遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は

 そらも絶対観にぃかなぁかんにゃけど。埼玉県所沢市て。
 『中島みゆき展「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る』@角川武蔵野ミュージアム、アーティスト初の回顧展覧会が開催されると、まっぴぃが知らせてくれました。4/20(土)~6/23(日)という会期中、(主に金銭的な)事情があって遠出が出来ない黄金週間を除いたら、仕事の都合がつく日程が1箇所(5月末の平日に2日間年休を取って東京で1泊)しかありません。巡回展なのか分からないまま旅程を立てるのはどうかとも思いましたが、取り敢えず56回生Nくん(こないだの上京で来春予定の沖縄旅行の相談をし損ねた)に夜のさし飲みに乗れるかどうかを投げて、OKが出たら上京します。

 本日新学期2日目。新中1はオリエンテーション合宿(九重2泊)に出発、新高3は外部模試。それ以外の学年は、春休み課題テストです。
 春休み課題テストについて、国語科では、前の年度(令和5年度)の授業担当者が作問をし、新しい年度(令和6年度)の授業担当者が採点をする、というややこしいシステムを採っているため、私は「新高2の漢文の問題を作成する(採点は新しい担当の先生に任せる)」「新中3の古文の採点をする(作問は前年度担当の別の先生)」ということになります。
 ですので、本日の仕事は中3古文のテスト採点。国語100点満点のうち、現代文60点・古文40点の割合なのだそう。11時に答案160枚が届けられましたが、その後に英語数学のテストを受験する生徒の帰りのSHRは13時になるそう。2時間もあるなら、160人分の小テスト(せいぜい40点分)なんて処理できるわな、ということで110分間脇目もふらずで採点集計に没頭、当日中に返却してもらいました。主任数学先生(←公立高校でブイブイゆわせてから10年前にF校赴任、人生及び教職の大先輩)からは生徒(まだ面識はありません)が驚いていたと言われましたが、こんなのは戯れのハッタリですから、いずれ授業をやれば馬脚は直ぐにあらわれるでしょう。
 因みに、新高2の漢文は、前述の通り、本来なら私は出題だけして採点は新しい担当者に投げるという決まりなのですが、その「新しい担当者」の先生が今年度からの新任でいらっしゃる上に新中1担任としてオリエンテーション合宿の引率に出られたので、例外的に私が採点するということになっています。答案は明日届きますが、僅か15点分が200枚(しかも自分で作った問題)なのでこれはもう「瞬殺」です。

 15時から年休を取って早めに帰宅。入浴後に17時から居間で飲み始め。冷蔵庫の中の余り物を処理する摘み4品……を作って飲んでしている途中に、5月末のさし飲みの誘いを投げていたNくんから「18:30でいきましょう! なんとかします!」という頼もしすぎるリプが来たので、先日の上京旅行で感動体験をした松濤「燗缶(らんぷ)」のカウンターを2人で押さえました。『中島みゆき展』のオンラインチケットは、1ヶ月先の分しか買えないそうなので後日。東京1泊のJALパックを予約しながら、調子に乗って飲み過ぎてしまったのは反省(摘み4品の後で、湯豆腐まで作ってしまってました)。初訪問の所沢へはどこを起点に動けばいいのか全く分かりませんでしたが、取り敢えず大塚泊にしておけば何とかなりそうだと、これは「駅すぱあと」先生の教えに従順に。
 768蔵目・長野「勢正宗」(純米吟醸 無濾過生原酒)。