さるまた失敬

 本日から、福岡1泊・東京4泊の長期旅行。午前中に旅行準備をして、ご仏前には賞味期限が1週間以上の食べ物や飲み物やをお出しして、10時半に自宅を出発。バスで西鉄K駅に着いた後、令和F校生の魂食「M」に一番乗りしてラーメンを昼食に。西鉄電車で天神に移動した後、タクシーでキャナルシティに移動し(徒歩で大丈夫な距離だったんですね)、近くの宿泊ホテルに荷物を預けました。
 キャナル櫛田神社はほぼ隣接、お詣りの後、隣の土産物屋で博多織の袱紗を購入(先日63回生Mくんにプレゼントしたのと同じ慶弔両用のもの)。これは、明日の夜に大塚で飲む約束をしている56回生Oくんの転職祝いにします。

 「キャナルシティ劇場」は12月の矢野顕子さんライブに続いて2度目、内野聖陽瀬戸康史の二人芝居『笑の大学』(再演)を観劇。三谷幸喜の舞台は『なにわバタフライ』・『不信』・『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』と観てきて今回が4度目です。
 初演版DVDも映画版も観ず、設定や粗筋すら殆ど知らずに観たのですが、戦時下の日本を舞台に、喜劇の脚本を検閲する警察と彼に検閲される劇団座付き脚本家との攻防→交流、という筋立てでした。「重白い」(面白くて、重い)120分で、確りと笑って笑いながら汗もかいて。25年ぶりの再演決意は役者が見つかったことが決め手とは三谷氏の談ですが、彼が報道番組のキャスターを始めたことも影響してるんじゃないかなぁ、とか思ったり。ただ、「さるまた失敬!」のギャグは劇中でも言われた通り本当に「寒い」ので、冒頭で繰り返されたあたりはこっちが恥ずかしくて仕方なかったです。
 観劇後はホテルにチェックインして入浴。夜の約束まで30分ほど時間があったので、川端商店街をぶらぶらと散歩して時間を潰しました(キャナルシティには余り興味が湧きません)。

 夜は、新高3(72回生)某くんのお父様がご経営の居酒屋(キャナルシティそば)にて、担任団の後輩数学先生とサシ飲み。ご実家の農園(野菜スティックが美味!)がある大分の食材を使った郷土料理のお店で、だご汁・地鶏などの名物と大分の日本酒(「鷹来屋」「豊潤」「萱島」等)とを堪能。お腹いっぱいになっちゃって、結局りゅうきゅう・とり天等を注文せず仕舞いだったのは、次の来店があるからってことなんですかね。
 二次会も少しだけ。予め予約していた春吉の日本酒バー「K」のカウンターに2人で。初めての蔵はありませんでしたが、手作りのお惣菜(絶品)を摘まみに好きな銘柄の日本酒を(90mlずつ)4、5杯。初訪問の数学先生は日本酒にはあまり興味が無いワイン派さんなんですが、ちょうど長野「ソガペールエフィス」(小布施ワイナリー)が3種類入っていたので飲み比べを勧めました(久しぶりにラベルを見ましたが、裏には安定の長文注意書きが)。

 文化祭関係(?)の仕事があるそうでK市に戻るという数学先生と別れ、ホテルに戻って健康睡眠。