魚たちのぼってゆく

 5時入りの職員室で、7日(火)・16日(木)の時間割変更を確かめながら、気づく。14日(火)・15日(水)って、第3回校内模試じゃんか。両日とも2教科ずつの試験だけで下校、特講がない日じゃんか。
 と、いうことで、検査告知16日(木)は、6限までの授業だけではなく放課後の特講(文系東大現代文)もキャンセルすることに決定。生徒には申し訳ないけれども、15日(水)の試験終了後に前倒ししよう。完璧。
 出張が入ったんでごめ~んね、の担当者言に対し生徒は案の定「なんで模試の後に特講なんざやんだよめんでえよ」の反応でしたが東大志望者ならそのくらい出来ないと論外、大丈夫、やれ、命令、と。

 1~4限センター(山下勲)、5・6限東大理系特講(小松和彦)、7・8限京大特講(野上弥生子)。気掛かりがあると失神も出来にくいですが、18時までは走り抜ける。
 東大特講では、冒頭で「民族学」「民俗学」「歴史学」「宗教学」の関係を中世以降の歴史を概観しつつ10分で説明。京大特講では、本文で批判されているマルキシズム明治政府との関係を喋る。こういう無意味にでかい話を嬉々として準備し始めたら、高3現代文にドライブがかかってきたな、と実感しますね。
 特講後、月曜配布の学級日誌を職員PC室で作って、部屋に誰もいないのを良いことに母君に定期連絡。携帯不要のお方でしたがケアワーカーには必須と会社から支給されたものを最近使われ始めたそうです。東大特講の添削を少し進めて、職員室を出る。ちょっと勤勉モードに拍車。

 「もりき」の奥様に「痩せました?」と驚かれる。ええ、3日で4㎏は。