憂鬱という字書けても そんな偉くないのよ

 新学期3日目、本日の私の仕事は(昨日の日記に書いた)新高2課題テスト(漢文15点分)の採点。瞬殺。新中3の古文も、新高2の漢文も、ちゃんと勉強していた生徒が多かった印象、感心。

 明日が新高3漢文の初授業で、5クラス5コマを駆け抜けます。教材は2011年のセンター本試験で、学問における「遜」「敏」の必要性を説いた文章(筆者名をタイピングするのが面倒臭いので出典は省略、漢文あるあるです)。今日のうちに授業の板書計画を立てるのですが、初回だけは本題の前に完全初対面の生徒に対しての自己紹介が必要ですね。一応、F校出身(中学25回生・高校47回生)であることは言うとして、などと考えつつ、ふと他のF校出身教員の顔を思い浮かべた時に……あの先生は寮監長、あの先生は生徒指導部長からの学年主任からの教務部長、あの先生(同窓数学)は学年主任からの進路指導部長、あの先生は生徒指導部長、あの先生は進路指導部長からの高校教頭、あの先生は学年主任、あの先生は学年主任からの中学教頭……と、私以外の全員が管理職・運営委員の経験者だということに気づいて、一気にやる気を喪失してしまいました。
 いや、客観的に考えたらそらそーだわなと思いますし? 「やる気があるか無いか」と「やるかやらないか」とは独立の事象ですから仕事には何の影響もないですし? いーんですけども~。けども~……っていうのは、高3だったら(ギリギリ)ウケるかも知れないけど中3にはまだ早いかしら、などと考えて楽しいのが4月。

 夜は小料理屋「U」で飲んで、西鉄のスーパーで食材を買い込んで帰宅。こないだの私の膨張(肥・浮腫)をご覧になって「虫歯?」と驚かれた女将さんから「ちょっと萎んだ」の評を頂戴しました。本格的に絞るのは授業が始まってからですけど。