る、F校生の漢文(入試演習)導入に相応しい教材なのです。授業の最後に5分程かけて「人間」の2種類の読み、「われ(我思故我在)/われわれ(ポリス的動物)」の両義性、それと学習態度との関係、等々を説明したら、大体の生徒は即座に構造が見えます。
 どこかのクラスで授業を終えて教室を出るとき、誰かが拍手してたような気がするんですけど、流石に自意識過剰ですかね。

 結局、Hさん家には埼玉「花陽浴」、熊本「花の香」を持参。約束の15分ほど前に到着して、テーブルのセッティングをお手伝い。野菜サラダ・魚の甘酢あんかけ・ごまカンパチ・鰈煮付け・筍煮付け。キリンビールで乾杯のあと、名前に「花」のついた2本の日本酒は、当然2人で空にしてしまいました。食べて、飲んで、喋って、洗い物して、というのを繰り返してたらいつの間にか4時間コースです。こまめに台所に立っては皿を洗う私、Hさんから「いけのっちゃんはよく動くね~」と言われたんですけど、自宅でのスタイルがこれですのでもう慣れたもんです。飲み会の終了同時に洗い物も終了。
 明日の開始時刻を打ち合わせてから帰宅(徒歩3分)。健康的に入眠。

くり返すあやまちを照らす 灯をかざせ

 徒歩通勤の途中でHさん家に寄り、明日・明後日とお世話になる御礼品物(オリーブオイル)とビールとをお届け。日本酒はギリギリまでセラーで冷やして、当日持参です。

 1・2・4・6限が高2古文の初授業。3年目ですので勝手知ったるで、課題テストの返却が終わったら(出来が良いので解説はしません)、そのまま新しい単元(『蜻蛉日記』の続き)です。合間には来週以降の授業準備など机仕事。

 用事があって図書館の閲覧室に入ったらふと目に入った太田雅夫『桐生悠々』(紀伊國屋新書1972年)、何となく手に取ったら貸し出しカード(というのは、もう若者には分からない文化ですかね)が真っ新、ユーミンのデビューと同じ年の本ですが、私が最初の読者みたいです。パラパラめくって見つけた一節。「現在は、『戦後状況』でなく、まさに『戦前状況』に類似して(中略)ジャーナリスト悠々の生涯を知ることによって、悠々が、後輩の私たちに残していった課題が、今なお現代的課題として……」

 夜は自炊。納豆茗荷ぶっかけ素麺~魚の甘酢あんかけ~味噌汁~レバー炒め。魚は総菜屋のもの、自宅では揚げ物は(揚げ焼きも含めて)やりません、というかできません。
 883蔵目・愛知「敷嶋」(うすにごり)。

 山本夏彦『その時がきた』読了、★★★★★。

まほらの戸に立つ 産土へ

 本日、独りプティ旅行。9時に西鉄K駅を出る特急で大牟田駅に出て、そこから大型バスに乗って熊本県は玉名郡にある「花の香酒造」に出ました。本日、蔵開きイベント「産土神宴」(土日2日開催の2日目)。
 移動中のバスの中で注意事項が幾つか。昨日は救急車が出動したそうなので、暑さ対策とアル中対策とはご自分で、とのこと。日本酒好きですから酒蔵見学というのは何度もやってるんですけど、蔵開きというイベントに参加するのは初。そんな激しいもんなの? とちょっとビビる。

 日本人及び中国韓国勢、「産土神宴」はとにかくもの凄い人出でした(100人の単位じゃないですね)。やはり「産土」、凄いブランドです。
 蔵の横に広々としたグラウンドがあってそこが会場。ステージが設置され、客席スペースにはたくさんのテーブルが並んでいます。参加者は、予め与えられたチケット(現地で追加購入可能)で「産土」「花の香」を試飲したり、新酒を購入したり、各種出店屋台の料理を味わったり、ステージ上のイベントを(購入した新酒を飲みながら)楽しんだり、色々できます。今回は独りで参加ですが、次回以降があるなら、複数人で参戦して、買ったお酒をその場で開ける(空ける)のが正解かな、と。

 私は、試飲酒(ほんのちょっぴり)のお供に屋台のおにぎり(「産土米」というお米で作ったもの。2個500円)を購入した以外は、飲み食いをしないことにしました。クレカ不可(現金か、私には使えないPayPayかのみ)というのを知らず、現金があまりなかったので、購入したのは「花の香」1本のみ(「産土」は通販を予約しておいて正解でした。因みに、「産土」は1人12本までの制限で、明らかに「業者」な人たちも沢山)。
 舞台では、花の香酒蔵社長との対談ゲスト・新政酒蔵の蔵元氏がアイドル並みの人気でした(新政蔵元氏と東大で同期だったという熊本県知事がサプライズ登壇して盛り上がったりも)。個人的には、これまで一度も生で観たことがなかった「変面」が見られたのが嬉しく(ちびっ子たちが大喜びで群がっていました)。あと、モノマネ芸人の「長渕つもり」さんのステージの1曲目が「Good-bye青春」だったのがツボりました。ちょっとしたフェスみたいですね。
 会場そばの「花の香酒蔵」、現在は販売所が改装休業中だったので、残念ながら中には入れず外観だけ写メを。

 大型バス~西鉄電車~西鉄バス、で帰宅。
 夜は「半」自炊。自分で準備したのは大根塩煮・納豆キムチ竹輪和え・もろきゅう、あとは一昨日買った惣菜(チャプチェ・牛肉牛蒡煮)を温めて。

水にとけて 君はいつも安物買い

 本日も授業無し(本来なら高3がありますが、外部模試受験のため)。来週以降の授業準備・時間割の作業を半日。
 14時まで仕事をして退勤。帰路、「梅の花」直売所で木綿豆腐を、ディスカウントショップ「D」で焼酎・サランラップを、憎き「業スー」で卓上コンロ用のボンベを購入。いちばん安い店を回るなんていう主婦みたいなムーブ、10年前なら絶対やってません。

 夜は自炊。買ってきた木綿豆腐で(プティ高級な)湯豆腐の後、昨日買い込んだ惣菜各種をアテに飲みました。

なまけものになりたい

 授業無しで終日机仕事……の、時間割に関する作業をやりながら。最近、時々「働き方改革をするんなら先ずは授業以外のところから始めるべきだよなぁ」と思うことがあります。私は、約20年前に初めて時間割をやって、中断を挟んで現在も時間割をやっている教員ですので、ここ20年間の具体的な変化を(データとして)知っているんです。
 今読んでいる山本夏彦の(30年前の)或るコラムの結び一文。「怠け者にするのはやさしいが、ひとたびなったらもとの働きものにはかえせませんぞ」

 夕方、西鉄構内の惣菜屋に寄ったところ、本日は割引品収穫がざっくざく。調子に乗って1500円分も購入してしまいました。
 夜は小料理屋「梅や」。小鉢は野菜のそぼろ煮。スンドゥプチゲ~手羽先煮~筍煮付け~塩肉じゃが~玉葱そぼろ炒め~青椒肉絲(全て小鉢)。最後に炊き込みご飯。

 帰宅途中、自宅近くの居酒屋「S」で飲んでいるというHさんから電話。自宅での飲み直しを急遽「S」での二次会に変えて、久し振りにHさんにお会いしました。ら、話が盛り上がって、来週の火曜日・水曜日の2夜連続でHさん家でふたりご飯をすることに(料理はHさん、お酒は私という担当で)。ふたりご飯、こちらも久し振りです。
 日本酒はどれにしよう。火曜は「王道コース」で埼玉「花陽浴」、水曜は「変わり種コース」で福岡「LIBROM」(果実味)か長野「信乃大地」(ヨーグルト)かなんてどうかな。

あなたにあげる 私をあげる

 本日は授業無し。高3(75回生)の漢文を5コマ(A~E組でセンター演習)走るつもりだったのですが、学年団の英語科から授業を貰いたいと言われたので差し上げました。結果、高3の初授業は来週の火曜日(4/14)ということに。「はじめまして」の学年なのですが、初回が随分遅くなりました。
 古文担当の高2(76回生)は、高校対面式の後で課題テスト。私は古文(国語100点満点のうち30点分)を出題しており、その答案200枚が14時過ぎにやって来ましたが、流石に分量が少ないので終業時刻までに採点・集計は終了です。

 夜は自炊。納豆キムチぶっかけ素麺~焼き鮭~無限長ネギ~小鍋立て(湯豆腐)。

 秋川滝美『放課後の厨房男子』読了、★★★。

ゆらゆら 嫉妬でゆらゆら

 春から東大の73回生Hくんから、福岡「比良松」の4合瓶をいただきました。浪人中の現代文・漢文の添削のご褒美ですが、未成年でお酒のことが分からないのでセレクトはお父様だそう。多謝。

 生徒登校初日。1限の時刻の体育館に、中2・中3・高2・高3の4学年が集まります(中1・高1は午後の入学式に出席)。今年度は、始業式の前に新校長先生の着任式が行われました。
 始業式・表彰式。始業式では進路指導部長が喋るのが恒例、春の大学入試の結果を踏まえて10分弱程喋る……んですけど、指導部長(同窓数学)、ちょっと話が長いぞ。最近あった野球の大きな大会のエピソードなんて絡めてなんか巧いこと言ってるけど、自分で思ってたより長くなってて「あらっ?」ってなってるのがちょっと声に出てるぞ。偉くなるのって、大変だな(←僻み)。後から進路指導室で原稿を見せてもらったんですが、そら長くなるやろこれで「あらっ?」ってなる方がおかしいやろ、とツッコむ文字数でした。

 その同窓同僚から下賜された(←僻み)「カトレア醤油」、今度は土鍋御飯を卵ご飯にしてかけてみました。「かつおいし~!」 私には珍しい2杯目(小盛り)は、ご飯に直接醤油を垂らして。バターを入れたら『美味しんぼ』のとし子さんになってしまう「恥ずかしい料理」ですが、これがまぁかつおいしいこと。
 今夜の自炊は、卵ご飯~無限長ネギ~温豆腐~麻婆豆腐(総菜)~納豆キムチ竹輪。頂き物の「比良松」を開栓。

 養老孟司・内田樹『日本人が立ち返る場所』読了、★★★★。

戦争というのは馬鹿が威張る状況のことである

 2027年の春休み上京、飛行機・宿のパックで予約購入。池袋3泊4日で67000円。飛行機の(唯一かも知れない)利点は、1年前から座席まで予約できることですね。「啓蟄の日本行方不明かな」、正に今の本邦、一寸先は闇ですから、1年後の予約なんて殆ど願掛けに近いものなのかも知れませんけど。

 始業式・入学式を明日に控え、今日は通常出勤で終日机仕事。
 先ずは時間割、非常勤の先生方に初回授業がいつから始まるかのご連絡。基本は電話で直接。電話が通じなかったら、同じ科の先生にメールやLINEでの連絡をお願いすることになります。
 続いて、高2古文の課題テストの解答作成他、教科教育に関する仕事。

 終業後は、学校から(手頃なバスが無かったので)歩いて西鉄K駅まで出て、3日分の食材を購入してからバス帰宅。

 同窓同僚数学から別府で売られているという「カトレア醤油」というのを貰ったので、充填豆腐を冷奴にするのにかけてみたら爆ウマで吃驚。「あま~い! かつおいし~!」となりました(かつおだしの風味が、もう)。今夜の自炊メニューは冷奴の前菜の後、豚しゃぶ鍋(これにも木綿豆腐が1丁入ってます)。
 882蔵目・京都「十石」(ダイアモンド)。

とんで とんで まわって まわって まわって まわる

 9時から年度初めの職員会議。今年度から新しい校長先生が赴任されました。全校長先生は言語学でしたが、新校長先生は物理学の方です(F校の卒業生でいらっしゃいます)。
 私は時間割(クラス別・担当者別)及び授業教室割、という都合3種類の紙を配る必要があり、それとは別に第1回定期テスト(5月半ば)までの時間割変更案も準備。変更案に関しては、職員会議の中断休憩中に大幅変更の依頼が4件来て最初の3週間(黄金週間まで)がぐちゃぐちゃになったので、後半職員会議を退席して職員PC室で時間割パズルを行い、職員会議終了後に最初3週間分の差し替えを全員に配布しました。紙の浪費、時間割あるある。

 職員会議は午前中で終わり、午後は机仕事。第1回目の授業の準備が中心。定時17時まで。

 帰宅、入浴。夜は近所の焼鳥「T」で読書独酌。常連の一人に数えて下さっているのか、今日は大将が「庭のうぐいす」が焼鳥専用として開発したという日本酒(名前は「宵火」)の味見をさせてくれました。味は普通でしたけど。