お互いに「いらっしゃいませ」なんてな

 土曜半ドン、私は授業無しで机仕事。昼食に食堂のうどんを食べて、定時を少し過ぎた時刻に退勤。書斎で読書・書き物をして時間を潰した後、15時半に自宅から六ツ門エリアまで徒歩移動。「シティプラザ」に到着したのはお目当ての舞台が開演する2時間前でしたが、喫茶店「ばんちろ」でアイスコーヒーを飲んだり、周辺を散歩したり(出演者の方が2人で普通に歩いておられるのとすれ違いました)、コンビニで買ったデザートをベンチで食べたり。
 開場前に、まっきょん(TQCの2期下)と久しぶりにお会いして、昨今のミュージカル界の事情を色々と教わりました。今夜のミュージカルについても、彼女(Twitterのミュージカル畑における鍵人物になっておられます)のツイート・リツイートで知ったのが購入のきっかけでした。劇のストーリーについての情報はゼロですが、「ミュージカル界のアベンジャーズが僅か100分で全てを完璧に纏める」ことだけは(それらツイートで)把捉済みの状態で会場入り。5列目良席。開演前の舞台を写メっていいというのは珍しいサービスなのでは。

 ミュージカル『カム フロム アウェイ』。9.11という未曾有の人災、その事件発生後の数日の間にカナダ某島の小さな町で住人たちがとった行動を描いた作品でした。テーマは「歓待」、人間は殺し合いもするし助け合いもするんですね。それにしても、「ミュージカル界のアベンジャーズ」12人が終始出ずっぱり、役柄を次々にスイッチしながら(舞台上での着替えの見事さ!)100分を歌い踊り演じ抜ける様、圧巻でした。

 さて、2/17の舞台『大誘拐』を皮切りに、松平健&コロッケ、『トッツィー』、研ナオコ梅沢富美男中島みゆき布施明、斎藤悌子、AJICO、折坂悠太、夢グループ……と来て、今回の『カム フロム アウェイ』を以て怒濤の舞台鑑賞祭りが終了。あとは仕事、黄金週間は旅も遊びも我慢して出勤、高3の特講準備等に充てます。

 夜は自宅近所でとタクシーで戻ったのですが、「もりき」にも「R」にもフラれて、「R」隣の肉料理「I」のカウンターに座りました。2日の「男く祭」教員慰労会の打ち合わせが出来て結果オーライでした。
 因みに、普通ならスマホオーダーの「I」なのですが、2日の参加者の中にはスマホ嫌悪(注文方法を知ったら不機嫌になるというかはっきり怒るタイプ)の昭和人がおられますので、離れ貸し切りという状況ですし何とか口頭オーダーでお願いできないかと(予約時に)店長Tくんにお願いしたら快くOKの返事を貰えました。Tくん、店員LINEグループで「注文方法の説明も厳禁!」と回してくれたそう。
 あと、私の座ったカウンター席から見える奥テーブルの親子連れ3人が「そう」なんじゃないかな~、と思ってたらやっぱり「そう」でした。お父様30回生、お嬢様72回生。帰り際にお父様にお声がけをしていただき15分程お話をしましたが、『TEEN! TEEN!』(黒歴史)や昔の体験授業(灰色歴史)のご記憶が詳細で苦笑いと冷や汗と。『TEEN! TEEN!』、橋本環奈がイギリスで『千と千尋』やるようなスターになったのにまだついて来んのかよ、と。