ホテルで逢ってホテルで別れる

 28・29日というど平日の丸々2日間を年休にして、1泊2日の上京旅行(メインは「中島みゆき展」)を決行。ということで、その分少しだけでも働いておこうと早朝7時に学校入り、7時間の机仕事を。
 その後、学校から西鉄まで歩いて書店~スーパーマーケット。帰宅後は自炊泥酔爆睡の三連コンボ。

 学校から西鉄まで歩いている途中で、ファミレスに入っていくNくん(元ヤカラさん)とばったり。もう15年は会ってない(元)飲み友だちですけれども、マスクしてても一目で分かる程度の付き合いではありましたよね(殆ど毎日飲み歩いてました)。あの時とは連れの女性が違って、恐らく中学生になったばかりであろう息子氏(と思われる方)もお出でだったので、立ち止まって話をするようなことはなく無言で手を振るだけ。今も、スマホの電話帳にはNくんの番号が登録されています。
 15年前の飲み屋で私とNくんとの間に座っておられたMさんも、Nくんと別れた後に再婚、K市を離れられました。最近、故あってご夫婦でK市に戻って来られたそうで、Hさんから飲み屋での目撃情報が何度か届いています(HさんもMさんとは顔見知りでいらっしゃるのです)。

とてもあんたにゃついて行けないわと 無理して笑えば出るくしゃみ

 最近の自宅呑みで空にした茨木「武勇」は、後輩数学先生が囲碁の大会の懇親会で当てた商品を私が頂いたもの、多謝。
 幼少鍵っ子の私は、碁会所に暫く預けられ、小父さんお爺さんの部屋に充満する煙の臭いが無理で脱落しました。囲碁の魅力がそれを上回ったと仰る後輩先生も、確かにあれはと(思い出しただけで)苦い顔です。今は如何、というか碁会所ってまだ盛んなんですかねぇ。

 その自宅呑みのお供で最近流している映像が、61回生Hくんからの福岡フェスお裾分け動画で、大貫妙子が歌う「Mon doux Soleil」(←選曲が最高)。折坂悠太・大貫妙子・EGO-WRAPPIN'、に目眩くべく先週帰福のHくん、私もどうかと運転まで名乗り出てくれましたが定期テスト期間で参戦できず。たー坊最前というのは羨ましい限りです。

 そいや、最近読んだ三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の一節。
 「同書を読んだ時私は思わず、このページのスクリーンショットを撮ってしまった」(p211)
 目に入った瞬間に「線引かんのかい、端折らんのかい!」と思わずツッコみ、暫くして「もしかして……電子書籍?」と思い至る。これが時代……。
 因みに、三宅氏は94年生まれだそうで……高校61回生っ!? 前述のHくんと同じなのか、そらもう分からん世代だわ。文芸評論家が電子書籍を読んでいるという事実に身体が「!?」と反応した私、退場勧告ですわ。

 1限は高3文系二次対策。79年の東大は、学者から青年に充てた手紙の中の「詩作における模倣のススメ」。2~3限の時間で添削を終わらせ、帰りのSHRで返却してもらいました。
 夜は「もりき」で独酌。カウンターの御常連(私は含まれていない「チームもりき」の面々)とお話をしながら。

クジャクの雄はなぜ美しい?

 学校内の掲示板に、6/8(土)の午後に、F校親玉大学が主催する市民講座があるという掲示が。諸橋憲一郎氏、そしてハセマリこと長谷川眞理子氏が講師を務める『性の多様性に関するセミナー -生物学的視点で性の多様性をとらえよう-』が開講されるとのことです。「性」についてはちょこちょこと本など読んでい(るつもりではあ)るのですが、自然科学的な観点からというのは面白そうだし、ハセマリさんを生で見られるというのにも(みーちゃんはーちゃんで)惹かれ、オンラインで申し込みをしました……
 ……ら、私がF高教諭だという出自を明かして申し込んだからなのでしょうが、主催である親玉大学「DI(ダイバーシティインクルージョン)推進室」の副室長D氏よりメールが届きました。用件は、F高生にセミナーの参加を呼びかけられないかというもの。私の一存で決めていいかどうか迷いましたが、そういう時は生徒指導部長先生(都合の良いことに生物の先生でらっしゃいます)にご相談。「ハセマリさんたちが性スペクトラムの観点からジェンダーについて論じるそうな(←多分、大筋は間違ってない)んですけど、生物学的なやつなんですけど、生徒に勧めてもよいでせうか」
 即諾だった(っつか、当日は指導部長先生もいらっしゃって何だったら質疑応答で質問もなさってました)ので、早速高校各学年の主任先生にクラス数分のポスターを持ってお願いに……なんですが、土曜の午後は高3は特講があってて参加できない。ということで、中3~高2の生徒に紹介することにしました。依頼のメールは高校生にとのことでしたが、F校では中3・高1を高校生と考える教員も居ますので(私だけかも知れませんけど)、無問題ということにしとこう。高2はちょうど現代文でハセマリ先生の文章を読んでいる最中だということで授業で告知してもらえることに。そして、これは未来についての記述になりますが、そんなに期待せずに紹介をお願いした中3の生徒の中に、卒論のテーマがLGBTQだという理由で(友人と一緒に)参加した生徒が居たということを後で伝え聞いて、じんわりと嬉しく。

 7時学校入り、始業前に板書計画。1~5限が高3漢文で、99年センター本試験は劉向『烈女伝』。定期テスト明けのクールダウンにぴったりの「やや易」な問題は、私が自分自身の大学入試本番で受験した問題です。「私は50点満点でしたので、皆さんも頑張って下さい!」と煽って(笑わせて)解かせ始めたんですが、採点をしてみたら案の定50点満点が続出です。
 因みに、私、99年のセンター小説の山田詠美『ぼくは勉強ができない』(或る意味伝説の問題)で10点台を叩きだしてしまいました。高校時代に読んでいたので本番で舐めてしまったというのもあるかも知れませんが、それにしても酷い点数です。作者の山田氏自身がエッセイで酷評した問題ですし、私の周りの受験生も悪問だと文句を言っていました。現代文の教員としての目で今から問題を見れば、自分がなぜどこで間違えたのかがよく分かります。実際、良い問題だとは思えませんが、少なくともアンフェアな出題ではないと言うべきかも知れません。
 私のセンター得点率、国語が全教科の中で最も低くなったのは山田氏の問題が原因であることを授業で話し、高3は近く授業でその問題を解くということを現代文担当の先生から聞いていますので……「学年平均点が20点を上回ったら、その日から私のことは『ザコ助』と呼んでください」と言ったら皆笑ってました。

 退勤時にバスで西鉄K駅に出て食料品の買い出し。夜の自炊は土鍋御飯を炊いて、ミニトマト胡麻和え・もずく酢サラダ・スーパーのお刺身。途中、酔っ払う前に懐石「G」に電話をして5/30(木)の予約を入れました。滑り込みで間に合った5月は、初心に戻ってゲスト無し(後輩数学君とさし)です。
 780蔵目・埼玉「鏡山」(夏の純米大吟醸 生 灼熱のパイナップル)。

仕事が終わって一息ついて ビールがないとダメよ

 昨夜帰ったのは23時半(だったと、後で、っつか今日の夜に「U」の女将さんに聞きました)。起床、4時半。1軒目の「A」の段階で日本酒だけでも4合以上行ってたから、そら5時間程度の睡眠じゃ疲れは取れんわな。眠い、だるい。朝風呂にお湯を溜めている間に30分だけ二度寝
 朝風呂、着替え。今日だけは徒歩でなくタクシーで出勤、6時半に学校入り。根性で添削・集計をして、始業8時半の5分前に、各組担任の先生方に添削答案をお返ししました。眠い、だるい、けれど宿酔いじゃなかったのが本当にラッキーでした。

 1・2限の机仕事(時間割業務・浪人生添削・授業の板書準備)をこなしている間に徐々に調子が上がって(人間らしさを取り戻して)きて、3~6限の授業(中3)はほぼ万全のコンディションでやることが出来ました。が、5時間目に国語科の実習生さん(京大教育学部)が見学にいらしたのはちょっと緊張。教育学部で確りと学んでおられるなら隠し立てや誤魔化しはききませんよね、ということで彼女には素直に「一般的な観点から見たら、僕、授業下手だから、あんまり参考にはしないでね」と伝えました(片付かない顔をしておられました)。

 夜は、昨日(の2次会)に引き続いて小料理屋「U」。入店して最初に言われたのが「昨日はえらいこと酔っぱらっとったけど、大丈夫やったと~?」でした。「めちゃめちゃ飲めます」と返しました。
 鶏肉・ジャガイモの甘酢煮~油淋鶏~蓮根きんぴら~ポテトサラダ~無限長葱。
 いつもなら西鉄K駅のスーパーマーケットで買い出しをして帰るところですが、今日は歩いて帰りたい気分になったので、本屋経由で30分の徒歩帰宅。歩いたら汗をかくから、軽くシャワーを浴びて、ビールの1缶くらいは飲み直しますよねぇ。

ちかくてとおい まっくらクライクライ

 4時起床、お風呂のお湯を溜めている間に中3古文160枚の得点計算を終了。入浴後は即出勤で、6時の職員室で解答例・採点基準・講評・得点データ等々をまとめたプリントを作成・印刷。
 本日は中3の授業が3~6限、7限(16~17時)が高3東大漢文特講。1・2限の間に2種類の授業・講義の板書計画を終えて、隙間時間に時間割業務。中3の授業は答案を返却して『伊勢物語』の解説を少し。第2回定期テストまでに、物語文学の導入教材である『伊勢物語』をガッツリ読みます。具体的には「芥川」「東下り」「筒井筒」「あづさ弓」「つひにゆく道」「初冠」の6巻。
 7限の理系特講、本来なら7限が古文で8限が漢文なのを(古文先生に伏してお願いして)入れ替えてもらったのは19時から同期Yくんと飲み会が入っているからです、と正直に白状。講義終了後の90分と、明日の早朝とを使って添削を終わらせ、朝のSHRでいつも通り返却をする。それが出来なかった時には「あいつは酒……じゃない、友情に負けたんだと思って下さい」
 17~18時半、職員室で神速の添削。酒が絡んだら、私は仕事が早いよ!

 学校からタクシーを飛ばし、市内某ホテルでYくんを拾ってから居酒屋「A」へ。会うたびに職場が変わっているような気がする彼、今日も前回会った時と違う職場でした。
 私「確か前回は……ワインの輸入業だったような」
 Y「そうそう。で、こんな円安でそんな職場に居られるわきゃない、と」
 私「そんな簡単に次が見つかるもんなの?」
 Y「いや、っつか今回は、F高の先輩と喋ってたらスカウトを受けた」
 高校の繋がりって強いのねぇ。でもって世間は狭いのねぇ。Yくんをスカウトした投資会社社長Iさんは、現在F高75周年の記念事業に関して(私は教員として、Iさんは同窓会役員として)お仕事をご一緒させていただいている方です。因みにその投資会社、聞けば最近K市を代表する某企業とドンパチやらかしたそうで、大きな声で喋ったら周りから刺されるんじゃないかとちょっとヒヤリと。
 明日から家族旅行(御両親孝行)で阿蘇だというYくん、前乗りK市泊で私と飲んでくれてるんですが、その前は沖縄に1週間だったそう。旅から旅のYくんに、来年沖縄初上陸の立場で色々教わっていたら、2時間なんてあっという間でして。
 明日の添削はあるけど2軒目まではOKよね、と小料理屋「U」でさらに2時間弱のお話。その後、せっかくK市に来たならやっぱり文化街に少しだけでも、というYくんとはお別れすることになり、店に私(自宅)・Yくん(夜の街)が乗る2台のタクシーを呼んでもらいました。先に来た1台にYくんが乗り、私の乗る2台目が来るまで10分ほどかかったのですが、その間の私は、後日女将さんに「大丈夫ね、って心配になるくらいぐったりしてた」と言われたくらい酷い有様だったそうです。

 タクシーに乗ってからの記憶はありません。

斜め上のサプライズ 仕込んどきたい

 4時前に起床、書斎で高3漢文の得点集計を行いました。7時出勤の職員室で解答例・講評・上位者一覧などをまとめたプリントを作成。本日が定期最終日なので、答案と解答プリントとを、帰りのSHRで担任の先生方を通じて返却。
 1限に中3古文の定期出題。普通なら初対面の教員の初回テストというのはやりにくくてしょうがないものでしょうが、数日前の日記に書いた通り解答欄を事前に示しているので生徒はそうは困らないはず。10時に答案160枚が返ってきましたが、終業17時までノンストップで採点作業をして、〇×△までは終えました。得点計算及び解答例プリントの作成は明日未明の作業。明日、急遽中3の授業が入って来た(先生の都合で出来なくなった体育を引き受けました)ので、答案を返却しなければならないのです。

 夜は、居酒屋「R」でまったり。まだ注文したことのなかったポテトサラダを何気なく頼んだら「うちのポテサラはちょっと変わってますけど大丈夫ですか?」と訊かれ、ポテトサラダの「変わってる」なんてたかが知れてるだろうと何も聞かずにOKを出したら、素揚げしたジャガイモにタルタルソースが絡んでいるという、こういうのにこそ『斜め上』という形容を使うべきだろうという皿が出てきました。でもって、またこれがビール泥棒なんだわ(生大を2杯も飲んでしまいました)。

 秋川滝美『湯けむり食事処ヒソップ亭』読了、★★★★。『ひとり旅日和』の作者の2シリーズ目に手を出しました。先ごろ第3巻が新刊平台に並んでいたのを見つけ、1作目を購入してサクッと読んだのですが、なかなかに面白かったので近く2・3巻も購入します(来週の上京旅行のお供かな)。

豆をやるから みな食べよ

 定期テスト3日目。今週から教育実習生が4人。うち1人は国語科で、私は指導担当ではないのですが久しぶりの実習生は何だか嬉しい。今年度は、初めて情報の実習生というのも。
 出題も監督も無く、午前中は定期終了後の授業準備を。午後は13時からとある会議があったのですが、これはやや不調。会議後は、時間割の作業と、高3漢文の採点の続きを。採点まで終わらせた答案を自宅に持ち帰り、得点集計を早朝の書斎でやります。

 夜は自炊。大根のポン酢漬けでビールを1缶、湯豆腐でビールを1缶、からの日本酒、が最後の「きりざい」で滅茶滅茶進みました。
 779蔵目・埼玉「sasanami」(春 純米大吟醸 生)。

春の空気に虹をかけ 「神は細部に宿る」って

 午前中は書斎でひたすら高3漢文の採点。昨日の日記に書いた通り、やっぱり細かい知識を疎かにする癖のある生徒が、例年より多い印象。但しこれは漢文に関してはの話で、他の教科・科目は別です。例えば、先日文系諸君に解いてもらった九大漢文、ラストの文化史選択問題(世界史の知識で解くもの)の正答率、過去のどの高3よりも高くて吃驚してしまいました。
 採点の途中、通販の日本酒が届いたのをセラーへ。今回は、大好きな新潟「醸す森」と、未踏破の蔵が2本と。ビールが切れてしまっていた(何という手落ち!)ので、急遽コンビニへ走り、アサヒのスーパードライを6缶購入(セットで売っている銘柄がこれしかなかったので仕方なく)。

 昼過ぎから自炊。もずく酢サラダを作って、ミニトマト胡麻和え用の胡麻を擦り、烏賊納豆(胡瓜・茗荷)は皿に乗せてラップ、鯖缶(胡瓜・茗荷)のぶっかけ素麺も準備。他に、サーモン2切れ、コンビニで買ってきた春雨(カップデリ)が1つ。これらを、昼・夜に分けて食べます。
 取り敢えず、昼はぶっかけ素麺とサーモンと。準備をしながら、午後も採点業務をしたくなってしまったので、やむなく昼酒は断念。酒を飲まないなら昼にものを食う意味は無いなぁ、と思いましたが素麺を茹で始めてしまっていたので仕方ない。朝食べない、昼食べない、夜飲む、というのをデフォルトにしていますので、飲まないランチというのをどうしても「無駄撃ち」みたいに感じてしまいます。
 ですので、夜は、ミニトマト胡麻和え・烏賊納豆・もずく酢サラダ・春雨、でガッツリ飲みました。

城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた

 10/6(日)の折坂悠太『呪文ツアー』@電気ビルみらいホール、に当選。翌日が授業無しなので薬院泊にしてどっかに飲みに行こうかな。

 本日、1限に高3漢文の出題。高3漢文を担当するのは(59・60・61・63・65・66・68・69・71回生に続いて)もう10回目なのですが、今年度の高3(73回生)はこれまでの学年に比べて句形・語彙・漢文常識等々の定着度が低いようです(ぶっちゃけ、漢文にそんなに力を入れてこなかったと思われる)ので、漢字の読みやら1語の口語訳(7字以内で、みたいな)やら、細かい知識を問う問題を矢鱈と沢山入れ込みました。採点、ちょっと面倒。
 というか、私、20年働いて、大体その半分の期間ず~っと高3漢文やってんですね。

 常夜鍋の自炊、お供は三宅香帆の新書、からのWOWOW清水ミチコ。改めて「YOASOBI作曲法」は素晴らしい。
 778蔵目・長野「互」(純米吟醸 隠し球 生)。

 三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』読了、★★★★。主に戦後の日本の職業(社会)人の読書形態・志向の歴史的変遷を概観し、最後は令和の職業(社会)人へ(本の読める)働き方を提言。キーワードは「ノイズ」と「半身」とですかね。あと、『花束みたいな恋をした』を観なければならない(のかもしれない)という気分にさせられました。
 私自身は読書と仕事とを溶かして人生を「働いていると本が読める」よう仕向けたので、ただ「本を読む」というだけなら「全身」で働いて全く構わない。ですが、この本の「本を読む」は「ライフ(私生活)」を象徴するフレーズです。その意味で考えるなら、私も、やっぱりこの本で提言されているような生き方を、少なくとも途中からは選択してきたような気がします。20代の一時期より仕事の量をぐっとセーブして(今の働き方を「全身」などとは口が裂けても言えません)、そのおかげで、音楽も聴けるし、ライブや舞台も観られるし、クイズも作れるし、お酒も飲めるし、旅行も行けるし、美術館博物館も巡れるし、ネットもゲームもSNSも使えるし、自炊も出来るし、卒業生とも遊べるし、色んなことを「半身」で楽しんでます。

 22日(水)に、47回生(中高同期)のYくんがK市に遊びに来てくれることに(居酒屋「A」を予約しました)。わざわざサシ飲みの為に1泊してくれるというのですから、特講のある日ですが飲み会ばっち来いです。本来は8限(17~18時)の漢文特講を7限(16~17時)の古文先生と交代していただき、特講後から飲み会まで添削、飲みは長くても2軒4時間程度に抑えて、翌早朝に添削の残り(朝のSHRで答案返却)。やっぱり、仕事も遊びも「半身」でいかなくちゃね。

君のクイズ

 本日から4日間(日曜を挟んで21日の火曜まで)は第1回定期テスト。私は、明日の1限に高3漢文、最終日1限に中3の国語Ⅱ(古文)の出題をします。私は教務主任(学年所属無し)という立場上テスト監督が免除されている(コロナ禍以来、保健室受験の監督を任されていましたが今年度からそれもなくなりました)ので、一切の拘束が無い状態で好きな机仕事に没頭できます。今日は9時から5時間かけて高3漢文のテスト作成(私にとっては趣味のクイズ)。文系・理系で別問題にしたので少し時間がかかりました。

 終業後は、バスで西鉄K駅に出て本屋とスーパーとを巡り、一旦自宅に戻って食糧を冷蔵庫に押し込んだ後、夜は居酒屋「R」のカウンターに後輩数学先生と並びました。昨年度は、数学先生が担任及び数学メイン、私が国語メイン(現代文)という形でガッツリ高3(72回生)に関わってしょっちゅう喋ってたんですが、今年度は彼が中1に降りたために中1と無縁の私ともすっかり遠い関係になってしまいました。