本当は行きたい逝きたいイキたい

 教科書教材の「城の崎にて」が好きじゃない(←個人の感想です)。辛気くさいだけで全然笑えなくない?(←個人の感想です)
 例えば私は高校で現代文をやるなら投げ込みで必ず中島敦「文字禍」を扱うんですが(「山月記」よりゃこっちだろ、と思う)、そういう作品みたくどっかにユーモアが入ってないと準備・授業をやっててもノれないんですね。国語科の先輩先生と。
 私「何だよ『フェータルなものか』って、と思っちゃうんですよね」
 先「そう? やったら生徒には流行るよ、フェータル」
 そういう盛り上げを起こすような授業スキル、私には無いんです。

 授業3コマは高3文系東大漢文、高3センター演習、放課後の理系東大漢文特講。コマ数は少ないけれども3つとも別々の教材で且つ東大2つについては添削が必要なので若干面倒(っつっても、センター演習は『国宝展』チケット確保のために自分で動かしたんですけれど)。こういう日は自炊をしない。
 始業前の1時間半で板書準備・時間割業務。授業2コマ以外の時間はデスクワーク(文系東大漢文添削・浪人生依頼添削・授業準備)、放課後は16~17時で理系東大特講、18時まで職員室で添削を少しだけ(残りは未明の書斎でやります)。

 10/05は「自粛御膳」をお休み、仕事着のまま退勤路の「もりき」に寄り道。
 小鉢3種~山芋短冊~掻き玉うどん。
 山梨県ワインセラーが作っている濁酒が入荷されており、これは私の未踏破蔵。今日は開けませんでしたが、開けたときは私の分を残しておいて欲しいとお願い。
 来週月曜(祭日)に「もりき」で常連の会をするそう。私も誘われたのですが、これはお断りをしました。木・金に卒業生・同僚との飲み会を控えているので大人数はご遠慮が必須……というか、まだ職場では5人以上の会食が認められていないんですよね。誘われた飲み会を(ダブルブッキング以外の理由で)断るというのは、コロナ禍前では考えられませんでした(20年間で1~2回あったかなかったかです)が。