はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした

 本日は校務(会議など)無し。10時頃まで自宅で書き物をしてから出勤、時間割の机仕事で取りあえず第3回定期テスト(10月中旬)までの時間割変更、及びテストの時間割を作成しました。これが4~5時間の仕事なので作業はこれだけ。パズルだけなら自宅の書斎で出来るのですが、各教科・学年の事情などを近くに居る先生方に細かく確認しながら作業をしなければならないので、やっぱり職員室じゃないと出来ない仕事かな。「適当な人をちょっと呼び止めてお話を伺う」という作業は現場に居ないとね。

 帰りは、丁度同じタイミングで職員室を出た後輩数学先生にお願いして、スーパー「M」まで車で送っていただきました。食材を買い込んでから徒歩帰宅。お風呂の追い炊きをしながら買い込んだ物を冷蔵庫に詰めて、入浴後に着替えて自宅を出発。一昨日に続いて鳥栖へ向かって、予て約束していた63回生飲み会を決行。

 8/21は「自粛御膳」をお休み、63回生我ら文系A組Iくんと、鳥栖「虹晴れ」にてサシ飲み。20日からは佐賀県も時短営業(21時まで)に突入ということで、1軒一本勝負、食い過ぎました(このお店、ミシュラン掲載だけあって美味しかったけどちょっと割高な印象)。そして我ながら、普通はここからスタートだろうみたいな有名蔵のお酒を取りこぼしていたことに驚き(ただ、THE 辛口! というやつで、正直好きなタイプのお酒ではないです)。
 刺盛り・トウモロコシ天麩羅・茄子田楽・マグロカツ・牛タンステーキ・エビ春巻・辛子明太子・アスパラ帆立炒め・鯛釜飯。
 418蔵目・新潟「〆張鶴」(純 純米吟醸酒)。

 来週の木曜日に、またまたまたまた鳥栖で飲み、今度は職場の後輩数学先生(夕方車で送ってくれた彼です)。鳥栖にて今夏訪れた居酒屋3軒「魚平」「はばき」「虹晴れ」はそれぞれ良かった(鳥栖、レベル高い!)ですけど、その中から1軒選ぶなら「はばき」かな。お刺身の質と薬味の使い方とで決めました。

深く傷をつけても 海の底を照らす太陽の光

 本日は正規の出勤、9時から「職員研修」という名の会議・勉強会。例年は大会議室に「密」状態でやるのですが、コロナ以降、研修も会議も全て職員室で(換気をしながら)行う形になりました。発言者が声を張り上げないといけないというのはありますが、職員室の自分の机で会議に参加出来るのは有難いです(他の人から手元が見えないし……ん?)。

 研修会の半分は、ICT教育についての業者説明だったのですが、正直私にはよく判りませんでした。内容も難しかったし、意義目的もよく見えず。
 ICT担当の先生は職命だから「導入の流れは必然なのだから好き嫌いではなくどう活かすかを考えて」と仰るんですけれども、その仰い方が既に「要らないかも」の本音をのぞかせておられ。「シラけつつノル」はそれは確かにそうなんですけれども「必要は発明の母」から考えたら本末は転倒。取りあえず、便利だから使いたいなぁと思った先生が使われたらよいのではないでしょうか(実際、使われている先生、多いみたいですし。理科・英語・保健体育とか)。取りあえず、私は黒板とチョークとを使った授業(というか、講義)を墨守したいのでそれさえ奪わないでいただければOKです。白墨守……っつか、数学の教員から黒板とチョークを奪える権力だとか潮流だとか、想像するのがちょっとどころではなく難しいですよねぇ。

 卒業生が遊びに。まさかの現場服で登場は63回生Oくんで、マリーンな損害保険会社から九州の大雨被災地に出張派遣された序での母校訪問だそう。大恩あるK市の被災地で補償額を出来るだけ抑えるための査定をして「鬼~っ! 鬼~っ!」って言われる仕事なの? と聞いたら苦笑してました。「だって、作業服、汚れも無けりゃ皺も無いじゃん。どっかの政務官みたいに部下におんぶして水たまりを越えたりしたんでしょ?」ってのはちょっとネタが旧い。

 8/20の「自粛御膳」。
 冷豆腐・ダルム味噌焼き・ゴーヤツナ和え2種・サラダ・小鉢2種。
 417蔵目・三重「瀧自慢」(純米大吟醸)。
 冷豆腐は単に氷水に入れた木綿豆腐を湯豆腐の要領で食べるだけ(ポン酢に葱・紅葉おろし・茗荷)。ゴーヤ(虹型薄切りを茹でたもの)・ツナ(缶詰の油を捨てたもの)・茗荷(千切りにしたもの)は混ぜて冷蔵保存、食べる直前に必要な分を和える、これは母君が好物でした。久々に作って、今日は日向夏ドレッシング、及び黒酢マヨネーズ。ダルムはF近くの味噌ラーメン「M」からテイクアウト。日本酒は、昔から知っている好きな酒なのに400蔵を超えるまで「ついうっかり」忘れていた(こういうこともあるんですねぇ)有名蔵のものを開けました。

私は恋を感じるだけ トキメキながら ミステリー

 臼井儀人&UYスタジオ『新クレヨンしんちゃん(11)』読了、★★★。
 土屋賢二『不要不急の男』読了、★★★★。暫く前からジョークの切れが……と思っていたのですが、最近は寸鉄箴言の比率が高くなってきたような気がします。

 朝イチで市内のシネコンに向かい、傑作『逆襲のロボとーちゃん』以来7年ぶりに『クレヨンしんちゃん』の映画を観ました。客席は園児(低学年の児童も居たかも)とそのご家族オンリーで、四十不惑のお独り様など不審者そのものだったかも知れません(映画自体は、最早園児児童よりも親世代の方が楽しめる内容のものが多いんじゃないかと思いますが)。
 コロナの影響で公開が春から夏にずれ込んだ『謎メイキ! 花の天カス学園』、★★★★。まさかの本格(?)ミステリー、複線もバンバン張られていますが、全てを解き明かすのは……やめとこ、何言ってもネタバレになる。面白かったです。しんのすけ・ひろしの声が変わっていたのに違和感を覚えなかったのは何よりでした。

 シネコン近くでタクシーを拾ってそのまま学校入り。明日からの本格出勤(明日が職員会議、土日を挟んで月曜から後期課外授業)に備えた机仕事。いちばん大事なのは、時間割の仕事。数日前に管理職の先生に、
 ①「中高時間差通学をした場合」「中高時間差通学をしなかった場合」
 ②「高校体育祭が予定通り行われた場合」「高校体育祭が延期になった場合」
の4種の時間割案を提示したことを書きましたが、結局「9月1日から10月2日までの1ヶ月間は中高時間差通学で、高校体育祭は延期」という方向性に決まりそうです。高校は1~6または7限の通常授業、中学は時間をずらして通学して2~6限の短縮授業(ただし、土曜は2~5限の4コマ)。
 1ヶ月分の時間割変更案を職員室内に掲示。教務部長地理先生には「仕事が早い」と褒められたのですが、それは昨日(の夕方に)依頼されて今朝仕上げて来たと誤解されているから。実際は、依頼される前に可能性のあるパターンを全て作っていただけという或る種の「ズル」です。私は作業スピード自体が特別に早いわけではないので、その分最大限早めに(多くの徒労も修行になると思って)取り掛かっているだけでして。

 夕方は鳥栖に出て、8/15と同じ経路で「プレミアム・アウトレット」に行きました。前回は食器、今回は衣服という違いだけ。前回1回で済ませとけばという話ですが、これは鳥栖に2回行く口実を作るのが目的、夜は目をつけていたお店で独酌です。

 8/19は「自粛御膳」をお休み、鳥栖の居酒屋「はばき」にて読書独酌。
 刺盛り・サーモン海老のポテトミルフィーユ・鮎塩焼き・味噌汁。
 416蔵目・佐賀「兵介」(特別純米酒)。
 このお店、料理の質が大変高い(分、少々値の張る)良店でした。特にミルフィーユは感動の味。海老・鮭・馬鈴薯・枝豆・飛子・食用菊・海苔・玉葱ソース。二日市「月空」のモモ肉タタキカルパッチョのように、時々食べたくなるお皿だと一口で分かりました。
 明日は自炊、明後日はまたまた鳥栖にて、今夏2度目の卒業生飲みです(63回生2人との予定でしたが、内一人研修医Mくんに勤務病院からのNGが出てキャンセルに、法学徒Iくんとサシ飲みです)。

ひとりで生きて来た 何も見なかった

 9時半オープンのクリーニング店(自宅徒歩3分)に大量の洗濯物を出してから徒歩通勤、午前中は机仕事。
 先輩英語先生にお願いして車を出して頂き、市内某店でちゃんぽんの昼食。THE 昔ながら! という感じで美味しかったんですけれども、何より感動したのは私たち2人(本日最初の客)の後で入ってきた常連さんらしき3人組(中年男性とそのご両親)で、男性は入ってくるなり「おばちゃん、ビール貰っていい?」とさも当然のように店内の冷蔵庫から瓶ビールを取り出してかしゃぷしゅ~、お父様と2人でコップにつぎ分けてぷはぁ(お母様がハンドルキーパーのご様子)。これ、これなのよ。種類提供中止要請のK市においてこの「マン防何それ美味しいの?」感、これを是非緊急事態宣言に移行した後にも貫いて頂きたい。町場舐めんな。っつか私が舐めたい、そのビール。

 学校に戻って再び机仕事。小論文の面談(慶応大学)が1人でこれは30分強。小論文の最初の提出分を添削した後には面談をするのが恒例で、何一つやり方を教えていない状態で解いた文章を私は「0回目」と呼んでいます。その後、提出された文章(0回目)の添削を踏まえてB4プリント1枚分のお手紙を書き、そのお手紙を見ながら私と生徒と2人でお話をする(「小論文とは何か」「どのような形式で」「どのような内容のものを書くのか」を志望大学・学部の出題方針に合わせて)。その面談を経てからかいた小論文を「1回目」と呼ぶんですね。ここからが勝負です。

 学校からバスで西鉄K駅へ移動し、ネカフェで仕事・書き物。その後、食材を買い込んでバスで自宅へ。入浴、自炊。

 8/18の「自粛御膳」。
 フグ飯・よだれ鶏・鯖南蛮・トマトサラダ・小鉢4種。
 415蔵目・岐阜「津島屋」(純米大吟醸 播州山田錦全量使用 澱がらみ)。
 昼食にちゃんぽんを食べたので夜は少なめ。鳥栖のアウトレットモールで購入した食器やお盆などを使ってみました。よだれ鳥はインチキもインチキで、サラダチキンにタレをかけただけです。アーモンドは、何とおつまみ用に買っていた「小魚アーモンド」から取り分けた豆を包丁で砕いて使うというね(これを後で事務嬢さんに話したら「ちょっとキモい」と言われました。ちょっと?)。

 にざかな『4ジゲン(6)』読了、★★★★。完結。
 この最終巻ではないのですが、『4ジゲン』には、お婆ちゃんが孫に送った「目頭がじんとなります」というメール文面が変換ミスで「メガ白髪人となります」になるというネタがありまして、その4コマをセンター演習(加藤幸子「海辺暮らし」)の解答用紙の余白に貼って授業頭に配ったら、高3の200人の内1人か2人かは解答するのに支障が出るくらい笑ってしまうというのが私の恒例になっています。

 長崎ライチ紙一重りんちゃん(1)』読了、★★★★。「自粛御膳」……というより夜の独酌……がかなり「佳境」に差し掛かったところで読み終わったから、翌朝の自分の記憶に自信が無かったんでしょう。寝る前の私、翌朝起き出した時の自分宛にメモ……というより最早ダイイングメッセージ……を残しておりましたよ。
 【「第十四回~晩秋の哲学寄せ編~」を読み物配布、センター13年追試評論・西谷修『理性の探究』の授業で、コミックス8pはB4プリント1枚に収まる】
 あまりのアホさに絶句しましたが、まぁ仕事熱心であると言おうとしたら言えなくもないので目を瞑ることにしました(二度寝したという意味ではありません)。

手を伸ばせば闇を這うだけ

 文藝春秋編『向田邦子を読む』読了、★★★★。しまった、「かごしま近代文学館」に行きたくなってしまった。このご時世にまたまた旅行意欲を高めてしまうとは。
 右野マコ『田舎の美少年』読了、★★★。美少年はよいぞ、と言うわけで、気になっていた木村了子さん(「ブッダのように私は死んだ」の人)の画集を通販注文。

 午前中は職員室でデスクワーク。時間割は(教頭先生への案の提出で)一旦区切りがついたので、今日は夏休み以降の授業準備と、国語科の会議の資料作成と。時間割の組み直しは完成形が無いのでエンドレスで続けられますが、授業準備・資料作成は終わりのある仕事です。12時終了。

 20日の緊急事態宣言で美術館が閉じるのかは分かりませんが、そうなる可能性があるなら今の内にということで、K市美術館へ。校門を出たら徒歩15分です。特別展は『没後70年 南薫造』。疎いものですから名前すら知らなかった画家に初対面。
 90分程鑑賞して最も印象に残ったのが、画家がデビュー前から晩年まで一貫して「KUNZO MINAMI」自署の「U」を全て「V」と書いていたことです、と白状したら「疎さ」が全バレしてしまいます。が、それでも今は文化に銭を投げたい。全展示作中断トツで気に入った作品「すまり星」(中央に巨木のシルエット、その背後の夜空の中に昴が光っています)がキャンバスアートになっていたのが目にとまって即購入(どこに飾んだよと自分に突っ込みつつ)。図録は、在東京のまっぴぃに送りつけます。

 美術館から10分歩いて西鉄K駅。付近の喫茶店で珈琲読書、食材その他の買い物。バスで帰宅後に、入浴、自炊。

 8/17の「自粛御膳」。
 フグ飯・マグロ納豆・ヤンニョムチキン・トマトサラダ・小鉢6種。
 414蔵目・三重「八兵衛」(山廃純米酒)。
 フグ飯は山口旅行のお土産で「素」を買ってきたもの。トマトサラダは向田邦子「食らわんか」のレシピ。ヤンニョムチキンはセブンイレブンの惣菜で最近のお気に入りです。

どんなに悲惨なスクープも冗談みたいに聞こえちゃうんです

 あ~あ、緊急事態宣言は延長(9/12まで)が決定、更に福岡県も「まん防」から「緊急事態」に移行かぁ。これは、マジで時間割シミュレーション(13日の日記に書いたもの)の本格的な作業が必要になりますね。取りあえず、緊急事態宣言中は練習・準備が一切出来ない以上、高校体育祭の大幅延期は必至(応援団・装飾を完全に諦めるならやれないこともないでしょうけど)。先ずは練習・本番に時間を充てるための短縮授業を組むためにぐちゃぐちゃにした9月第2・3週の時間割案の練り直しから。その後、中高の時差通学が起こった場合の時間割案の推敲(って表現は使えるのかしら)作業も要るかな。

 っつか、こっちの(教育)現場では諸活動が次々に中止されて、より感染状況の酷い東京の(イベント)現場では【パラ(レルワールド・オ)リンピック】が堂々開催って、子ども(将来の大人)に不公平感だけ植え付けてどうすんのよ、と思う。こういうやり口が子ども(将来の大人)の心の中にフラグを立てちゃったら、本邦の未来は暗いものになっちゃいますよねぇ。
 ……っつったら、「だったらオリパラと公平にすべく教育現場の行事も全ツッパで」みたいなことを言い出す阿呆が居たりする現今の本邦。いやいや、オリ・パラをやっちゃいけないっつってんの。

 午前中は通常通り出勤、前述の時間割のシミュレーションその他デスクワークを。
 11時には中3の卒論に関して生徒面談が。お盆休み直後で教員が殆ど居ないってのを見越してなのかな、女子生徒だったんですけれども、両手のネイルが綺麗に塗られててクスッとなってしまいました(一応、私と向かい合って座っている時には招き猫の手で隠してましたけど)。

 9月頭の時間割変更案が「まん防」で反故になって、第2案が「緊急事態宣言」で再び反故になって、さぁどうすんのよ、と管理職の先生方の様子をチラチラと伺っていたら、17日の政府発表を受けた18日の臨時運営委員会(偉いさんの会議)で日程を確定するということを教えて頂けました。ふむふむ。20日には職員研修会がありますな。18日の日程決定を受けた後、19日を丸々潰して頑張れば20日の職員会議で9月の時間割変更案が配れる……
 ……ってまどろっこしいわああぁぁぁっ! と一人で勝手にキレ散らかして、管理職の先生(中学教頭英語先生)に複数の時間割変更案(9月分)を全てお渡ししました。
 ①「中高時間差通学をした場合」「中高時間差通学をしなかった場合」
 ②「高校体育祭が予定通り行われた場合」「高校体育祭が延期になった場合」
 「全て」っつっても、①・②のかけ算の4通りですから、そんなに大したことではないかな。取りあえず、18日に「やれますか?」と聞かれて「やってみます」(でもって翌日か翌々日に「出来ました」「やっぱり出来ませんでした」)では話にならないのは分かりきっていますので、「どう決まっても時間割は回します」と先手を打った格好。これで、安心して国語(高3現代文他)の仕事が出来ます。

 8/16も「自粛御膳」をお休み。津古駅で待ち合わせた69回生Yくん(東大1年)と、焼肉「D」~居酒屋「A」を梯子(16時~19時半)。今夏の卒業生飲みは(今のところ)これ一件だけ。私は2度目のワクチンから2週間超、Yくんは帰省後2週間のお籠もりを経て、お母様の許可のもとという日付を選びました(お母様からは芋焼酎のお土産を頂きました。多謝)。互いの近況を交換して愉しいひと時を。
 東大でもまだまだ一部オンライン講義、ですが構内の立ち入りは解禁されているので、教官がリモートで配信している講義を、使われていない講義室にみんなで(自分のiPad他を持って)集まって聴講する、なんてことも茶飯事らしいんですが、本末。

 現在は福岡県下でも、福岡・小倉・K市を中心とした都市圏の外なら、時短営業で酒類提供がなされます(私はYくんが引くくらい飲みました。Yくんは未成年なのでソフトドリンク。コーラで焼肉……今の私には信じられません)。但し、本日入ったニュースの通り、福岡県が緊急事態宣言へ移行したらそれも不可能(県下全域で種類提供禁止)になります。

 西鉄電車でK市に帰還。構内のスーパーマーケットで食材を買い込んで帰宅。
 健康睡眠。

雨にキッスの花束を

 昨日の予想(予報?)に反して、朝の時点のK市は晴天、午後から雨模様になりそうだということ(結局、そんなには降りませんでした)。これはチャンスです。西鉄に出て喫茶店でモーニングをとった後、10時開店の花屋で花束を買って、タクシーで「S寺」へ。無理かも知れないと思っていた母君の墓参が出来ました。その後、「S寺」はF校隣接ですのでそのまま職場に入って仕事を。8/15は盆休ですので流石に構内無人、警備員さんに職員室の解錠をお願いしました。マスクを外して仕事です。

 緊急事態宣言は延長必至の様子、ということで食器類の買い出しに行くことに(自炊の意欲を高めよう!)。目的地は鳥栖の「プレミアムアウトレット」で、その中にある和食器の店舗が閉店セールを行っていると知ったのです。
 K市から電車で8分、鳥栖駅前のタクシー乗り場に幾ら待っても(20分超)タクシーが来ないので、バスでアウトレットへ向かいました(15分で到着)。10年前に職場の先輩の運転で行った時(腕時計を買いました)以来の訪問。夢の国風の敷地内ではしかしよそ見寄り道一切無しで和食器の店舗(屋号失念)へ向かい、盆・タンブラー・陶器・ガラス器・塗り物……と2割から半額引きの商品を次々に購入。量が多いし割れ物があるので、配送手続きをしてもらいました。3連の小鉢のお洒落なやつ、ガラス食器の可愛らしいやつなど、中味に華の無い食卓での食欲(っつーか酒欲)が盛り上がりそうなものを沢山。
 敷地内の他店舗の幾つかにも興味があったのですが、予想外の人出の多さに気圧されました(フードコートとかはちょっと怖いですよねぇ)……とか言いながら、折角佐賀県酒類提供可能な夢の国!)に出たのだからと、駅前の居酒屋「U」に入れるかどうか電話で聞いてしまうのが私。OKの返答だったので、私以外無人のカウンターで読書独酌を。

 8/15は「自粛御膳」をお休み、居酒屋「U」へ。
 刺身2点・鰻ざく・鰺牡蠣フライ・カンパチカマ焼き。
 412蔵目・佐賀「肥前蔵心」(純米吟醸 超辛口 2021火入れ)。
 413蔵目・佐賀「幸姫」(純米吟醸 RISE)。

 ほろ酔い帰宅、健康睡眠。

盆ダンス

 浸水した家屋から住んでいる老人が救出されボートで搬送される、というNEWS映像の場所が「K市」になっているということで、在東京のまっぴぃから「大丈夫?」とメールが届く程の雨。梅雨をやり過ごしたと思ったのに、8月になってこんなのが来るなんて。固有名詞はあまり意味がありませんが、梅満や津福、それから血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」辺りは沈むでしょう。カーテンを開けたら憂鬱になりそうなので、完全に締め切った室内で朝(起床は7時過ぎと遅め)から晩まで籠りっきりです。

 8時~13時は書斎で書き物。仕事はしていません。旅先でも入試問題を作ってる人間が終日働かないなんて盆正月でもあるまいし、と呆れそうになって盆だと気づき、本当に呆れました。母君には申し訳無いですが、墓参は(今日は勿論明日も)無理かなぁ。

 お籠もりなら昼から飲みますし、折角の非常事態ですから備蓄食を取り出してみましょう、とかなり前にコンビニで購入した「中本」のカップ焼きそばを取り出すというGuiltyな行動を。

 8/14の「自粛ランチセット」。
 カップ焼きそば・サラダ・枝豆。
 411蔵目・三重「宮の雪」(純米酒)。

 水口素子『酒と作家と銀座~老舗文壇バーのママが見てきた』読了、★★★。老舗文壇バー「ザボン」の名物ママが語る文士の(酒席での)エピソード。「本質は瑣事に宿る」を期待して読んで期待分の益はありました。昨日の『京都の中華』同様、銀座という場の(中における文壇バーの)雰囲気はどのような歴史的背景から醸成されたのかが筆者を語り部として伝わってくる……と纏められるかと言えば留保ですが(ちょっと中身が総花的過ぎました)、銀座への(文士への?)憧れは喚起されました(「ザボン」は一見さんお断りらしいですけど)。

 そうそう、選りに選って今日の夜に佐賀で飲もうという約束(58回生Fくん)があったのは勿論中止、佐賀駅はK市よりも酷い「沈み方」をしてるんじゃないかな。

 8/14の「自粛お摘まみセット」。
 豚しゃぶサラダ・冷奴・小鉢3種。
 全部コンビニで買ってきたものです。仕事もしてなきゃ自炊もしてません(皿は洗いましたけど)。

 あ、わざわざメールまでして下さったまっぴぃには何か御礼をしないと。東京福岡の距離ですから(コロナ禍が常以上に遠ざけていますから)、言葉一つでも一入で。

グイと冷酒 飲みほして 仁義がわりの

 早朝から書斎のPCに向かって仕事。
 今日の仕事は時間割業務で、誰からも命令された訳ではないのですがコロナ禍関連の「念のため」にシミュレーションをしておく作業です。例えば、「ある学年が学年閉鎖になったらどうなるか」「体育祭・体育大会が延期もしくは中止になったらどうなるか」「中学と高校とで時間差通学が実施されたらどうなるか」等々の時間割変更案を考えておくというもの。何も無かった場合ですら、高校体育祭・中学体育大会の練習・本番の影響で9月の時間割は原形を留めぬ異形へと変わり果てています。ここに加えて更なる不測の事態が起こった場合の対応は、事前に練習しておかなかったらちょっと厳しいでしょうね(高3現代文の添削が無かったら何とかなるかも知れませんが、ダブルでこなすのは流石に)。

 透明ガラス、急須型の冷酒器、中央に氷ポケットがついているのでセラーで1℃まで冷やした冷酒がずっと冷たいまま飲める。そんな急須(型冷酒器)から小鹿田焼の御猪口に日本酒を注ぐ。店か。店でないとしても、自宅が天国かと。
 午前中に届いた56回生Oくんからの誕プレ(多謝!)の包みを開いた瞬間に労働意欲霧散南無三、6時から続けていた書斎での仕事に爆速でけりをつけて台所へ向かいました。12時半に背徳のかしゃぷしゅ~、独酌読書は向田邦子

 8/13の「自粛ランチ御膳」。
 とろろ蕎麦・小鉢9種。
 410蔵目・茨城「月の井」(夏純米)。

 だらだらと2時間以上飲んで、仮眠を取って、風呂に入って目を覚まして、書斎で仕事と書き物とをやったら珍しく遅い時刻、21時。明日はK市(というか九州北部)が地獄雨の予報、家からは一歩も出ないつもりなので夜更かしもOKです。ちょっとワクワク。
 夜の飲み直しの前に、近所の「セブンイレブン」に出てお籠もり用の食料を調達。私の自宅マンションはK市の中でも比較的高い位置に建っているので冠水浸水の心配はありませんが、大雨なら買い物も億劫になることでしょう。

 夜の飲み直しは小鉢のみ。最初の瓶ビールをトマトジュースで割って偽物のレッドアイ(名付けて「レッド・ライ」)を作って、だからこれは飲む程に身体に良い言わば特保のアルコールだと「レッド・ライ」の自己暗示。

一千万を越えていて

 福岡国際会議場メインホールでのコンサート2公演。11/20(土)の折坂悠太、12/24(金)の清水ミチコ、両方とも当選して入金まで完了。生きる勇気が湧いてきました。前者は特講無しの日で後者は冬休み、疚しさゼロで堂々の単身参戦、楽しみです。みっちゃんは「作曲法スペシャル」だそうで、折坂さんは3年ぶりの2ndアルバム『心理』のレコ発。

 姜尚美『京都の中華』読了、★★★★★。一度は食べたいからしそば。京都の町中華独特の(店と客との醸す)雰囲気はどのような歴史的背景から醸成されたのか、を店への聞き取り・文献調査両面から丁寧に。グルメガイドではなく歴史書、或いは民俗学的な書、なのでしょうがそれでも取材された店の中には「ここに行きたい!」という魅力的なところが沢山。

 通常出勤、高3現代文添削。明日は大雨の警報が出ており高3生が出校禁止になるそうで、そうなると土日のお盆休みと合わせて暫く学校内が生徒無人になるんですね(添削の提出が無くなるということ)。明日・明後日は私も自宅に籠ろうかなぁ。
 机仕事。時間割変更案作成、授業・特講プリント準備。

 8/12は「自粛御膳」お呼ばれ編@事務嬢さん家。キッチン・リビングがそのまま居酒屋なご自宅(ジョッキもビールも冷凍庫でキンキン!)で4時間。事務嬢さんもパートナー氏も私も無類の酒好きなので、ず〜っと飲みっ放しでペースが落ちませんが、料理を食べる勢いは確実に以前よりも減退しています。トマトサラダ・前菜用のマグロ柵、冷や汁を準備して差し入れたんですが、料理が多過ぎて冷や汁にはとうとう辿り着かずでした。
 前菜7種・鮪カマ焼き・揚げ鉄板焼手羽先。
 408蔵目・新潟「鮎政宗」(特別本醸造)。
 409蔵目・山口「長門峡」(純米無濾過)。

 既に書いたことがありますが、事務嬢さんは、私の命の恩人です。
 10年程前まで、私は本と酒とに有り金の全部を使うことを当たり前だと(というか今でも基本的にはそう)思っていて、言葉そのままの意味で「宵越しの金は持たぬ」人間でした(本は月に10万円までと決めていましたが、守れたり守れなかったりでした)。ある日、事務嬢さんと何気なくお金について喋っていて、30を過ぎた私が本当に貯金ゼロだと知った彼女は驚愕なさいます(なかなか信じて下さらないので、証拠に通帳をお見せしました)。
 そして、その日の昼休みに私を強引に私の自宅近くの福銀に連れて行き、その場で私が所有しているのとは別の新しい通帳を作らせたのです。「この通帳とカードと、私が預かりますから」
 事務ですので、私の収入については知悉しておいでの事務嬢さん、「今日はお給料日ですね」「今日はボーナス、今年は給料のXヶ月分ですね」「今日は部活手当が(←細かい)」と私に静かに迫り、その内の一定の金額を貯金させます(その振り込みの時にだけ、通帳とカードとを返して頂けます)。いつしか私はそれを「事務員さん預金」と呼んでいました。本と酒とに金を使う生活は変わりませんでしたので、突然の冠婚葬祭などでどうしても余分な出費が要る時は、用途を詳述した上で事務嬢さんの許可のもとで引き出しをするという流れでした。「あの、これ、僕のお金なんですよね?」「時が来るまでは先生のお金であって先生のお金ではありません」
 2年程前に「時が来」ました。指示通りに貯金していたら、いつの間にか預金額が1000万円に到達していたのです。フィクション以外で初めて「もう教えることは何もない」という台詞を聞きました。「では、通帳とカードと、先生にお返しします」「じゃあ、早速ここから少し下ろしてお祝いしましょうか」「ほんとに殴りますよ?」
 以降、「事務員さん預金」は目減りすることなく、以前と同じように少しずつ残高を増やしています。事務嬢さん、ご自分のご家庭の経営をしつつ、私の行動人格の調教師を務めて下さったんですね。無償で。
 だから彼女は、命の恩人です。