ドラマが残ってたら おそらく戻ってくる

 21時就寝、2時起床。書斎で7時までノンストップで赤ペン動かして、計10時間で200人分の採点・集計が終了。現代文だったらあと3~4時間はかかるところでしょうが、古文だったのは少し有り難かったです。母君の朝食を提供して7時半過ぎに学校入り(寝室からリビングの移動介助に10分かかる介護なのは相変わらず。昨日の病院で、自宅にも車椅子を導入することを決めました)。職員室では、8時半の職員朝礼までにテストの集計結果を反映させた解答解説データプリントを作成して印刷。作業が終わったのは8時25分です(大体、5分前くらいに全ての作業が終了するように身体が動きます)。
 1~3限が高1古文の授業で、テストの返却と新しい教材の解説と。5クラス中3クラスが土曜日の授業で、残る2クラスの同じ授業に関しては月曜日の6・7限で行います。月曜日は、恐らく5限途中くらいの時間帯に学校入りできるはず。

 大阪・京都旅行ですよ。車椅子を導入しようかという体調の母君を施設のショートステイにお預けして、私はのうのうと2泊3日の旅行ですよ。土曜の昼過ぎに出発して2泊、月曜の昼前に帰ってきて、母君を自宅に引き取ってから出勤、という流れ。えぇ、知ってます、親不孝が服着てますな。でも、折坂悠太のライブが観たい衝動がどうにもならなくて、ね。
 3限終了後に帰宅、母君に昼食をお出しして、召し上がってお出での間にショートステイ2泊分の荷物をまとめます。お世話になる施設「O」には予め電話をして、タクシー着の後は施設の車椅子をお借りして移動したい旨を伝えています。自分の荷物(衣類・書籍)をまとめてからタクシーを呼びました。隣町にある小さな介護施設「O」は、ショートステイの個室が10室程度といった規模。初めての利用でしたが、タクシーから車椅子へ移動する際にお手伝い下さった職員の方の印象が良かったので、快くお預け出来ます。車椅子を押して2階の個室へ移動し、荷物を開きます。携帯電話をベッドの枕元に置き、据え付けのTVを観やすい角度に直し、施設に預ける財布の中身(金額)を職員の方と一緒に数え(解りやすく1万円にするために、それ以上の紙幣・硬貨を私の財布に移しました)、お手洗い(個室内)の使い方を確認し。

 タクシーでJRのK駅へ移動し、K駅~博多~京都……への新幹線を新大阪で途中下車(15時過ぎの遅い昼食は駅弁を車内で)。京都往復と2泊のパック旅行を手配しているのですが、初日夜は大阪にて折坂悠太のライブを観ます。梅田のライブハウス「Shangri-La」への訪問は初めてで、駅からの道順はかなりわかりにくいのですが、2年前の大阪・神戸旅行で最寄りの梅田スカイビルを訪問していたのでそれを思い出しながら(地下道を潜るステップがあるのを覚えていたので助かりました)。キャンセル待ちで手に入れたチケットなので入場順はほぼ最後ですが、どうせ立ち見ライブは会場後方の壁にもたれてと決めているので問題はありません。グッズは、Tシャツと徳利御猪口とを購入。徳利は、注ぎ口の部分に御猪口を(ひっくり返して)乗せたら絶妙な角度、名盤『平成』のジャケットの折坂氏の首と同じ角度で傾くように出来ています。

 1.揺れる 2.みーちゃん 3.荼毘 4.芍薬 5.轍 6.犬ふぐり 7.あさま 8.抱擁 9.櫂 10.窓 11.湯気一筋 12.夜学 13.茜 14.よるべ 15.光 16.坂道 17.take13 18.さびしさ 19.平成 20.道 21.旋毛からつま先

 セットリスト、曲タイトルが一つ一つ短い。前日の東京は「重奏」で、本日の大阪は「合奏」という楽器編成。『平成』参加のミュージシャンによる「重奏」の方が初心者には「解り易い」演奏になっていたんじゃないかなぁ、と思わせる「解り難い」演奏が「合奏」の方にはちらほら。冒頭のラジオチューニングパフォーマンス(17「take13」へ続くフリですね)から解った通りノイズを効果的に活かす演奏で、そういうのは個人的には余り得意ではないんです(折坂氏の場合は、声の力が全てを超越包括するから大丈夫でした)。「夜学」は断然「重奏」派です。
 関西公演の1曲目が「揺れる」で、ラジオのパフォーマンスからの流れでこれを持ってくるというのは実はかなり挑戦的なんじゃないかと思いました(これは阪神淡路の歌ですよね?)。2曲目のキラーチューンに観客を一瞬で巻き込むやり方も凄いなぁ、って。その後は前半ラスト(11)まで『平成』からの曲を出さない渋めの選曲で、正直行きの新幹線で聴いてなかったら曲名が浮かばなかったような曲も。押さえ押さえた演奏歌唱がじわじわと沁みますし、時に感想で繰り出される歌詞のない呻きやおらびの熱量との対照も感動的。『平成』からの曲はアルバム通りの歌い方(アレンジはアルバムと全然違いますが)、「夜学」の歌詞を「令和元年」に変えてたくらいだったな、と思ったらアンコール、タイトルチューンの19で歌い方を変えてきて意表(冒頭の「平成」という歌詞の譜割から違ってました)。Wアンコールのことを「残業」と呼んで客席の笑いをとる等、吟遊詩人のMCは朴訥の裏に飄々、楽しいです(というか、MCでは一切触れませんでしたが、この時既に「月9」主題歌は決まっていたんでしょうか)。
 MCでは、特定の対象を斬るような文言は一切出さなかったものの明確な意思を持って政治批判をする場面もあり、この時だけ若干客席が固唾を吞んだ(戸惑った?)のを空気で感じました。そういう人なんだろうなぁ、というのは何となく想像していましたが、こういうのがライブ体験というのかな。日本の将来は暗い(はっきり「絶望」という言葉を使って)、でもそれぞれの人がそれぞれの場所で頑張りましょう、というメッセージ。「シラけつつ、ノル」なんですけれども、その締めくくりのメッセージで客席の雰囲気が雪溶けたのもはっきりと解りました。やっぱりライブは群れの境界、客席最後尾で観るものだ、と改めて。
 ぺらっぺらな箇条書き感想でしたが、要は「折坂さん(の声)凄ぇ!」ってのに尽きます。

 ライブ後は、梅田から在来線で京都へ移動し、予約していたホテルにチェックイン。ホテルから徒歩5分の居酒屋「たなごころ」にて読書独酌。おばんざいに京都の地酒、ライブの余熱もあって心地よい時間を。
 ホテルで健康就寝、日付は跨いでいましたから、22時間くらい起きっぱなしだったことになります。明日も遊ぼう!

もっと 尽くせたはずね 連れて行って

 56回生Iくん披露宴の引き出物カタログで選んだお箸が到着しました。お箸そのものもそうなのですが、可愛らしい箸置きがセットになっているのが嬉しく。食事のプレートが少し明るくなって母君もお喜びで、御礼を託かったので来週末のさし飲みで直接お伝えします。

 本日は定期テスト最終日。1限に高1古文の出題があり、これを明日の授業で返却しますので、今日は覚悟の一日になります。午後からは母君のF校親玉大学月一通院の介添があり時間を使いますので、採点が間に合うかどうかは本当にギリギリのところ……っつっても、これまで間に合わなかったことはないんですけどね。ないんですけど、それにどのくらい時間と体力を持って行かれるのかというのはその時によって違いまして、今日はかなりキツそうだな、と。
 というわけで、1限に古文の出題、2・3限は監督をしながら採点。12時の生徒下校と同時に私も学校を出て自宅へ戻り、母君の昼食をご提供した後に書斎で1時間ほど採点。病院へはタクシーで向かい(自宅である103号室からマンションエントランスまで歩くのに10分以上かかります。遙かなる旅路です)、病院内は入口に並べてある車椅子で移動することにしました。タクシーが病院前に着いた後、私が入口まで走って車椅子をとってきて、タクシーに横付けした車椅子に座席から直接移動していただくというやり方。今考えたら阿呆丸出しですが、何しろ初めてでどうして良いのか考えたこともなかったものですから、私、最初はタクシーを二人で降りて病院入口までの20mくらいは一緒に歩かないといけないのかとか考えていました。「そうだよ車椅子引っ張って来りゃいいんじゃん、阿呆か僕は」と、病院玄関まで駈けながら独り言ちる自分の「登場人物感」が我ながら面白く(現実感がない、って感じなのかな)。突然車椅子で登場した母子に瞬き一回程度の反応しかお見せにならないF先生や看護師の方は凄いなぁ、と思いました。ここ一ヶ月の間の体調をお話ししたり、介護に関わる指示書を書いて戴くようお願いしたり。

 自宅へ戻った後は、入浴・母君の夕食を作成する以外はずっと採点。夜は「もりき」でサクッと独酌、帰宅後即就寝。現在のところ採点は5時間ほど行っています。

僕は耳を疑ってたよ

 4時半に起床して書斎で書き物。いつもより早めの6時半に母君を起こしてお食事をお出ししました。木曜はゴミ出しの日で、母君に伺うとついて行きたいとのお言葉、手を繋いでペンギン歩き……未満だなこれは、自分で足を交互に出せない酔っ払いを引きずってるアニメだか漫画だかのシーンを思い浮かべてもらえれば、という感じ。結局、ゴミ捨て場の少し手前までで諦めて、手前の立体駐車場の壁にもたれていただきました。残り20mをゴミ袋2つ提げてダッシュ往復、帰りもペンギン未満のお散歩。
 7時半に出勤してデスクワーク、1限監督、2限出題(高3漢文)、3限の時間を利用して自宅まで往復して昼食作成。母君はどうにもこうにも動きづらい様子。やっぱり、足は段々動かない方向へ向かっている様子。昼以降は学校に戻って採点。

 14時に再び自宅に戻り、ケアマネKさん、及び1日から母君がショートステイでお世話になる施設「O」のスタッフの方と打ち合わせ・契約。再び学校に向かって採点の続き。昨日と同じで、若しかしたら(明日の高1古文出題について)質問の生徒が来るかも知れないので、18時までは学校に待機するのです。
 夕食の時刻に自宅に戻り、ドアを開けた瞬間に「良かった~、大変~」と母君。リビングからトイレに向かう途中で身体が動かなくなったまま廊下で硬直なさっていました。痛恨の一撃を放つときの「動く石像」が地面をダン! と踏んだ時みたいな体勢。駆け寄って肩をお貸しし、そのままトイレにお連れしました。どのくらいその体勢でいらっしゃったのかは解りませんが、取り敢えず粗相はせずに済みました。これはもう、車椅子なしでは無理かなぁ、という感じ。

 お疲れでお風呂はスルーという母君をお待たせして私だけ入浴、その後は煮麺を中心に少なめの夕食を作成。夜は飲み会なので母君にはお詫びを申し上げてからタクシーで出発。

 定期テスト期間、一回は飲み会に行くぞというマイルール。今回は、中学教頭の体育先生、事務嬢さんと3人でちょっと高級な焼鳥屋「T」へ。高坂鶏を使った奇跡のレバー、というのが一押しでこれは予約取り置きが必須(確かに美味しかった)。事務嬢さんはワインが充実しているのがお気に入りポイントなのだとか(私は、正直ワインはどうでもいいかな)。
 私「教頭になったら、面倒くさい社交とかあるんです?」という失礼この上ない質問に機嫌良く答えて下さる体育先生、から聞いた話。或る塾の関係者から先生が直接言われたという言葉がもうとんでもない暴言妄言失言悪言讒言汚言戯言で私も事務嬢さんも聞いたときは開いた口が塞がらない状態だったんですけれども、諸事情あってここには書けないのが残念。一人の発言が塾全体を背負うとは言わないけれども、教育に携わる人間がよくそんなこと言えるよなぁ、と。F校舐めんな、と。

今日のよーな日は ちょっと くたびれる。

 母君の朝食はいつもの時間にお出しできましたが、入浴はその後という昨日同様の流れ、定期テスト2日目もギリギリの出勤になりました(昨日の帰宅は0時を大きく回っていました)。監督業務や国語科会議やをこなして15時から年休、タクシーで母君のリハビリステーションに出向き、ケアマネKさん・私・スタッフ・医師を交えてリハビリ会議を。施設内の母君は車椅子で移動を(スタッフの方に押していただきながら)しており、やっぱりその方が楽で機嫌も宜しい様子。会議でも「出来るだけ本人の足で歩けるように」と言ってはいただけたのですが、足の悪さが不可逆的な進行なのだったら車椅子・歩行器等の導入を考えなければなりません。帰りの送迎も施設の方にお願いして、タクシーで学校に戻って仕事をしました。結局一人も来ませんでしたが、明日は高3漢文の定期テスト出題があるので、生徒の下校完了時刻までは学校に待機して質問を受け付ける態勢をととのえておかなければならないのです。18時に退勤、母君にお食事を出してから入浴、「もりき」で独酌。
 日記のタイトルは川原泉。蕗ちゃんは偉いよ。思い出すだけで頑張れます。大人は、お酒飲んで気持ち良くなれる分まだ良いですね。

日常の向こうの非日常まで連れてこう

 昨日は飲みすぎ歌いすぎ、目が覚めたら6時半でビックリです。慌てて母君の朝食の準備、その間にお湯を沸かして、朝風呂は母君に朝食をお出しした後にしました。お風呂から上がったら7時45分、着替えて洗い物をしてから出勤準備ですから、職員室入りは8時25分を過ぎていました(職員朝礼は8時半から)。
 本日から4日間は第1回定期テストで、私は2・3限が監督。1限の空き時間に東大京大の添削用プリント(今夜の激励会で会う67回生浪人組に渡します)を準備、既に添削を送ってきている卒業生の答案(東大現代文・漢文)も添削。3限の監督終了後に昼食作成のために自宅へ。序でに私と母君との入浴を終わらせ、夕食は作り置きを準備しました。本当なら作り置きは冷蔵庫に入れておくべきなのですが、今の母君はリビングから台所に歩くだけでも不安で、況してやプレートを両手に持って歩かれるというのは不可能ですので、常温で夕方まで保つものばかりを準備してテーブルの上に置いておきます。

 母君の夕食が作り置きなのは昼過ぎから真夜中までの出張があるからで、本日は67回生担任団が福岡に出て、予備校で浪人生情報効果会・激励会に参加します。
 先ずは薬院駅K予備校。ここはチューター氏が一定数の生徒の面倒を担任状態で見て下さっており、私は我らがB組卒業生の様子を色々とお聞きします。チ「●●くんは、出席状況も良くて成績も順調です。私たちとも打ち解けてくれて」 私「打ち解けてっていうか、●●くんって、ああ見えて甘えん坊さんでしょう?」 チ「あ~……そうですねぇ」 私「でしょ? でもって、××さん、ちょっと遅刻したりするでしょう?」 チ「えっと、まぁ」 私「嬉しくなるくらい高校時代と変わってませんよねぇ」 話も盛り上がる。
 続いて徒歩で天神S予備校。ここではチューター複数と担任団全員とが向かい合って状況説明を聞くという形式で、どの子もどの子も聞けば高3時代とあんまりキャラが変わってなくて、これは安心して良いのか嘆かわしいことなのか。まぁ、元気ならいいのかな。

 19時にS予備校の大広間で開かれた浪人生激励会には、67回生が60人ほど集まりました。これは例年よりもかなり少ない数で、勿論不参加の浪人生もいるんですが、やっぱり大学に進学した生徒の数が多いということです。で、集まった人たちは総じて明るい(勿論、旧担任と話しているうちに感極まる人もいます)。在校時と変わりな……いや、男子は割と膨張傾向にあるやつが多かったな。進学したら痩せるぞ~! 東大浪人中の卒業生の何人かに、準備していた現代文・漢文の添削プリントをお渡ししました。
 この激励会には、56回生・63回生・64回生と、高3で担任・副担任を務めた学年に関しては毎回参加しているんですが、大体いつも必ず挨拶する時には「私は現役で東大に合格したので浪人生の気持ちはよく解りませんが……」と一言入れて笑いをとるようにしてました。でも、67回生は真面目だからこれを言わない方が良いかな、と判断。ですけれども、「既に大学に進学して生活態度が山津波を起こしてる高校時代のご学友とは、取り敢えず一年間はオンライン・オフライン問わず接触しないこと」というのを伝え忘れたのは良くなかった。浪人生の身空であれを少しでも「羨ましい」とか思ったらそれだけでパフォーマンスが下がりますからねぇ。
 激励会は21時に終了。浪人生にとっての非日常(久しぶりに友人たちと会食歓談)、これでさっさと帰宅して22時から勉強、ってのが出来る人なら確実に通ります(出来なかったら落ちるというつもりはありません)。旧担任団は、21時半~23時半で慰労会をやって、終電で帰宅です。集まって67回生の話を始めたら途切れることなんかありませんから、我々旧担任団にとっても、新しい所属学年という日常を少し離れた非日常を楽しむ時間でしたね。

ざわざわ川の 水ぎわは

 定期テスト前日なので本日は特講がなく、これだけで随分助かります(自宅での作業が3~4時間減ります)。朝はいつもの流れで出勤、高3理系漢文の定期テストを1・2限の空き時間で作成。たった2時間で終わったのは、範囲の3/4が理系と被っていて、問題もほぼ共通していたからです。火曜から金曜の4日間は定期テストで、私の出題は3日目(高3漢文)と4日目(高1古文)とですので、明日と明後日とで定期後の仕事を前倒しで行えますね(何せ、6月1~3日は2泊3日で京都旅行を詰め込んでいるんですから!)。
 3限は高3文系の東大コース(二次対策)で、これは昼食作成の自宅往復後に添削(昼休み・5~6限)を終えることができ、帰りのSHRで返却して貰えます。定期試験を前にして添削の借金を作るわけには行きませんね。高1Aの帰りのSHRに顔を出して、黒板に定期テストの時間割を書きました。普通は黒板の中央に1~4時間目の科目を上から下に並べ、一日ごとに科目を書き換えるという書き方をするのですが、私はそうしません。横長の黒板を4象限に分け、第2→3→1→4象限の位置に、初日から最終日の時間割を全て書いてしまいます。その時点での労力はざっと4倍になるのですが、こうすると生徒がいつ黒板を見てもこれから先、試験終了までの予定を頭の片隅で意識できますし、一日が終わる毎にその日の時間割を消すことで、自分がどれだけ試験で頑張ったか(あとどれくらいで苦しい試験期間が終わるか)という達成度を自覚して自分を鼓舞することが出来るからです。担任の英語先生が凄すぎて副担なんて居るか居ないかみたいなもんですから、少しぐらいはサポートしないといけません。
 放課後は国語科の会議がありましたがこれはあっという間に終わり、帰宅後は入浴と夕食準備と。

 夜は、何となくタクシーで野菜料理「B」に出て独酌。ふと、ここのグラタンが食べたくなったのです。市内でグラタンを食べるならここか洋食屋「B・B」なのですが、後者は少人数の飲み会で使うお店で、独りで入るとコスパがよくありません(一皿が大きくて高いんですね。中華料理屋に独りで入れないのと同じです)。野菜料理「B」の方は一人前の皿を出してくれるので独酌向き(これは、マスターの趣味だと思います。マスターも独酌派なんじゃないかな)。因みに、グラタンのバケットはお断りしています(他の店でも、可能なら色々な料理は「バケット無し」で注文します)。
 で、グラタン以外殆ど食べない読書独酌後、バス帰宅の途中でふと思い立って自宅前の停留所を一つ過ぎ、自宅近くのスナック「S」にふら~りと。自宅徒歩3分、「もりき」よりも最寄りのスナックは、56回生Nくんママがサポート(チーママっていうの?)を務めておられる地域密着型。客層もカラオケの選曲も昭和昭和してまして、はっきりと私のお気に入り(っつっても、訪問は今日で3度目くらいですけど)。ママさん(72歳!)手作りのお惣菜(我が家にあるのと同じ三連型の小鉢)は常連さんを蕩けさせます。で、何だかノリで色々歌いましたよ。勿論選曲は昭和でして、「花の首飾り」だとか「旅人よ」だとか「東京ドドンパ娘」だとか(そういえば、井上陽水かカバーしてるやつばっかりですね)……を歌っておりましたら、突然隣のオイチャンが大声で「ねぇ、誰か『緑の陽だまり』ば歌ってよ!」とねだり始めまして。確かに1970年代の歌ではありますけれどもまさかのアニソンリクエストは流石に唐突、周りの常連さんやママさんたちの顔が「???」となる中、僭越ながらアニソンにはちょっと詳しい(但し、60年代から90年代前半まで限定)若輩がマイクを持ってミッチーとチャタラーズ(作詞は麗しの中山千夏!)。これで周りの方々に次回来店を認めていただけた感じかな。お陰で、帰ろうと思ってたところを更に2時間近く延ばしちゃいましたけど。どれだけ座っても歌ってもお支払いは2000円、あ、飲み物(ウィスキー)はNくんのボトルから貰っちゃいました。次に入れるときには私が払うんで許してね。

おてがら話はやめとくれ 今夜 今夜は

 相変わらずリビングのフローリング就寝で、夜中に何度か母君をお手洗いにお連れする作戦を決行中。6時起床、入浴後に母君の朝食作成。8時過ぎに出勤した職員室で、高1B~E組の古文定期テストを完成させました。昨日の半日仕事でほぼ全て終わっていたのですが、ボーナス問題数点分を何にするか迷っていたのです。第2回の定期テストの範囲が詩歌(万葉・古今・新古今・奥の細道)になるので、和歌を使った大学入試の過去問を探してきました。A組の時と同様に、B~E組の各教室黒板にも、解答用紙のコピーを掲示しておきます。
 自宅往復後の午後は、高3理系漢文の定期テストを作成。

 今日は、某氏と夜のサシ飲みが予定されていたのですが先方の都合で当日キャンセルとなり、完全に人と飲む気分だったので事務嬢さん、市内在住の56回生Tくん、の2人に誘いを向けてみたんですが振られてしまい、結局は「もりき」独酌に落ち着きました(予め予約しておいた店は、コースではなかったのでキャンセルがスムーズに行きました)。

 不完全燃焼のまま、リビングのフローリング就寝。

はちみつぐらいピュアだから

 自転車出勤中に、急にチェーンが絡まったらしくペダルが全く回らなくなってしまいました。ペダルは回らないのですが、降りて手で押せば車輪は回るという状態だったので、途中から手押しで学校まで運びます。本日は授業が1・4限だったので、2限の空き時間に学校近く(徒歩3分)の自転車屋に持ち込んだところ、10分程度で直せて3000円という話でした。待ち時間は、直ぐ近くのファミマのイートインでフラッペを食べました(昼食代わり)。
 直った自転車で自宅まで往復して母君に昼食を供し、4限の授業後は高1B~E組の定期テストを作成(これが半日仕事で午後の業務の全てです。昼に私が到着した自宅前に救急車が駐まっていたのには蒼白になりましたが、上の階の住人(大学生の女の子?)がどうやら熱中症で搬送されるところでした。

 用事があって帰りのSHR前の高1A組に入ったら、女子数人が「夏は来ぬ」をそれはそれは綺麗なハーモニーで歌っておられる。いや、確かに古文の試験範囲に「夏は来ぬ」の歌詞は入ってますけれども。そこへ、男子数人が「先生、定期テストの古文では」「『夏は来ぬ』の音程まで出題されるんですか?」と不安げな顔で。私「え、歌えってこと? 幾らアクティブラーニングだからって、試験中にいきなり『おいそこの、歌え』とか言わないよ? 歌詞だけだよ?」 男子「だって、内進の人が言ってて」 私「それ、信じるっ!?」 ピュアかよ、って外進組は(まだ?)ピュアなんでした。F中3年間で汚れたりしてない。B~E組の授業でこの話を披露して「A組の人たちを誑かさないこと」と言ったら皆笑ってましたけど。
 A組男子と言えば。こないだ職員室で、男子「池ノ都先生、××先生(←今年度から中学教頭になられた体育先生)ってどの人ですか?」 私「呼ばれたの? あそこ、教頭席。あそこの人」 男子「有り難う御座います」……と、10秒後に戻ってきた男子が「先生、無理です。威厳がありすぎて話しかけられません……」 私「マジかっ!?」 体育先生のオーラを一目で見抜くというのはちょっとした眼力があるならそらそうだろうけど、話しかけるのも畏れ多いというのは育ちが良すぎるんじゃないかと感心頻り。

 久しぶりの久しぶりに読了の本が。ぶっちゃけ、布団からリビングにお連れするだけでも肩と手とをお取りして5分10分とかいう家族を抱えてますと、本を読んだりブログを書いたりという時間は殆どとれません。辛うじて教科に関する仕事量を減らさないというのが精一杯……あとは晩酌飲み会!
 山本周五郎赤ひげ診療譚』読了、★★★★。ひたすら正しいな。解説に、周五郎が原作を超えたと絶賛したと書いてあった映画版、今度観てみようかな。
 樹木希林『心底惚れた 樹木希林の異性懇談』読了、★★★★。暫くビジネスが続きますね。私は好きで最近の本はどれも読んでるんですけれども、実際には彼女が出ている映画を最後に観たのは『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』で(この映画は本人が作品も監督も酷評していたと記憶しています)、ファンを名乗る程ではなさそうです。

ふるさとのあの人の あの人の あしもとに

 本日は授業が無く、来週の第1回定期テストへの作業の手始めとして、高1A(外進クラス)の古文を作成。分量も配点も完全に目分量で作問した後、解答欄を作ってみたらB4用紙に5mm分の余白もなくピタリとはまり、完成時には一人で「天・才!」と悦に入る。古くさいですが、私は試験の解答欄は5mm罫線がついたB4のコピー用紙に定規・鉛筆で線を引きながら作ります(一行が横1cmの欄になります)。PCで作ろうと思えば作れるんですが、手書きでやった方が問題のボリューム(解くのにどの程度苦労をするのかとか時間がかかるのかとか)を身体で想像できるからです。
 高1(70回生)は私が出題する試験を受けたことがありませんし、部活や寮や塾などの情報網でも流石に7年前の定期テストまでは押さえられないでしょう(私が高1古文を担当するのは7年振りです)から、お生徒さんたちは初対面の教師の試験をほぼぶっつけ本番で受験することになります。そこで、各クラスの黒板に、解答用紙を事前に掲示することにしました。分量の把握ができますし、賢い(賢しい?)子なら幾つかは設問まで予想できるかも知れませんね。

 母君は相変わらずのペンギンさんで、立ち座りから不自由です。暫くは居間でのフローリング就寝が続きそうですね。夜の粗相が怖いから、トイレに行きたいとき(或いは、残念ながら粗相をしてしまった時)は私に声を掛けるようお願いしているのですが、起こしたら悪いとか何とか言って声かけをしようとしないんですね。それは気遣いじゃない、汚される方が困るんです、とまでは「まだ」言っていません。突然足が動かなくなった不安の只中に居られる方を良かれであっても傷つけるような発言をするのは、そうですね、介助介護が次のステップに移る時で良いかな、と。
 母君がお休みの後、これでよく遠出をする気になれるなぁと我ながら苦笑してしまいますが、二日市の「月空」へ。マスター(63回生Mくんパパ)手づからの生姜佃煮を乗せた冷や奴が美味でした(ネギとごま油でビール瞬殺)。K市に戻ってから、ふと文化街「S」へ。最近大病から戻られたママさんに、母君との生活のお話を色々聞いてもらいました(我ながら、齢とりましたねぇ)。

ブラックコーヒー ひとり芝居を するわたし

 フローリングで寝るのを身体が嫌がっているのか何度も目が覚めて、その内2回は母君をトイレにお連れして、何だったらやっとけと夜中のトイレ掃除とか。何というか、育児介護をワンオペでこなしてる人って凄いですね(ましてや9時17時の仕事持ってたりする人も居るんですからねぇ)。
 4時起床で朝風呂、書斎で授業の板書準備の後、母君を起こして朝食を作成。歩行はほぼ無理で、私の支えが必要でした。何となくですが、これはもう不可逆的に進行するのかなぁ(少なくとも、それを想定しておかなくてはならないなぁ)、と初めて思いました。

 本日は2・3・4・7限が授業。4限後に昼食作成のために帰宅したら、母君が台所に立ってお出ででこっちが崩れ落ちそうになりました。壁伝いのペンギン歩きでではありますが、自力で室内移動の根性はお持ちの様子です。トイレにもご自分で一度行かれたそうで。昼食は自宅近くの総菜屋の名物サンドイッチをメインに置いて(4限後だと帰宅が13時を過ぎるので、調理の時間が惜しいんです)、サラダだけ作りました。甘いものが食べたいと仰るので、ホットコーヒーを作ってから冷凍庫の中の「スーパーカップ」を取り出して即席のアフォガードを。
 学校に戻ってからは学年会議と添削(2限の授業が高3二次対策漢文でした)、7限に高1Aの授業を行ってそのままSHR。職員会議は仏恥義……じゃない失礼して帰宅、母君をお手洗いにお連れしてからお風呂を沸かします(朝入っているので「おいだき」です)。一昨日の日記にも書きましたがお風呂の浴槽は跨げるので、ゆっくり浸かっていただくことはできます(私はその間に夕食の準備、卵を割って溶いたり野菜切ったり)。

 5月1日のランチで入店、令和2人目の客だと言われた寿司居酒屋「J」をタクシー訪問、マスターご夫妻は私のことを覚えて下さっていました。魚を中心としたおつまみでビール2本と冷酒を。鉄火巻きが美味でした(寿司ネタの中でいちばん好き)。