How can I be sure in a world that's constantly changing

 朝の4時~5時にかけてBSで放送されている洋楽番組(60年代・70年代のヒット曲を延々と流すだけ)を、お風呂のお湯をためている間などにちらちらと。数日前、大好きな曲が連続して流れた(Young Rascals「How Can I Be Sure」→The Turtles「Happy Together」)ので喜んでしまったのがきっかけです。但し、The Turtlesについては見てくれが曲から想像していたのとは(悪い意味で)全く違ったのが少しショックでした。
 というわけで、ちらちらと、が高じて終わりまで観てしまったら、家を出発するのが5時、学校入りが5時15分ということになります。本日がそうなってしまったため、「日常性の維持」原理主義者としてはこれではいかん、ということで明日からは4時45分出発を再開しよう、と予備校から渡された色紙(63回生浪人生へ、元担任団から激励のメッセージ)にいつもの「虎視淡々、日常性のeasy!」の文字を書きながら。

 学校小ネタ2つ。
 高3のとある生徒が、机の上に学習とは全く関係の無いオブジェを置いてるのが妙に気になり。近づいて見ると、プラスチックの柄杓の水をすくう部分に、ジンベエザメのぬいぐるみ(?)を突っ込んである。私「ずっと気になってるんだけど、その置物何なの?」 生徒「シャークです」 私「あ、サメ」 生徒「違います。シャークです。シャーク・イン・杓」 試験監督なのに脳内で「釈お酌」が流れ始める裏紅白歌合戦、笑いが止まらなくなって廊下で脳を冷却する始末。
 24日深夜、バイクの4人組による連続強盗事件が市内で発生。んまに危ない街やなここは、とか他人事のように思ってたらF校正門の警備カメラに犯人らしき一行が映ったとかで警察も来て俄に走る緊張感。塾通いの寮生は帰りが22時以降とかになるから余程の注意が必要、ってか犯人捕まれ、ってか正門にカメラとかあったのね。

 授業は4限の文系東大現代文。少し古いですが98年の西谷修。23年前の新聞寄稿は脳死の是非を識者が論じるシリーズで、参考資料にはそのシリーズ全6回の記事を全文配布。で、その中に一人、ひろさちや氏が。
 ちょっと前に、まっぴぃから送られて来た「顔」クイズ、誰だこの白髪柔和の老紳士、の答えが「ひろさちや」で思わずそんなん解る訳ないやろと。でも、解らなかった理由はもう一つありまして、上記23年前の新聞寄稿に付された写真はグラサン&黒海苔髪型のオジサンで、私の中のさちやが完全に「タモリ箱」に入ってたから。
 本題に戻って授業の方は、解答するだけで50分弱かかってしまい解説の時間が取れなかったので、放課後のSHRの後に急遽時間を取って解説。東大文系数学の特講は、通常の開始時刻を少し後ろにずらしてもらいました。

 上記解説の後は、月イチ定例の職員会議。だったのですがこれが「ウナギかよっ!」とツッコみたくなるほど長かった。実に2時間。今日は19時から職場飲み(ベテラン体育先生・事務嬢さん)が入っておりまして、会議後に会場に直行したらジャスト19時だったので結果オーライではありましたが。
 話題は全部仕事のことだったけれども、飲んで騒いで楽しかった。23時帰宅、「4時45分出発再開は……明後日からにしよう」と原理主義者の風上にも置けぬことを考えながら気絶するように入眠。