安楽浄土厄払い きっと終幕は大団円

 5時入りの職員室で、生徒が自習で解いてきた過去問を添削。SHRを副担任先生に任せて、K大学病院にタクシーで。小倉から新幹線でお越しの母君と病院で落ち合い、母君の定期検診に付き添う。

 冬の肺切除・ガンマナイフを経て、リンパ転移の癌が体内の何処かに潜んでいる状態の母君。血液検査にCTにという検査を受け、幸いなことに今日の結果は「異常なし」。食生活改善もあって数値は前より良くなっている程です。
 現在、はっきりそれと分かる癌がないので無治療経過観察、2ヶ月置きの検診で様子を見る以外は通常の生活を送る日々が続きます(いつまでも続いて欲しいところです)。次の検診は3月17日。

 病院入り口のドトールで軽くお茶をして、タクシーでJRのK駅へお送り。母君もそうでしょうが、私も「異常なし」の結果に安堵、し過ぎてお渡ししようとした太宰府天満宮の御守りのことを完全に失念していました(後で電話でお詫びしました)。

 昼前に学校に戻ってデスクワーク。16時から理系東大漢文特講。その添削は明朝に回して、高3担任団は市内のホテルに全員で出張。K予備校がどこよりも早いセンターリサーチの報告会を行うのです。
 ホテルではぶ厚い資料と長い説明とを聞く。その後、ホテル横の居酒屋で軽く食事をして、帰宅。

 あ、そうそう。「TEEN! TEEN!」をご覧になったという母君からは、「仕事もしないであんなことさせられて大変ねぇ」という(まともに仕事をしていないからあんな遊びみたいな仕事が回ってくるんじゃないのかという本意が透けて見えそうな)哀れみの言と、「あんなに本をたくさん職場に置いて煙たがられないの?」という「F校の常識は世間の非常識」という格言を彷彿とさせる質問とを頂戴致しました。