とても上手に 誘われて ことのおこりは このお酒

 本日修了式。そこで、ご結婚を機に今年度を以てご退職になる若手剣道先生のご挨拶がありました。
 夜には、市内ホテルのレストランを貸し切って、サプライズの送別会を開催。参加者はまさかの40人超、3月10日の夜よりも人数が多いという事実に、剣道先生のお人柄があらわれています。サッカー先生が何かの飲み会の下見だと偽って剣道先生を真っ暗な会場まで誘導したら、全員でクラッカーを鳴らして「おめでとう!」と迎える。見つからないよう、大の大人が全員テーブルの下に隠れるというのがおかしくも楽しい。
 こういうタイプのサプライズは、就職して20年の間に何度か経験しました。器械体操がご専門だった元中学教頭先生、現在はご子息が社会科を継がれておられる地理先生、63回生の中3担任の時にお世話になった柔道先生、保健室先生と剣道先生……振り返れば、大体が体育科の先生ですね。コロナの影響もあって、もう何年もの間ずっと行われていませんでしたので、就職して数年の若手先生の中には正式な学校行事だと勘違いなさっている方もおられました。

 二次会も20人超、三次会も10人超。三次会は文化街の小料理屋を貸切で、最後には全員が円陣を組んで合唱している姿を、中心に座った私が下から見上げるアングルで録画するなんてことも。涙あり、笑いあり。